「磯巾着、菟葵 いそぎんちゃく」
イソギンチャク(磯巾着、菟葵、英: sea anemone)は、刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イソギンチャク目(イソギンチャクもく)に属する動物の総称である。柔らかい無脊椎動物で、口の回りに毒のある触手を持つ。
名前の由来
日本名のイソギンチャクという名は、磯巾着であり、触手を縮め、口盤の縮んだ姿が巾着に似て見えることからその名がついたものと考えられている。何かぬるぬるして、触ると引きずり込むような感触が卑猥な想像を呼び、イソツビ(磯の女性器の意)という古名もあって、そのような方面でその名が使われる場合もある。先述の有明海沿岸で食用になっているイシワケイソギンチャクの本来の地方名はワケノシンノスであり、これは「青年の肛門」を意味している。これも近代以前に一般的であった衆道(男色)の慣習との関連が疑われる。
英名はSea Anemone すなわち「海のアネモネ」であり、また、ドイツ名は Seerose(海のバラ)と、いずれも触手の広がっている様子を花びらにたとえたものと思われる。
*Wikipedia より
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