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スピルバーグと映画大好き人間、この指とまれ!

カフェには、映画が抜群に良く似合います。
大好きなスピルバーグとカフェ、アメリカ映画中心の映画エッセイ、
身辺雑記。

「1941」の家

2010-05-29 15:22:31 | スピルバーグ映画に見る郊外住宅

 今回は、スピルバーグ監督作品の中でも興業的には大失敗した「1941」です。

 しかし、「家」という観点から見ると、なかなか魅力的な作品です。カリフォルニア州サンタモニカの海を臨む丘に家を持つネット・ビューティー扮する民間人ウォード・ダグラスの家は、カリフォルニア州にある家には珍しく「ジョーズ」のブロディ署長が住む家のように白いサイデング調の外壁でドマーの付いたニューイングランド様式の家です。一般にカリフォルニア州にある家は、気候がらテラコッタ調の屋根が印象的な地中海風の家が多いのです。

 こう書いても思い出す人が、いないとしたら次のように書きましょう。日本の潜水艦が、この家の前に現れたことからウォードが、陸軍の高射砲を発射し誤って自宅を壊してしまうあの家です。ラストで日本軍が去った後にドアにクリスマスのリースをウォードが打ち付けると家が、丘から海へ落ちしてしまいますが、白い家にはクリスマスのリースがよく似合うと思います。

 我が家も必ずクリスマス時期には、素敵なクリスマスのリースをドアに飾りたいと思います。

 

 


「未知との遭遇」の家

2010-05-09 15:01:28 | スピルバーグ映画に見る郊外住宅

 

 お久しぶりです。体調を崩してしまってなかなかブログが更新できませんでした。体調が良くなって新しいマイホームが、完成したのが今年の1月でした。引っ越しは、1月29日でした。その後、新しい生活に慣れるまで心身共々につかれ果てました。

 やっとこの時期になって落ち着きましたので、「未知との遭遇」の家についての続報を書きます。 

 電気技師のロイの家は、1階の平屋でテラコッタ調の家で、部屋には鉄道模型やピノキオの置物付きオルゴールがあった(もちろん、テーマ曲である「星に願いを」が流れていました。)。特にロイが、息子に分数の説明を鉄道模型の列車の衝突で話しているところが面白い。

 一方のジュリアンの家は、2階立てのポーチのある白い家です。子ども部屋は、白い壁紙で覆われておりおもちゃが所狭しとある。中でも、ロボットや戦車、チンパンジーがUFOの襲来を予告するアイテムとして印象的でした。

 4人家族の私として、家を媒介にして「ジョーズ」以上に夫婦や子どもとの会話が、頻繁にとびかう映画で、たまに見たくなる映画です。アメリカの家の外観や内装を研究するには、良いテキストです。

 

 

 


「未知との遭遇」の家

2009-10-25 14:06:02 | スピルバーグ映画に見る郊外住宅

 我が家の新築住宅の地鎮祭が、無事9月28日の大安にめでたく終わりました。神主さんを呼んでのイベントとあってその緊張感たるや結婚式と同じくらいでした。これからは、土台となる基礎工事が始まりますが、自宅から近いところなので1週間に1回ぐらいは進捗状況を見に行く予定です。これからが、楽しみになります。

 今回は、「未知との遭遇」です。この作品は、リチャード・ドレイファス扮する電気技師とメリンダ・ディロン扮する幼い一人息子を宇宙人に連れ去られた家が登場します。家の外観や内装が、この映画を陰で支えています。UFOが空に来ていることを暗示させるシーンとしてリビングルームやキッチン、そして、何と言っても子供部屋とその部屋にあるおもちゃが印象的です。

 次回へ続く!

 


「激突!」、「ジョーズ」の家

2009-09-06 09:11:27 | スピルバーグ映画に見る郊外住宅

 お久しぶりです。わが家の新築住宅状況は、建築確認申請書を市へ提出する一歩手前まで来ました。地鎮祭も今月中にできる運びとなっています。また、ハウスメーカーさんからは、DVDで我が家のCGによる外観、内装、間取りを立体的に見せてくれるという粋な計らいがありました。これにより現実味を帯びてきました。さらに嬉しいことにバックミュージックには、私の好きなカーペンターズの曲が流れていました。

 さて、スピルバーグです。「激突!」は、冒頭のシーンで主人公が、ビルドイン・ガレージから車を出すシーンが印象に残っています。これを我が家にも採用したかったのですが、敷地面積から考えると断念しました。「ジョーズ」は、ブロディ警察署長の自宅の外観が素敵で、我が家に7割ほど取り入れることができ、ほっとしました。屋根は、切り妻屋根で茶色。外壁は、全面に白いサイディング調の板。窓枠は、クリーム色に水色のパインシャッター。

 

 


家を買うぞ!

2009-07-03 05:43:50 | スピルバーグ映画に見る郊外住宅

 皆さん、突然ですが、人は、マンネリに流れる習慣があるようですね。私もその一人です。

 そんな時、人それぞれに解消する方法を持っていると思います。たとえば、環境やライフスタイルを変えてみる等、何か新しいことに挑戦することもそのひとつでしょう。

 私にとってのそれは、最近は、自分の家を持つことです。家賃を何年も払い続けても自分の資産ひいては家族の資産にはならない生活にうんざりしていました。また、自分が生まれてからずっと借り家住まいだったので、いずれは一戸建てのマイホームを購入する夢がありました。そこで、この時期を逃すとマイホームを手に入れることが、難しくなると判断して家を買うことに決めたのです。

 そうなると、さて、今度は、どんな家に住むたいかを家族と相談して決めることになりました。いろいろ話し会いました。

 小学1年生になる息子と幼稚園の年少の娘は、階段のある2階があるお家それぞれの部屋がありロフト付きがいいとのこと。妻は、建売住宅ではなくて、一から自分たちの要望が叶えられる注文住宅を希望し、天井が高くて日光が天窓を通して入ってくる部屋を始め内装に自分の夢を実現したい様子。

 私は、映画が好きで数多く見てきましたが、とりわけアメリカ映画に出てくる郊外住宅のような外観がおしゃれな家に住みたいと長年思ってきました。たとえば、「フィールド・オブ・ドリームス」、「ホーム・アローン」、最近では、クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」など。しかし、やはり、心の中に強く印象に残っているのは監督作、製作を含めたスピルバーグの映画です。「激突!」、「ジョーズ」、「未知との遭遇」「1941」、「E.T」、「グレムリン」、「グニーズ」、「カラー・パープル」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「マイノリティ・リポート」「宇宙戦争」など。そして、これらの中でも、特に「ジョーズ」に出てくるブロディ署長の白いサイディング調の自宅のような家がいい。

 その結果、土地から探して私たち家族の願いがかなう輸入住宅の家を建てることに決めました。次回からは、マイホームの建築状況をお知らせしながらそこにスピルバーグ映画に見る郊外住宅、スピルバーグ監督自身のマイホームのことにも触れていこうと思いますので、お楽しみあれ。