長年、映画ファンとして人生を歩んできた私にとっては、とても嬉しい映画祭が始まった。午前10時の映画祭である。この映画祭は、全国の映画ファンの投票をもとに、1950年から70年を中心とした映画の黄金時代に生まれた作品郡の中から傑作娯楽映画をセレクトし、毎朝10時から映画館で上映するイベント。しかも、オリジナルニュープリントのフィルムで上映。この作品たちは、本当に何度見てもすごい映画。料金も一般1,000円、学生500円と格安。私の特にお気に入りの70年代のアメリカ映画ももちろんある。『ジョーズ』が、選ばれてないのが非常に残念だが、スピルバーグ関係では、スピルバーグ監督のデビュー作である『激突!』と『E.T.』(20週年アニバーサリー特別版)、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が見られるのでよしとしょうか。赤の50本、青の50本と題した計100本の作品の中には、テレビ、DVDで見た作品もあるが、テレビはカットされている作品を見たものが多いし、何よりも映画館の大スクリーンで見たことがない作品も多い。また、もちろん昔に映画館で見た作品もある。 いずれにしても、旧友に再会する楽しさを感じている。今からどの作品を見ようか検討しているところです。
70年代のアメリカ映画も全部見たい気もするし(『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザーPART2』、『明日に向かって撃て!』、『クレイマー・クレイマー』、『ジュリア』、『ワイルドバンチ』、『ブラック・サンデー』、『MASH』、『ロンゲストヤード』)、スペクタクル映画の代名詞である『ベン・ハー』、『アラビアのロレンス』、『ドクトル・ジバコ』やサスペンス・スリラー映画の神様であるヒッチコックの映画『裏窓』、『北北西に進路を取れ』、『鳥』、『レべッカ』なども魅力的である。
しかし、1,000円とはいえお金と時間、そして、スケジュールの問題があるので、優先順位をつけて断念せざるをえない作品もある。なので、今の心境としては、私の観賞予定作品は、次のようになります。
どれも名作ぞろいでバラエティに富んでいるが、私の心を大きく揺さぶる作品は、希望が持て、生きる力や勇気を与えてくれて「明日から頑張ろう!」という気にさせてくれるアメリカ映画のチョイスになります。
まず、先ほども触れましたが、スピルバーグ監督大好き人間の私ですから『激突!』、『E.T.』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は外せません。
次に今まで見てきた映画の中での生涯ベスト10作品のうちベスト1であるチャップリンの『ライムライト』、ベスト2『風と共に去りぬ』、ベスト4スティーブ・マックイーン主演『大脱走』、ベスト5ロバート・レッドフォード&ポール・ニューマン主演『スティング』、ベスト8シガニー・ウィバー主演『エイリアン』。
スティーブ・マックイーンの大ファンであるので『大脱走』の他に『荒野の七人』、『ブリット』、『パピヨン』、バーブラ・ストライサンドの主題歌でも有名な恋愛青春映画の名作『追憶』、ビリー・ワイルダー監督作品の中で一番好きなジャック・レモン&シャーリー・マクレーン主演の『アパートの鍵貸します』、クリント・イーストウッドも好きな私ですから『荒野の用心棒』、『ダーティーハリー』、『ブリット』や『ダーティーハリー』と並ぶ刑事映画の名作であるジーン・ハックマン主演の『フレンチ・コネクション』、ニューヨークの夜景&男の孤独感をバーナード・ハーマンの音楽とともに味あわせてくれるスコセッシ監督&ロバート・デ・ニーロの『タクシードライバー』、ホラー映画の中でも上位にくるブライアン・デ・パルマの名作『キャリー』、『スター・ウォーズ』の監督であるジョージ・ルーカスのヒット作1作目『アメリカン・グラフィティ』、スポーツ映画の中でもお気に入りで久しぶりに見たいティータム・オニール&ウォルター・マッソー主演の『がんばれ!ベアーズ』、若き日のミア・ファローと『第三の男』の監督で有名なキャロル・リードの演出が見たい『フォロー・ミー』、自転車レースの青春映画でデニス・クェイドが出演している『ヤング・ゼネレーション』、スペクタクル映画の金字塔『ベン・ハー』。
そして、スピルバーグ監督に多大な影響を与えた監督たちの作品郡のうちデビット・リーン監督の『戦場にかける橋』、『アラビアのロレンス』、『ドクトル・ジバコ』、アルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』、『北北西に進路を取れ』、『鳥』、人間の良心の素晴らしさをテーマに映画をつくったフランク・キャプラの名作『素晴らしき哉、人生!』
目標とする映画を全部見れるか、わかりませんができる限りがんばりたいと思います。