課題本は『プロット・アゲンスト・アメリカ』(著:フィリップ・ロス 訳:柴田元幸 集英社文庫)でした。
【集英社のサイトより】
ありえない。まさか。合衆国大統領だなんて。1940年、もしもヒトラーの友人で反ユダヤ主義者のリンドバーグが米大統領になっていたら……。ありえたかもしれないファシズム擡頭をひとりの少年の目から描くフィリップ・ロスの傑作。切手集めに情熱を注ぐ . . . 本文を読む
2024年1月の課題本は『江戸の職人譚』(光文社文庫)。講師の菊池さん編の時代小説アンソロジーです。以下は光文社のサイトでの紹介文。
乙川優三郎、野口卓、あさのあつこ、佐江衆一、南原幹雄、五味康祐 、梶よう子
260年続いた江戸時代から受け継がれる職人の技。江戸はまさに「職人の時代」といってもいいほどだった。小紋の意匠にこだわる魚油問屋の主、物知りな鏡磨ぎ、針よりも剣が得意な縫箔屋の娘 . . . 本文を読む
読書会「おもしろ本棚」について
おもしろ本棚について、簡単にご説明をさせていただきます。
この読書会は約40年前に発足し(古い!)、現在、文学評論等をお書きになっている 菊池 仁さんに講師をお願いしています。
●主な活動内容
・毎月第3土曜日(原則)午後2時~4時頃まで、千代田区内、あるいは港区内の会場で読書会を行っています(3月と8月はおやすみ)。
課題本は、出席者の投票で決定しますが、新刊もあればいわゆる名作もあり、洋の東西を問わず、 内容のカタいものもユルいものも小説もノンフィクションも、何でも読みます。決まった本は、各自で購入したり図書館で借りたりしています。
過去の課題本と例会とレポートはこのブログで紹介しているのでご覧ください。
・読書会の進め方は、課題本推薦者を一番手に各自が雑感を述べ、講師の総評の後で思い思いに語り合う、というスタイルをとっています。
・現在、正会員は50代~80代の30名弱ですが、特に年齢枠はなく、男女不問。
そのときどきで出席者は十数名ぐらいが集い、読書会後は自由参加の二次会も行っています。
若い頃から本が好きで、いつの間にか年をとってしまった会員も多いのですが、 最近参加された方もあれば、以前の会員が戻って来られることもあります。
・そのほか競馬、花見、温泉旅行など、有志によるオプション企画もちらほらとあり(強制参加ではありません)、和気あいあいと活動しています。
なお、3月と8月については会員以外の方も自由にご参加いただけるオープンな回として、それぞれが最近読んでよかった本を紹介し合ったりしています。
●会費について
・読書会の会場代や、講師への謝礼などの諸経費として、
現在は1期(6ヵ月5回)で5千円という会費をいただいています。
●例会の見学については、「見学のご案内」をご参照ください。