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スピルバーグと映画大好き人間、この指とまれ!

カフェには、映画が抜群に良く似合います。
大好きなスピルバーグとカフェ、アメリカ映画中心の映画エッセイ、
身辺雑記。

「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」は、傑作!

2012-02-04 14:59:58 | わたしのスピルバーグ監督作品感想集!

 ずいぶん時間が、たってしまいましたが、昨年の12月始めに「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」を家

族全員で見ました。皆、出来には満足していたようですが、一番喜んだのは、やはり父親である私でした。

「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に近いのりで見れたので、出来栄えには大変、満足しています。

スピルバーグ監督作品としては、2000年代に公開した中では、ベスト1という気がしました。

フルデジタル3D(実写とアニメ)パフォーマンス・キャプチャー。驚くべきは、今回撮影監督の名前がありませ

ん。

そのわけは、何とカメラの操作はすべてスピルバーグ自身がやったのです。びっくりです。しかし、名人芸でし

た。

驚くべきカメラワーク、シーンのつなぎ、編集のテンポは完璧でした。

スピルバーグは、言っています。「これは、80年代のインディ・ジョーンズシリーズ、90年代のジュラシック・パ

ークシリーズ以来の私の新しい冒険の始まりだ」。

メッセージは、「希望と勇気」。この象徴としてでてくるハドック船長のセリフ「タンタン、何よりも挫けないことだ

。もし、守るべきものがあれば戦え。壁にぶつかったらぶっ壊して進め。失敗から学ぶべきことは数多くある。」

 

インディの世界を受け継ぐもの。スピルバーグのアクション演出の素晴らしさ。スピード感がある。「アラビアの

ロレンス」、ヒッチコック監督作品へのオマージュ。

 オープニングから「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の冒頭を彷彿させる演出が、うまくすんなりタンタンの冒

険ミステリーの世界に入っていくことが出来ました。

 その後は、ウイリアムズの「ファルコンを追え」のアクションスコアが流れる中バグハルの街での派手な追跡

劇(電線にぶら下がるタンタンのアクション。バイクに乗ったタンタン、スノーウィー、ハドック船長。戦車が迫っ

てくる中ハドック船長が、大砲をぶっ放す。そのシーンでのバイクのバックミラーの演出)。ここは、全編の中で

も一番手に汗握るアクションシーンで大好きです。

 また、脚本も素晴らしいと思います。ハドック船長とサッカリの対決を軸に各々祖先であるフランソワ・ド・アド

ックとレッド・ラッカムの宿命の対決もオーバラップさせていましたね。

 ユニコーン号の煌びやかな豪華なデザインも気に入りました。

残念ながら日本での興業成績は、「怪物くん」や「ミッション・インポシブル4」におされ大ヒットと言われるほど

の成績をあげる事が出来なかったのが、残念でした。「タンタン」の話は日本人にとっては、今一つ馴みが無

かったのが原因でしょうか。アメリカやヨーロッパでは、評判が良くヒットしているというのに。

 しかし、ゴールデン・グローブ賞では、アニメ部門で見事に作品賞を獲得できたので良かった。ちゃんと評価

されて良かった。ちなみにアカデミー賞では、ウイリアムズの作曲賞がノミネートされていたのも慰めとなっ

た。

 ところで、嬉しいニュースが飛び込んできました。何と4月16日に早くも「タンタンの冒険/ユニコーン号の

秘密」が、DVD発売されます。発売日に絶対に買って家族全員でまた、細かい部分も含めてじっくり何度も繰

り返し見て楽しみスピルバーグの切れのある演出を堪能したいです。

 

 

 

 

 


今日は、何の日!カレン・カーペンターズの命日です!

2012-02-04 14:32:00 | 私のつぶやき日記

 お久さしぶりです。このところなぜか、モチベーションが上がらずブログを書く気になれませんでした。

心を癒したいなあと思う毎日でした。

 そんなおり私の心を癒してくれる音楽を聴きたいなあと思い、ふと思い出したのが、カーペンターズの音楽

でした。早速、久し振りにベスト盤「カーペンターズ/イエスタディ・ワンスモア」を聴き始めました。聴きながら

昔、買ったカーペンターズの雑誌をめくっていたら今日2月4日が、カレンの命日とわかり、そういえば今頃

だったなあと思い出しました。

 よけいに感慨深くなり長年、カーペンターズのファンで良かった。おかげてすっかり目的どおり癒され元気を

もらうことが出来ました。カーペンターズは、やはり永遠です。

 また、余談ですが、2月2日は、私の誕生日、2月3日は、お祖父さんの命日、そして、

2月4日が、カレンの命日です。何か運命的なものを感じております。