遺体屋の仕事

日常生活では見ることも聞くこともない「遺体屋の仕事」とは・・・

大切なものって何だろう。

2006-05-30 09:01:06 | 自殺 遺体処置
故人様は60歳の男性。
死因は定年退職日翌日の首吊り自殺。

それまで一生懸命働き、家族を養ってきたそうです。
息子さんも娘さんも社会人になり、昨日までは奥さまと二人で水入らずで生活してきたそうです。

しかし、定年を境に離婚することが決まっていたそうで最後の出社をした日の夜中に自ら命を断ったそうです。


若輩の私には理解できない様々な問題や想いがあるのでしょうが、長年、家族を支えるために働いてこられた故人様が、なぜ、死を選ばなければならなかったのか。

これは私の憶測ですが、男の人は家庭を省みず、仕事一筋になるときがあるのかもしれません。地位や名誉、経済環境の向上を望んで頑張りすぎてしまうのかもしれません。
しかし、「働くために生きている」のではなく、「生きるために働く」のではないでしょうか。
順番を取り違えてしまうと、もしかしたら大切なものを失ってしまうのかもしれません。






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10 コメント

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Unknown (まぷ)
2006-05-30 09:38:54
ブログ読ませていただいています。なさっているお仕事も私達が想像もつかないハードさがあると思います。そして、人間のさまざまなものをみていらっしゃるのですね。日々体力的にも精神的にもきついでしょうが、どうかその色々なもをご自分の糧にされてあなたの人生を素晴らしいものにして下さい。私は小さな人間ですが、あなたのブログから色々なものを感じ取り、学ばせて頂いています。

文章ではうまくお伝えできないのですが、思わずコメントを入れてしまいました。お若いでしょうが、皆さんお体に気をつけて下さいね。
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まぷさん ()
2006-05-30 09:50:08
コメントいただき、ありがとうございます。

私がもっと大人で人生経験豊かであったら もっともっと多くのご遺族の悲しみや痛みを理解し、悲しみを安らぎにかえられるような言葉掛けや行動ができるのでしょうが・・・。



一生懸命、頑張っていきます。
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自殺志願者でした (SAM)
2006-05-30 13:16:26
死にたいと思ってました。

自宅が火事にあい。無一文になりました。



死んだら楽かもと思ってました。



好んで グロテスクな画像を見て気分を落ち着かせました。



最近 このblogを発見して 嬉しく思います。



言い方悪いですが自殺って 部屋に生ゴミぶちまけるようなものですよね?

こんなにも おぞましいものに なりたくないんで今を生きます。



飾らないありのままの 記事には好感持てます。

コメントたびたび書かせてもらいます。
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Unknown (みさと)
2006-05-30 16:32:20
お仕事、ご苦労さまです。若いのに偉いですね。ブログを読んで刺激されました。大変なお仕事だと思いますが頑張ってください。
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拝見しました (青森のO山です)
2006-05-30 16:40:27
御社のH田さんには以前大変お世話になりました。このような形で活躍されているのをこのブログで知ることができました。連絡する機会も少なくなりましたがどうぞご自愛くださいませ。
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青森の○山さん ()
2006-05-30 18:36:26
はじめまして。社長に伝えましたところ、『懐かしいな~。ヨロシク伝えてください』とのことです。
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Unknown (ユミ)
2006-05-30 19:43:00
頑張ってますね。応援してますからブログを続けてくださいね。
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毎日ドラマがありますね (ゆりり)
2006-05-30 20:39:39
何もドラマがない日はないくらい,このお仕事にはドラマがありますね。

離婚を決めていた奥さんは,混乱されているのではないでしょうか?
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はじめまして (都内30歳独身です)
2006-05-30 22:11:19
いつもブログを読ませてもらってます。文面から茜さんの人柄がでていて勝手に茜さんがどんな子なのか想像してしまってます。できたら直接メールをしたいんですけど無理でしょうか?
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きもいんだよ (そんなだから都内30歳独身ですなんだよ)
2006-06-15 19:15:11


はじめまして (都内30歳独身です) 2006-05-30 22:11:19



いつもブログを読ませてもらってます。文面から茜さんの人柄がでていて勝手に茜さんがどんな子なのか想像してしまってます。できたら直接メールをしたいんですけど無理でしょうか?









しねや
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