8月31日に開催したスピンオフ会であがったおすすめ本のリストです。
もっと大きいものが見たい、ダウンロードしたいという方はこちらへ。 . . . 本文を読む
著者: 辻原登講談社 発行年月日:2007/03/20近田春夫が「家庭画報」に連載していた「僕の読書感想文」で激賞していたので読んでみました。(しかし、近田春夫と「家庭画報」って・・・。)
江戸末期から明治にかけての大落語家、三遊亭圓朝の幻の演目「夫婦幽霊」が現代になって発見された、という話。
時は幕末。江戸城本丸御金蔵から大金四千両が盗まれ、犯人はその半年後、世に言う安政の大地震の騒ぎにまぎ . . . 本文を読む
村山由佳/著 出版社名 文芸春秋 出版年月 2009年1月
デヴュー作の『天使の卵』しか読んだことがなかったので、著者には「純愛小説家」というイメージがありました。その著者初めての官能小説が、これ。『週刊文春』連載小説中最高の官能小説とのふれこみでしたが、果たしてその実態は……。主人公の高遠奈津は35歳の人気脚本家。年齢、仕事こそ違いますが、埼玉の田舎で半農半脚本家生活 . . . 本文を読む
アルフレッド・ランシング著 新潮文庫 820円
裏フリースもこもこパンツをはき、腹巻きポケットにホカロンを入れ、首にネックウォーマー、下着はもちろんユニクロヒートテック。エアコン設定温度23度、床にホットカーペット、毛布のひざかけ、手元に焼酎お湯割り。このように暖かく暖かくして読むと臨場感がひときわ盛り上がる、20世紀初頭南氷洋漂流寝袋びしょびしょ涙がつららの厳寒サバイバルノンフィクションで . . . 本文を読む
読書会「おもしろ本棚」について
おもしろ本棚について、簡単にご説明をさせていただきます。
この読書会は約40年前に発足し(古い!)、現在、文学評論等をお書きになっている 菊池 仁さんに講師をお願いしています。
●主な活動内容
・毎月第3土曜日(原則)午後2時~4時頃まで、千代田区内、あるいは港区内の会場で読書会を行っています(3月と8月はおやすみ)。
課題本は、出席者の投票で決定しますが、新刊もあればいわゆる名作もあり、洋の東西を問わず、 内容のカタいものもユルいものも小説もノンフィクションも、何でも読みます。決まった本は、各自で購入したり図書館で借りたりしています。
過去の課題本と例会とレポートはこのブログで紹介しているのでご覧ください。
・読書会の進め方は、課題本推薦者を一番手に各自が雑感を述べ、講師の総評の後で思い思いに語り合う、というスタイルをとっています。
・現在、正会員は50代~80代の30名弱ですが、特に年齢枠はなく、男女不問。
そのときどきで出席者は十数名ぐらいが集い、読書会後は自由参加の二次会も行っています。
若い頃から本が好きで、いつの間にか年をとってしまった会員も多いのですが、 最近参加された方もあれば、以前の会員が戻って来られることもあります。
・そのほか競馬、花見、温泉旅行など、有志によるオプション企画もちらほらとあり(強制参加ではありません)、和気あいあいと活動しています。
なお、3月と8月については会員以外の方も自由にご参加いただけるオープンな回として、それぞれが最近読んでよかった本を紹介し合ったりしています。
●会費について
・読書会の会場代や、講師への謝礼などの諸経費として、
現在は1期(6ヵ月5回)で5千円という会費をいただいています。
●例会の見学については、「見学のご案内」をご参照ください。