昨日はお店を臨時休業させていただいてご迷惑をおかけいたしました。
臨時休業をして遊んでいたわけではなくシマノの展示会に行ってきました。
今回の目玉は何と言っても新型デュラエース9000と電動デュラ9070です!
会場はこんな雰囲気です。
Di2の完成車です。
ブラケット回りがよりコンパクトになって手の小さな人でも握りやすくなっています。
4アーム構造になって軽量化されています。
BBが小型化されています。脱着には専用アタッチメントが必要です。
BBパッケージに同梱されるようです。
注目の11S、カーボンスパイダーアーム採用により10Sよりも軽量化されています。
特筆するべきはカンパの十八番を奪う多段変速、PCにつないで設定を変更すれば
トップからローへの一気変速にセッティングしたり、2段づつもしくは3段づつと部分一気変速にセッティングすることも可能だそうです。
ジャンクションAはステムに装着できるようになり見た目がよりすっきりとなりました。
ブレーキはピボット構造の見直しとポリマーコーティングされた新開発のインナーケーブルによって36%の制動力向上となっています。
ちなみにポリマーコーティングされると何が良いかというと、今までのPTFEは摩擦係数の少ないコーティングが面でアウターケーブルと接触していました。
それに対してポリマーコーティングは蛇腹のように凹凸があるためアウターケーブルとの接触が点になるので抵抗を大きく減らすことができるのです。
簡単に言うと引きがすごく軽くなっているんですね!
ワイヤータイプです。
シフターも、もちろんポリマーコーティングされたケーブルが採用されています。
そしてシフトレバーの押し込み量が大幅に減り、驚くほど軽い力で変速します!
クランクを回していない状態で変速しても抵抗を感じずスムースに反応していました。
他の変更点はブラケットへのワイヤーの通し方が変わって入れやすくなりました。
メーカーの説明によると目をつむっていても通せるくらい簡単になったそうです。
Fディレイラーも大幅に変更されています。
近年、様々なフレーム形状が出てきてスムースなワイヤーの取り回しができなくなってきました。それに対応するためワイヤーを止める部分にアジャスターが追加されました。
アジャスター位置を決める計器がFディレイラーに同梱されるようです。
後はトリム機能が今までの物と仕様が変わっています。
Rディレイラーは新スプリング構造とワイヤールートの変更によって軽快なシフティングを実現しています。
11Sに対応したホイールも、もちろん出ています。
10Sに対応させるには1.85ミリのスペーサーと1ミリのスペーサーが必要です。
8Sと9SとCS4600の10Sには1.85ミリのスペーサー一枚だけだそうです。
チェーンカッターはこれ一つで6~11S対応だそうです。
スプロケ戻しは専用のものが必要です。
デリバリーの開始が楽しみですね。
皆さんご注文お待ちしています。
おまけ