オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

たまにはメンテナンスのお話

2016-08-25 21:31:09 | メンテナンス

こんにちは

知らないうちにオリンピックと高校野球が終わっていた店長です
それだけいろいろ考えることが多いと言う事なのでしょうか?
そうこうしているうちに季節は秋に
気持ちの良いシーズンに「しばらく使っていなかった自転車を出して乗ろう」と
言う方も多いと思います。
久しぶりの自転車でいざ走り出そうとした時に「あれっ変速機が動かない
と言った経験のある方もいるのでは
そんなトラブル対処法をご紹介します。


必要なのはワコーズのラスペネなどの潤滑油
久しぶりに出した自転車の変速機が動かない主な原因は
シフター内ラチェット部分(歯車)に塗られた古いグリスが硬化してしまう為に起こります。
ですのでラチェットや歯車が動かず空振りしてしまうのですね。
(寒い冬場とか良く起きます
じゃあ、どのように直す(動くようにする)かと言いますと、前述の「ラスペネ」を噴いて
中の古い硬化したグリスを溶かしてやると良いのです


MTBやクロスバイクなどはシフターの種類にもよりますが、サイドにワイヤー通すゴムでできたネジが
あるのでドライバーで外します


そこにラスペネを噴いてしばらく待ちます
動かない時はシフターのレバーを何度も動かします
動かしている間、AEDを患者に使用するドクターのように
「戻ってこい~
「頼む~、カモン、カモン」と医療ドラマっぽい演出を入れると・・・


楽しいですか?


ロードのSTIはブラケットカバーをめくり、やはりワイヤーを通すあたりを狙うと良いです
(前世代のSTIはギア部分がむき出しているので、そこに噴きます)


動きがシブいブレーキワイヤーにも

ラスペネ、ブシャーとすると毛細管現象で油が内部に沁み込み
ワイヤーの滑りが良くなります
油を噴く際はウエスを添えてタレ落ちないようにしてください。

シマノさんも推奨する簡易メンテなのでやってみて下さいね

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