●新訳の『失われた時を求めて』集英社
●今年は楽な路線に流れてしまったので、来年はもうちょっと背伸びできるような本を読んでみたいです。
●今年も注目していましたが、豊島ミホさんの作品は読んでゆきたいです。ノンフィクションもたくさん読んでゆきたい。
●『荷風と東京』川本三郎
●才能を感じる新人作家を期待する。最近の新人作家は皆うまいけど、底が浅い。2~3作で終わってしまう。才能のある人はコミ . . . 本文を読む
●『敵中横断三百里』山中峰太郎 手に汗握る冒険活劇 ●「みどりのゆび」。小学校の先生が貸してくれた本で、そのとき「一番好きな本は人に貸しちゃだめだよ」と言って貸してくれたのですが、 この意図することはなんなんだろうと、子供ながら、心にひっかかってました。 ●『点と線』松本清張 あまり本は読まなかったのですが、凄く印象に残っています。 ●『ベルサイユのばら』池田利代子 集英社マーガレットコミック . . . 本文を読む
『早春賦』山田正紀 地位や名声にとらわれず、権力にも媚びず、大地に自分の足で立とうとする若者の生き方がすがすがしい。 『体の贈り物』レベッカ・ブラウンヘルパーが主人公で、訪問した先々の出来事について書かれているのですが、淡々としていながら、ぐっとくる話でした。一話目が特に。 『椿山課長の7日間』浅田次郎 朝日新聞社「死」というテーマをユーモラスにそしてポジティブに描いててよかった。 『夜の朝顔』 . . . 本文を読む
おもしろ本棚忘年会レポート
去る12月14日新宿にておもしろ本棚の忘年会が行われました。
読書会の忘年会ということもあり、今年読んだベスト本の発表や文庫本のプレゼント交換がありました。
ベスト本は事前にアンケートをとってまとめてはいましたが、当日もプレゼントされた本の公表とともに発表しました。人によってさまざまです。
どんな本が挙げられたかを以下に発表します。(ひとりで複数あげた人もあり)
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出版社名 新潮社 (ISBN:4-10-129471-2)
発行年月 2006年09月
サイズ 185P 16cm
価格 380円(税込)
この本の題名が『いつか王子さまが』という曲をもじってつけられたということは、堀江敏幸氏自身が書いたエッセイに書かれていました。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/447101.html . . . 本文を読む
読書会「おもしろ本棚」について
おもしろ本棚について、簡単にご説明をさせていただきます。
この読書会は約40年前に発足し(古い!)、現在、文学評論等をお書きになっている 菊池 仁さんに講師をお願いしています。
●主な活動内容
・毎月第3土曜日(原則)午後2時~4時頃まで、千代田区内、あるいは港区内の会場で読書会を行っています(3月と8月はおやすみ)。
課題本は、出席者の投票で決定しますが、新刊もあればいわゆる名作もあり、洋の東西を問わず、 内容のカタいものもユルいものも小説もノンフィクションも、何でも読みます。決まった本は、各自で購入したり図書館で借りたりしています。
過去の課題本と例会とレポートはこのブログで紹介しているのでご覧ください。
・読書会の進め方は、課題本推薦者を一番手に各自が雑感を述べ、講師の総評の後で思い思いに語り合う、というスタイルをとっています。
・現在、正会員は50代~80代の30名弱ですが、特に年齢枠はなく、男女不問。
そのときどきで出席者は十数名ぐらいが集い、読書会後は自由参加の二次会も行っています。
若い頃から本が好きで、いつの間にか年をとってしまった会員も多いのですが、 最近参加された方もあれば、以前の会員が戻って来られることもあります。
・そのほか競馬、花見、温泉旅行など、有志によるオプション企画もちらほらとあり(強制参加ではありません)、和気あいあいと活動しています。
なお、3月と8月については会員以外の方も自由にご参加いただけるオープンな回として、それぞれが最近読んでよかった本を紹介し合ったりしています。
●会費について
・読書会の会場代や、講師への謝礼などの諸経費として、
現在は1期(6ヵ月5回)で5千円という会費をいただいています。
●例会の見学については、「見学のご案内」をご参照ください。