「阿檀-あだん」
【生産地】南西諸島、小笠原諸島
【特徴】タコノキ科。南西諸島と小笠原諸島で自生する植物。パイナップルのような実をつけるが、果実は繊維質で細かいトゲを持っているため食用には適していない。葉芯の白っぽく柔らかいところを8-10㎝切り取って食用とする。八重山地方では、アダンの新芽を湯がいてあく抜きし、煮物や炒め物として食べることがある。新芽は、1本の木から15cmほどしか採取できない。
【食味】見た目も味も筍(たけのこ)のよう。ほのかに甘いが、あく抜きが不十分だったりすると唇がヒリヒリとしたような痛みを伴うことがある。
【料理】新芽の天ぷら、炒め物、精進料理など
【来歴】沖縄では古くからアダンの葉を煮て乾燥させ、繊維をゴザやかごに加工して利用されてきた。現在ではあまり食用にされない。
【時期】
*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/47-okinawa#index_XOZMaFAn より
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