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スピルバーグと映画大好き人間、この指とまれ!

カフェには、映画が抜群に良く似合います。
大好きなスピルバーグとカフェ、アメリカ映画中心の映画エッセイ、
身辺雑記。

映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ30年ぶり来日コンサート

2023-09-30 11:34:33 | シネマエッセイ

映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ

30年ぶり来日コンサート

【おまけ②スピルバーグ&ジョンのコラボ】

映画音楽作曲家のジョン・ウィリアムズを語るうえで欠くことが出来ない人、公私ともに友人で忘れてはならない人物として最初に取り上げなけ

ればならないのが、映画監督のステーブン・スピルバーグである。何せ、彼とのコラボ作品は、彼の劇場デビュー作「続、激突!カージャック」

から「ファイベルマン」までほとんどの作品が、ウィリアムズ作曲である。スピルバーグも「彼との付き合いは、僕の結婚生活よりも長いんだか

ら」と微笑ましく語っているほどだ。1973年、ウィリアムズは、映画、テレビでユニバーサルの仕事を数年していた。そこの専属の監督とし

てテレビをてがけていたスピルバーグをある人物が紹介したのが始まり。また、もともとスピルバーグは、私と同じくサントラ盤のコレクター

(このことを知ったときは、すごく嬉しかったなあ)で、1950年ジョージ・パル製作SF「月世界征服」のサントラをはじめとして数百枚集

めるほどであった。そして、彼は、監督になる前からウィリアムズのファンでちょうど前の週に買ってきた「華麗なる週末」のサントラを繰り返

し聴きながら大学で製作中の自分の短編映画の第二稿の脚本を書いていた。そのシンフォニックで洗練されたオーケストレーションに魅了され

 

て、いつかウィリアムズに会ってみようと決心したそうだ。「続、激突!カージャック」にウィリアムズに曲をつけて欲しいと願いでたところ、

彼は、心よく引き受けてくれた。曲は、ハーモニカを中心とした穏やかなもの。スピルバーグこの頃、20代前半。

『未知との遭遇』が、ジョンが今まで一番好きな曲です。スピルバーグと長い打合せを各々の自宅で行ったのです。

 

 

 

 参考:スピルバーグ自伝、

「ジョン・ウィリアムズ」神尾保行 著

 

 

 

 

 


映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ 30年ぶり来日コンサート おまけ①

2023-09-29 16:51:02 | シネマエッセイ

【おまけ①ジョン・ウィリアムズが好きになったわけ】
ところで、私が、ウィリアムズが好きになったわけは70年代の大型映画、SF映画のブームの到来とともにこれに応えるようなダイナミックで

スケールの大きいスコアを書き始め、どの作品を見ても大なり小なりはあるが、必ずその作曲姿勢がうかがえるからファンになりました。きっかけ

は、スティーブ・マックインーンの「タワーリング・インフェルノ」だった。そして、決定打がスピルバーグの「ジョーズ」だ。一番好きな作品で

あり、これはアクション・アドベンチャー系の音楽で意気消沈したときに聴くと心を奮いたたせてくれる。また、スピルバーグの顔、特に元気よく

演出している顔が目に浮かぶので好きである。また、「レイダース/失われたアーク」は、口笛を吹きながら街を歩いてゆけるマーチ、そして、自

分への励まし、さわやかな命を与えてくれるのでこれも好きです。

因みに私のベスト5は、1.「ジョーズ」2.「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」

3.「レイダース/失われたアーク」4.「スーパーマン」5.「タワーリング・インフェルノ」


映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ30年ぶり来日コンサート

2023-09-27 20:03:47 | シネマエッセイ

映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ

30年ぶり来日コンサート

 

2023年9月5日(火)19時開演 サントリーホール 大ホールにて

 曲目Bプロ:スーパーマン・マーチ(『スーパーマンから』)

 

        ヘドウィグのテーマ(『ハリー・ポッターと賢者の石』から)

        不死鳥フォークス(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)

        ハリーの不思議な世界(『ハリー・ポッターと賢者の石』から)         

 

シンドラーのリストのテーマ(『シンドラーのリスト』から)

 レべりオン・イズ・リボーン(『スターウォーズ/『最後のジェダイ』から』

王女レイアのテーマ(『スターウォーズエピソード4/『新たなる希望』から』

王座の間とエンドタイトル(『スターウォーズエピソード4/『新たなる希望』から』

 

サイトウ・キネン・オーケストラ

指揮:ジョン・ウィリアムズ

【コンサート・レビュー】

まさか91歳にして30年ぶりのジョン・ウィリアムズのコンサートが、行われるとは思いませんでした。振り返れば30年前の最後のコンサートは、昭和大学人見記念講堂にて

『オール・ジョンウィリアムズプログラム』でした。感慨深いです。

今回は、チケット倍率14倍とのことであったのにもかかわらずチケット

家族3人分ゲット出来ました。奇跡です。

コンサートは、91歳とは見えない迫力ある指揮ぶりでした。また、ハープの演奏が、良かったです。アンコールも何と3曲、『スターウォーズ/帝国の逆襲よりヨーダのテーマ』『レイダース・マーチ』『スターウォーズ/帝国の逆襲よりダースベイダーのテーマ』。

感動した曲は、スーパーマン・マーチ(『スーパーマンから』)、迫力ある演奏が素晴らしか

った。

ヘドウィグのテーマ、不死鳥フォークス、ハリーの不思議な世界。待ってました。

ジョンの作曲した『ハリーポッター』を自ら指揮するのを見るのは、初めてで非常に楽しかったです。

 

        

『シンドラーのリスト』は、弦楽器が素晴らしかった。そして、何といってもスピルバーグ監督とジョン・ウィリアムズが、アカデミー賞監督賞と作曲賞を受賞した記念すべき作品、

アカデミー作品賞を含む7部門を受賞した作品は、映画自体スピルバーグ監督のなかでも

私のベスト10に入ります。今回のコンサートのプログラムに入れていただいてよかった。

忘れてならないのがジョンの代表作『スターウォーズエピソード4新たなる希望より/    王座の間とエンドタイトルです。何度聞いても素晴らしいオケとジョンの指揮ぶり、

ルーク、レイア、オビワンのモチーフ曲が、カッコ良かったです。

                

そして、アンコール曲『レイダース・マーチ』。最後の作品5作目が楽しかった。

スピルバーグ、ルーカス、ハリソンフォード、ジョンが作り出したシリーズの

映像を思い出させてくれたジョンの音楽は、最高です。とても元気のでるスコアです。

アンコール後、私たちは、拍手と大声援をし妻が作成した【Thank you John 】の看板を掲げたところ何とジョンが、上の席にいる私たちを見上げて笑顔を振るまってくれた。

とても嬉しかったです。

一生の思い出でです。