にいはんは周回遅れ

世間の流れとは違う時空に生きる

プロはダラダラ書いてもいいんですか?

2008-06-05 | オーマイニュース

アメリカの大統領選は、民主党の指名候補者争いでバラク・オバマ上院議員が勝利し、共和党のマケイン上院議員との戦いに名乗りを上げました。このニュースは日本でもさまざまなメディアメディアによって伝えられましたが、オーマイニュース(以下OMN)も例外ではなく、エムプロ組の佐藤美玲記者による記事が掲載されています。

この記事は上下の2編に分けて掲載され、(上)ではオバマ氏の勝利、(下)では未だに敗北宣言を出さないヒラリー・クリントン上院議員の抵抗ぶりをメインに書かれています。しかし、拙ブログが注目したのはその内容ではなく記事のボリュームでした。

この記事は上下2編合わせて約5000字あり、2編に分割してもそれぞれの記事が軽く2000字を超えています。先日行われたシステム変更で1回の投稿で入力できる文字数は1800字に制限されているはずでしたが、それは一般の市民記者に限った話で、編集部員や契約ライターといったOMN認定プロはその制約を受けない事が、今回の記事から明らかになりました。

平野日出木本紙編集長は、文字数制限に関するアナウンスの中で、読者の立場からすると長い記事は敬遠されがちであると述べていました。ところが、エムプロの中では佐藤氏の記事だけではなく、今日になって元木昌彦社長兼エムプロ編集長佐藤義典記者渋井哲也記者と、1800字を超える記事が続々と掲載されています。素人の市民記者が1800字の枠内で格闘しているというのに、OMN認定プロはそんな苦労とは縁のないところで、平野氏いわく読者から敬遠されがちな記事を量産しているのです。

これはちょっとおかしいのではないでしょうか?

何故市民記者の投稿だけ1800字以内に制限されたのか、OMNはその理由をきちんと説明しましょう。