【コピアポ=浜砂雅一】チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山の落盤事故で、地下に閉じ込められた作業員の救出作業が13日午前0時に始まる見通しとなり、現地では、帰還を待ちわびる家族らの間で期待と興奮が高まっている。
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「息子とまもなく会えると思うと、本当にうれしい。戻ってきたら、とにかく抱きしめるわ」
作業員ダニエル・エレーラさん(27)の母、アリシア・カンポスさん(57)が11日、興奮気味に話した。鉱山入り口脇のキャンプ「エスペランサ」(希望)で他の家族らと共に1か月以上、テント生活を送ってきた。日中は、救出用立て坑を掘る掘削機が見える場所に座り、帰還を祈り続けた。手元には、地下に手紙などを送るのに使ったプラスチック製カプセルがある。カプセルをなでながらカンポスさんは「息子の代わりみたいなもの。とても大切だ」としみじみと語った。
(2010年10月12日21時31分
読売新聞)
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