にいはんは周回遅れ

世間の流れとは違う時空に生きる

さくらちゃんはどうなった?

2006-12-02 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)では、トニオこと音羽記者が一連の「死ぬ死ぬ詐欺」批判記事で10月の月間市民記者賞を受賞しましたが、これとは別に、OMN編集部の豊原記者が「さくらちゃんを救う会」広報担当の筧氏に対するインタビュー形式でさくらちゃんや周囲の近況を掲載しています(10月6日・26日)。

10月26日付の記事は「渡米の日程が決まれば、また報告したい」との文で最後を締めくくっていますので、近々続報が掲載されるものと思われます。「救う会」のHPでは12月上旬渡航予定となっていますので、具体的な日程は決まっているのでしょう。

http://www.sakurahelp.com/re-contents/kinkyo.html

そして、豊原記者の記事では、収支を報告できるめどが立ったとも書かれています。なるほど、収入に関しては確かに開示されました。しかし、支出についての開示はまだなされていません。日々一円単位で開示する必要はありませんが、募金の内訳の中で一番金額の大きかったデポジットは10月24日に振り込まれたとされています。このような事実をHPに記載しない「救う会」のやり方には、正直疑問を持たざるをえません。

募金が無事に集まったせいか、最近はさくらちゃんの名前をマスメディアで見ることもなくなりました。広報担当であるはずの筧氏は自らのHPの更新・質問への回答を11月20日を最後に行っていません。もともと回答が追いつかない状況ではありましたが、最後に回答したのはまだ募金活動が行われているさなかの10月15日に投げかけられた質問に対してです。

また、「救う会」では規約を一部改定し、事務所を引き払いました。それにともない電話も撤去され、問い合わせの窓口は「救う会」HPに記載されているメールのみという形に変更されています。さらにHPもリニューアルされ、プレス対応についての告知が削除されています。

果たして筧氏は今も寄せられている質問にどう対処していくのか?ひょっとしたら広報担当を降りて(降ろされて)しまったのか?豊原記者はプロの記者ですから、続報ではさくらちゃんの近況とともに「救う会」の近況も伝えてもらうことができるだろうと期待しています。