個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

たとえ正しいことであったとしても

2020-03-25 12:53:06 | 不登校
おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

みなさんは、学生時代、楽しんで学校に通っていましたか? 授業を受けることが楽しかったですか?

「楽しかった」と答える人にはそれぞれ理由があるでしょう。「友達と遊べる」「クラブが楽しい」これらが楽しい理由の上位にくるでしょうか。
こうした楽しみや拠り所がない子どもたちは、何を目標に、何をモチベーションとして学校生活を送っているのでしょうか。「学校に行くことは義務だから」「行かないと人生が終わってしまうから」そんなネガティヴな感情で通っている子どもはかなりの数いるのではないでしょうか。

学校という場所は、もちろんいい面もあるのですが、やっかいなところでもあるのです。たとえば、音楽で歌のテストがありますよね。私なんかは、人前で話すことすら当時は恥ずかしくてできなかったのに、歌を歌うなんてできるはずがない。でも歌を歌わないと音楽の内申点が下げられるから仕方なく歌いましたが、本当に嫌で嫌で前日の晩から不安で眠れないときもありました。「どうしてそんなことぐらいで?」と思われる方もいるでしょうか、当の本人にとっては大きな悩みなのです。

「そういった経験が社会にでたときに役立つんだよ」確かにそれはわかります。だからといって、私は成人してからも人前で話すことは苦手のままで、それが大学卒業後に「ひきこもった」大きな原因の1つとなったのは間違いありません。つまり人前で歌を歌わせられたり、発表させられたりしたことによって苦手が克服できたわけではないのです。逆にそれらがうまくいったことがなかったため、さらに自信をなくしコンプレックスになった気がします。大人になると、失敗することがあってもそれを受け入れることができ、もっと上達するためにどうすればよいのかを考えることができたり、そもそも失敗してもそれほど落ち込まなくなるのでそのうち慣れてきます。ですが10代の思春期真っ最中の子どもたちにとっては、1回や2回の失敗でその学校生活に大きく影響を及ぼすことだってあるんです。

繰り返しになりますが、学校で歌のテストや人前で発表させることをやめろと言っているのではなく、それらはおそらく子どもの成長にいい影響を与えるケースが多いでしょう。ただ絶対に正しいものだ!というのは少し私は怖く感じます。これまでの先生の経験だけで「これは絶対に正しいものだ!」という判断は危険なことのように思います。

たとえば、こんなこともありました。不登校になった生徒が頑張って学校に行きました。1ヵ月以上休んだ生徒が教室に入ることの恐怖を想像してみてください。クラスの同級生からは「何しに来たんや?」みたいな感じで見られ、ときにはわずかに耳に届くほどの小声で、悪口を言われているかもしれません。授業中、座っているだけでも不安でいっぱいの、そんなメンタルがかなり削られている状態の子がみんなの前で発表などできるでしょうか。先生は「この子はコミュニケーションに問題がある。このコミュニケーション能力を高めてあげれば毎日学校にこれるはずだ。そのためには話すことに慣れさせなくては!」という思いからでしょう。授業でも積極的に、この生徒を当てて答えさせ、意見を発表させました。不登校の間、勉強もできていなかったので、当然授業をうけてもほとんど答えられません。先生に当てられても答えられるはずもなく、いつも「わかりません」としか言えませんでした。そうすると、この子をイジッってくる子たちもでてきます。教室に入って授業を受けているだけでも大きなストレスになっているのに、それに追い打ちをかけるようなことをしているんですね。

甘やかすのではなく段階を経て、徐々にならせていくということが大切であって、いきなり高いハードルをつきつけられてしまったら、せっかく振り絞って出した勇気も消え失せ、二度と教室には入れなくなってしまいます。基本的には先生たちは不登校の子どもたちのことを心配しています。なんとか学校に来ることができるようにと、いろいろ考えたり試したりしてくださっていると思います。ですがその前に必要なものは、彼らがどうして不登校になったのかというその原因を知ること、あるいは知ろうとすること、彼らが毎日どういう気持ちで過ごしているのか、そして自分にとって正しいと思う行為であっても、それは正しくない場合もあるということを理解することが必要だと思います。マニュアル通りにいくことなんてほとんどありません。生徒1人1人に対して「そんな時間はない!」というのは、もっともなことですが、子どもたちの人生がかかっていることなんです。

学校側ができることは先生の人数や、しなければならない仕事を考えると今が限界かもしれません。先生も勉強を教えることはプロであっても、子どもたちの心のケアの専門家ではありません。ですから先生にすべてを押し付けるのではなく、学校にどんどん勉強を教えること以外の専門家を招いたり、ときには先生たちも講習を受けてもらって初歩的な知識だけでも持ってもらったり、あるいはどうしても学校に行くことができない子どもたちが通える場所をつくったり、そういったものが必要なのではないでしょうか。

私の塾でもすべてのことができるわけではなく、勉強を教えることが中心となりますが、「子どもたちにまだ絶望してほしくない。自分の将来に希望をもって進んでもらいたい」という思いをもって子どもたちに接しています。人生を諦めるには、まだ早すぎる子どもたちです。なんとか前向きな気持ちになってもらえるよう私なりにいろいろ考えて彼らと接しています。彼らの表情が少しずつ明るくなり、出てくる言葉もネガティヴなものからポジティブなものに変わっていくとき嬉しくて何ともいえない気持ちになります。

これからますます不登校で苦しむ子どもが増えていくと予想されています。もっと大胆な改革や変化を望んでいますし、私にも何かできることはないか考えていきたいと思います。今苦しんでいる不登校の子どもや、そのご両親。とても辛い状況でしょうが、きっと光は見えてきます。決してあきらめずに、変化が現れるときが必ず来ると信じてください!

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新しい1歩を応援してるよ

2020-03-20 20:24:06 | 教室から
こんばんは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

コロナウイルスの拡大によって学校が休校になったり、卒業式が中止あるいは簡素化されたものになったりで、今年の卒業生は大変だったでしょうが、無事に卒業もでき、高校にも合格し4月からはみんな新しい環境へと進んでいくね。

塾には高校生になっても引き続き来てくれる子もいますが、やはり一緒に受験を戦ってきた生徒とのお別れはさみしいですね。3年以上塾に通ってきてくれた子もいますし、半年ほどの子もいますが、期間がどれだけであれ、受験前の数ヵ月の授業は中身が濃く、私も生徒も必死になって頑張ってきましたので、この期間に太い絆のようなものが生まれたように感じます。そんな彼らとの時間は私にとっては宝物です。きっと彼らなら新しい環境でも頑張ることができるでしょうし、なにか困ったことがあったりしたら、頼りないかもしれないけれども、いつでも連絡しておいでな。

また、受験のことはもちろん、いろんなことで悩んできた生徒もいました。私も彼らとともに、一生懸命悩み、考え、解決の方法を模索してきました。そんな時間も彼らとの信頼関係を築いていくうえで、とても貴重なものとなりました。本人たちは、もうこれ以上無理!というくらいまで悩み苦しんできたでしょうが、彼らも4月からはそれぞれ新しい環境へと旅立っていきます。不安がないといえばうそになってしまいますが、彼らは一回りも二回りも成長しています。新しい環境になじめず、しんどい時期もあるかもしれませんが、中学校で悩み苦しんできたこの経験がきっと役立つはずです。彼らにも私は最大限の力で応援をしています。もし、高校でしんどくなったときには、いつでも連絡しておいでな。もちろん楽しんでいるよ!という報告も大歓迎だからね。

私たち大人と違い、10代の子どもの成長は驚くべきスピードです。そんな彼らの成長を身近で見ることができ、それに感動させてもらえることも多々あり、そしてそれに刺激を受けることもあり、この仕事を選んで本当によかったと思えます。

卒業するみんな、おめでとう!君たちとの時間をずっと忘れないよ。そして引き続き塾に来てくれるみんな、またこれからもよろしくお願いします。
そして新学期から新しく来てくれる子たち。スーパーな頭脳を持っているわけではなく、とびぬけて教えることが上手なわけではない、こんな私ですが、手を抜くことなく自分なりに最大限の力で指導していくことだけは約束するんで、これから一緒に頑張っていきましょう。

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まだ進化する可能性が残っているんだ

2020-03-12 21:52:41 | 教室から
こんばんは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

このブログでも何度か書いていますように、私は大学卒業後、いったん就職しました。しかし、これを職歴として書いていいのか迷うほどのスピード、わずか2週間で退職しました。そこから数年間のひきこもり生活を経て学習塾を始めて現在に至りますので、会社で働くということはどういうものなのか、どういった仕事をするのか、人間関係がどれほどめんどくさいものなのかということが、経験をしていないのでよくわかりません。また、会社で働くことと、今のように個人で塾を経営することとでは、どちらがやりがいがあり、どちらが幸せなのか比べようもありません。しかし確実に言えるのは、今の仕事に私は十分すぎるほど満足していること、とてもやりがいを感じていること、退職してよかったと思っていることです。

ただ、会社という組織に属していない分、私のようにいい加減な人間には少し困ったことも確かにでてきます。たとえば、健康診断です。組織に属している場合は、定期的に健康診断を受けることが一般的であり、血液検査の結果などでよくない数値が現れた場合は、食生活を見直したり、薬を飲んだりと、比較的早い段階で対処できます。自営業の人でも、毎年きちんと受診している人は多いかと思いますが、私の場合は「まあ、特に調子悪くないし大丈夫やろう」「まだまだ若いし行かんでもええやろ」と長い間健康診断には行っていませんでした。

ですがさすがに45歳を過ぎ、体力的な低下が自分でもはっきりとわかるようになってきたので、今年こそは健康診断に行こうとちょうど1年前に決意し、それから半年後にようやく健康診断に行きました。実に20年ぶりの健康診断です。いざ受診するとなると、「もしかして大きな病気が見つかったらどうしようか?」と不安になり、行くのをやめようかと何度も思いましたが、勇気を振り絞って病院に行きました。

結果は特に大きな問題はなく(運動不足と食生活が悪いため、それらが原因の数値は悪かったですが)安心しました。ですがそれ以外にこの健康診断で驚くべきことがあったのです。

血液検査やレントゲンなどをする前に身長や体重、視力などを測定しました。そしたらなんと身長が178.5㎝だったのです。何が驚いたかというと、高校3年生のときの身長が176㎝、就職したときの身長も176㎝。私の身長はそのあたりでとまっていたはずなんです。それが、24歳から47歳の間に身長が2.5㎝も伸びてたんです。年をとると身長は縮んでいくと思っていたのに、まさか伸びていたなんて。病院の先生も驚いていました。

成人したら身長は伸びないものと決めつけていたけれども、こうして実際に伸びていたんです。「そっか、年をとっても成長する可能性があるねんな」単純な私はそう思いました。「頭の回転もだんだんと鈍くなってきたけれども、ちゃんと訓練すればまだまだ伸びるかもしれん!」うーん、ポジティブシンキング(笑)

実際、私は今年塾を開いて以来、初めて大学受験をする生徒を教えました。小・中学生を中心に勉強を教えてきましたので、高校の分野の大部分は忘れてしまっていました。しかし、せっかっく私を頼ってくれて来てくれてる生徒のためにもという気持ちで、もう一度初めから大学受験の勉強をしました。まだまだこの1年間で取り戻すことはできませんでしたが、それなりのレベルにまでは到達できたと思っています。分野によっては受験した頃よりも理解できているところもあると思います。

「30歳過ぎて新しい勉強しても頭に入るはずがない」そう思っていたので、これまでは大学受験生を受け入れることはありませんでした。卒業した塾生が高校生になって、定期テストがわからないから教えてほしいというようなレベルの勉強は教えたことはありましたが、受験生を教えることはなかったです。ですが今回思いっきていざ挑戦してみると、47歳でもまだまだ頭に入ってくるではありませんか。自分で勝手に自分の限界をつくっていただけではないだろうか。

子どもたちにも同じことがいえると思います。少し出遅れてしまったり、ほんの少し理解が遅かったりしたせいで、テストの点数があまりよくなく、それで自信を失ってしまうケースです。ただ勉強量が少なかっただけで、能力が低いわけでもないのに、先生からも親からもそういった目で見られて追い打ちをかけられ、完全に自分で限界を作ってしまっているのです。この思い込みがやっかいなのです。これがやる気をなくさせ、悪循環を生む最大の原因なのです。「どうせやってもできるようにならないから」そういう限界を自分で作っていると、せっかっく勉強してもその効果が薄いのです。非常にもったいない。

これを完全に取り払うのは難しいですが、少し意識を変えてあげるだけで勉強の効果がずいぶんと違ってきます。前向きな気持ちで勉強できるようになるため、吸収する量がかなり増えます。そしてなにより自信がついてきます。それまであまり勉強してこなかった子どもが、受験前になると何時間も勉強できるようになるのは、合格したい!という気持ちだけが原動力ではなく、自分を信じて勉強し始めたことにより学力が上がったことで自信がつくことも大きな要因です。

ですから、まずは意識を変えてあげることから始めることを私は重要視して指導します。何か1つでも、点数がとれる科目ができると子どもたちは大きく変わります。まだまだこれから無限の可能性がある子どもたちです。限界を作ってしまうのはもったいなすぎます。自信をなくしていた子どもたちが、生き生きと勉強するようになったときは本当に嬉しくなります。

私も48歳になりましたが、まだまだ成長すると信じて頑張っていこうと思っています。人間いくつになってもきっと成長できるはず。「もう年だから」なんて言い訳はせず、頭の運動だけでなく、体力づくりにも励んでいこうと思います。めっきりしなくなってしまった(笑)ウオーキングも再開しよう!

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本当にありがとう!思いっきり力を送ってるよ!

2020-03-10 22:25:14 | 教室から
こんばんは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

いよいよ明日、公立受験です。今日は生徒たちと最後の対策授業を行いました。緊張や不安でいっぱいな子もいましたが、みんな最後まで一生懸命勉強に取り組んでいました。なんとか明日、それぞれが自分の力を出せるようにと祈っています。

ここ数年の大阪の公立高校の入試問題は本当に難しいです。普段の定期テスト用の勉強をしていただけでは、とても公立問題には歯が立ちません。私も生徒たちに教える前に一度自分で解いておかないと、スムーズに教えることができないほどです。ですからこの時期には私の勉強量も一気に増えます。おかげで少し賢くなっているような気がします(笑)

公立の過去問や予想問題を私が解くときも、時間を測ってします。実際に私自身が入試と同じ時間内で問題を解くことで、時間配分などのアドバイスがしやすくなります。公立の入試問題では、トップ校であっても8割も9割も必要なく、7割とることができれば十分ですので、いかに時間をうまく使って、どの問題を捨てるのかが重要になってきます。

特に英語や数学はかなりのスピードでしなければ時間が足りません。私も時間内で終わらせることはとても困難ですし、時間内に終わっても全問正解とはなりません。しかも、実際に自分で時間をはかってやってみてわかったことですが、その日の調子というか、頭の疲れ度合いによっても、点数が大きく変わってきます。センター試験よりも、ある意味難しいのではないでしょうか。

そんな試験を中学生は受けなければなりません。毎日毎日、必死で頑張りました。塾でも時間を測って過去問や予想問題に何回もチャレンジしました。最初は全然時間が足りなくて、みんな落ち込んでいたのですが、やはり若さというのは素晴らしい! 日に日に問題に慣れていき、点数もどんどん伸びてきました。

私は約20年間塾の講師をしています。ですから、それなりに多くの問題を解いてきたおかげで、私の頭の引き出しにはある程度の「解き方のストック」があります。ですがまだ中3の子どもたちには、そのストックはほとんどないはずです。そんな彼らがこのような難問にチャレンジし、できなくて心が折れそうなときもあったでしょう。それでも「合格したい!」という強い気持ちで歯を食いしばって頑張りました。そんな彼らを私は誇りに思います。

今、この時間になっても、明日の試験のことが心配で眠れない子もいるかもしれません。今まで経験したことがないような、緊張や不安に襲われているかもしれません。そんな彼らに直接何もしてあげられませんが、私は彼らを信じて、そして彼らにずっと力を送り続けようと思っています。

みんな頑張れ!俺も今から明日の試験が終わるまで、みんなに力を送り続けるから。みんなが力を出し切れるようにずっと応援してるから!

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君たちは本当にすごい!

2020-03-06 09:43:46 | 教室から
おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

今週から大阪も小中学校が休校になりました。しかたのないこととはいえ、3月11日に公立高校の受験を迎える子どもたちにとっては、受験だけでもプレッシャーと闘いながらでしんどい毎日を過ごしているのに、ウイルス対策もしなければならず、大きな試練となってしまいました。

ONE-Sでも、今週は基本的に受験生以外の生徒さんはお休みとさせていただいております。受験生以外の生徒や親御さんにはご迷惑をかける形となりましたが、みなさん不満を言うどころか、私や受験生の体を気遣ってくださり、優しい方たちに囲まれ本当に幸せだと改めて実感しました。その優しさを力に変えて、私も最後まで受験生の指導をしっかりとしていきたいと思っています。

いつウイルスの感染が爆発的に拡大するのか、もしかしたら受験日が延期になるのかという不安もあるでしょうが、生徒たちはそんなことをほとんど気にせず、来るべき受験の日に万全の態勢で挑めるように、一生懸命頑張り続けています。みんなの「絶対に合格したい!」という想いが日に日に増してきて、それがビシビシと私の心に響いてきます。教え残したことがないように、私もすべても彼らに伝えていきたいと思います。

今後、ウイルスがどのように広まっていくのか、私には到底わかりません。状況に応じて、いろんな対策がとられるでしょう。ただ1つ、こんな子どもたちの頑張りを軽く考えてほしくない!ということは声を大にして言っていきたいと思います。日本という国全体のため、あるいは子どもたちのための対策は当然賛成ですが、大人の都合、特にある特定の人たちの都合だけで子どもたちが苦しい状況になることだけは絶対に許せません。

大人からしてみれば、受験、特に高校受験なんてずいぶんと昔のことでしょうし、また自分の人生においてそんな大きな意味を持っていないかもしれません。確かに高校で人生が決まってしまうほどのことはないかもしれません。ただそれは、大人になった今だからこそ言えることであって、受験生たちが生きている世界はまだまだ狭いんです。そんな彼らにしてみれば、大げさではなく、高校受験にこれまでのすべて、人生をかけて勝負している子も少なくないのです。そんな彼らの想いを踏みにじることだけは絶対にしてほしくないのです。

みんな、もう少しやな。この状況の中でホンマよく頑張ってる!私立受験のときよりも、さらに数段ギアを上げてきてるな!心から尊敬してる。毎日君たちと勉強することで、俺はいつも勇気をもらってるよ。その恩返しのためにもすべての力を出し切ってみんなに勉強を教えていくから受験まで一緒に元気なままで頑張っていこうな。

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