こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
先日生徒から「先生が学生の頃、調べたいものとか、わからないものがあったらどうやってたん?パソコンとかなかったやろ?」と聞かれました。そんな昔の人間ちゃうわと言いたいところでしたが(笑)、実際にはパソコンを個人で所有している人はごくわずかな時代でした。
今でこそ、よくわからない言葉や何か調べたたいときには、スマホで一瞬で検索して調べることができ、それに慣れてしまい当たり前のように感じていましたが、よく考えてみると20~30年前にはそんなことはできなっかのですね。勉強面でも英単語や言葉の意味なら辞書で調べていましたが、「理科のこの実験の意味がわからない。なんで、こうなるんかがわからない」「英語でこの表現とこの表現の違いがよくわからない」などと辞書や教科書にはのっていないものになると、一気に困りました。学校の先生や勉強のよくできる友人に質問したりもしましたが何度も何度も聞きに行くのはさすがにできませんでした。だから、そのままにしておいたり、「意味はわからんけど、とりあえず丸暗記しよう」という勉強の仕方をしていました。
また勉強面以外では、生活の知恵というか、そういったものはほとんど情報がなく、家族や友人そしてテレビや新聞といったものが主な情報源でしたので、今と比べると世界がとても狭かったように思います。ちょっと体調が悪かったり、何かできものができたりして病院に行っても、こちらに知識がないので病院の先生の言うことを信じるしかありません。医者を信じていないわけではありませんが、こちらが知識がないというのは危険だなと思います。事故などのトラブルの場合も、今は少し検索すればその対処方法が調べることができ、パニックにならずに済みます。
そういった意味では、いつでもどこでも検索できるという世界は、人々に知識を与えてくれて、より豊かな安心できる暮らしを実現させてくれているといえます。インターネット上のものは、真実だけではなく嘘も多いからといわれますが、それは新聞やテレビも同じです。それを承知の上で利用すれば、これほど便利なものはないですよね。
このように20~30年前とは比べものにならないほど、簡単にそして多くの情報を手に入れることができます。私の場合は塾の講師と言う仕事ですので、一般の人よりさらに助かっていると思います。生徒たちからいろいろな質問がありますが、正直すべての質問に答えることなんてできません。知らないことはたくさんありますから。ですが、パソコンでささっと検索すれば、一瞬で解決です。パソコンやスマホは仕事でも必需品になりました。
これほど何でも簡単に調べることができる世の中になったのに、子どもたちの知識が増えていないのはなぜでしょうか?
簡単にいえば、調べようという気持ちがないからです。いくら便利な機械が出現しても、それをどう利用するのかでその価値が変わってきます。ゲームにしか使っていなかったら、それは昔からあるただのゲーム機と同じ価値しかありません。
知識が増えていないと言いましたが、実際にはものすごく知識が豊富な子どももいます。彼らは便利な機能の1つである「検索」を多用し、勉強面に限らず日常生活で疑問に感じたことなどをすぐに調べます。ですから、私が若いころと比べて圧倒的に彼らの方がたくさんのことを知っています。
先日、駅での中学生の会話で「〇〇って知ってる?」「ううん、知らんわ。なにそれ?」「俺もあんまり知らんねん。」という会話をお互いがスマホを持ちながらしていました。「おーい、そのスマホで調べたらええやん」と声をかけたくなりました。
今の子どもたちは、昔の不便な時代のことを知らないので仕方ないのですが、私からしてみたら、すごくもったいないなと思ってしまいます。知らないことやわからないことがあれば、すぐに調べる。5分も10分もかかるものではなく、1分ほどで終わる作業なんですから、ぜひそういう使い方を教えてあげてください。この作業の積み重ねがきっと役に立つようになりますから。
ONE-SのHP
先日生徒から「先生が学生の頃、調べたいものとか、わからないものがあったらどうやってたん?パソコンとかなかったやろ?」と聞かれました。そんな昔の人間ちゃうわと言いたいところでしたが(笑)、実際にはパソコンを個人で所有している人はごくわずかな時代でした。
今でこそ、よくわからない言葉や何か調べたたいときには、スマホで一瞬で検索して調べることができ、それに慣れてしまい当たり前のように感じていましたが、よく考えてみると20~30年前にはそんなことはできなっかのですね。勉強面でも英単語や言葉の意味なら辞書で調べていましたが、「理科のこの実験の意味がわからない。なんで、こうなるんかがわからない」「英語でこの表現とこの表現の違いがよくわからない」などと辞書や教科書にはのっていないものになると、一気に困りました。学校の先生や勉強のよくできる友人に質問したりもしましたが何度も何度も聞きに行くのはさすがにできませんでした。だから、そのままにしておいたり、「意味はわからんけど、とりあえず丸暗記しよう」という勉強の仕方をしていました。
また勉強面以外では、生活の知恵というか、そういったものはほとんど情報がなく、家族や友人そしてテレビや新聞といったものが主な情報源でしたので、今と比べると世界がとても狭かったように思います。ちょっと体調が悪かったり、何かできものができたりして病院に行っても、こちらに知識がないので病院の先生の言うことを信じるしかありません。医者を信じていないわけではありませんが、こちらが知識がないというのは危険だなと思います。事故などのトラブルの場合も、今は少し検索すればその対処方法が調べることができ、パニックにならずに済みます。
そういった意味では、いつでもどこでも検索できるという世界は、人々に知識を与えてくれて、より豊かな安心できる暮らしを実現させてくれているといえます。インターネット上のものは、真実だけではなく嘘も多いからといわれますが、それは新聞やテレビも同じです。それを承知の上で利用すれば、これほど便利なものはないですよね。
このように20~30年前とは比べものにならないほど、簡単にそして多くの情報を手に入れることができます。私の場合は塾の講師と言う仕事ですので、一般の人よりさらに助かっていると思います。生徒たちからいろいろな質問がありますが、正直すべての質問に答えることなんてできません。知らないことはたくさんありますから。ですが、パソコンでささっと検索すれば、一瞬で解決です。パソコンやスマホは仕事でも必需品になりました。
これほど何でも簡単に調べることができる世の中になったのに、子どもたちの知識が増えていないのはなぜでしょうか?
簡単にいえば、調べようという気持ちがないからです。いくら便利な機械が出現しても、それをどう利用するのかでその価値が変わってきます。ゲームにしか使っていなかったら、それは昔からあるただのゲーム機と同じ価値しかありません。
知識が増えていないと言いましたが、実際にはものすごく知識が豊富な子どももいます。彼らは便利な機能の1つである「検索」を多用し、勉強面に限らず日常生活で疑問に感じたことなどをすぐに調べます。ですから、私が若いころと比べて圧倒的に彼らの方がたくさんのことを知っています。
先日、駅での中学生の会話で「〇〇って知ってる?」「ううん、知らんわ。なにそれ?」「俺もあんまり知らんねん。」という会話をお互いがスマホを持ちながらしていました。「おーい、そのスマホで調べたらええやん」と声をかけたくなりました。
今の子どもたちは、昔の不便な時代のことを知らないので仕方ないのですが、私からしてみたら、すごくもったいないなと思ってしまいます。知らないことやわからないことがあれば、すぐに調べる。5分も10分もかかるものではなく、1分ほどで終わる作業なんですから、ぜひそういう使い方を教えてあげてください。この作業の積み重ねがきっと役に立つようになりますから。
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