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<ブランド和牛> 沖縄 石垣牛

2020-12-20 10:06:39 | 食品

 JA石垣牛とは?

 石垣島
 石垣牛の産地である石垣島は、ハワイとほぼ同じ緯度に位置する日本の最南端である南国の島。県下一高い山、標高526mの於茂岳(おもとだけ)を有する長寿の島。

 そんな周囲162kmの八重山郡島内で飼育される黒毛和種は、およそ3万5千頭にも及び、まさに大繁殖地帯であり、石垣島には悠々と牛を飼育できるだけの土地、燦々と照りつける日差しを受けて一年中青い草地、起状ある土地に蓄えられた豊な水、厳寒を知らない温暖な気候と、和牛の繁殖経営に適した条件が揃っている。また、この繁殖地でブランド「石垣牛」はJAおきなわの管轄にある、JA石垣牛肥育部会を中心に、ほとんどが一貫経営をおこなっており、子牛の段階より年間5回は刈り取りのできる粗飼料をふんだんに与え、長期の肥育期間を愛情込めて消費者へ信頼、安心、安全な「石垣牛」生産には励んでいます。

 JA石垣牛定義
 1、「石垣牛」とは、八重山郡内で生産・育成された登記書及び生産履歴証明書を有し、八重山郡内で生後おおむね20ヶ月以上肥育管理された純粋の黒毛和種の、去勢及び雌牛のことをいう。
 2、出荷期間は、去勢で24~35ヶ月、雌で24~40ヶ月の出荷範囲以内とする。
 3、品質表示は、日本食肉格付協会の格付を有する枝肉
   特選:歩留等級(A・B)肉質等級(5等級・4等級)
   銘産:歩留等級(A・B)肉質等級(3等級・2等級)
 4、1~3までの条件を満たした枝肉に対し石垣牛ラベルを発行する。
 5、店舗販売業者においては、JAおきなわの発行する「石垣牛」ラベルで表示致します。

 信頼・安心・安全
 古くは地元石垣島向けに販売されていなかった石垣牛(和牛)であり、地元消費者も肥育牛を食する事がそれほどなく、BSE発生後JAおきなわの販売促進等により、「信頼・安心・安全」な石垣牛を地元消費者へ食してもらう事で、人気となり、今では地元をはじめ観光客も含めて幅広く認知されるようになった。人口約4万5千人の石垣島でJAおきなわ八重山地区営農センターが毎週金曜日に開催する枝肉セリで、月平均30~40頭の石垣牛が取引されていることは人気のほどを物語っている。石垣牛が愛される理由については、真っ先に上げられるのが「地産地消」で地元販売には確かに輸送コストの削減とそれ以上に、顔の見える牛肉生産で有利販売をおこなっております。JAおきなわ八重山地区営農センターが流通管理した石垣牛は、今や石垣島ブランド品であり、また小売店や焼肉屋の協力態勢があり、地元に定着できたのは言うまでもありません。

 石垣牛が2000年サミットで

 見事「石垣牛」が選抜
 1999(平成11年)7月13日に、八重山支庁にて石垣島和牛改良組合(上地猛組合長)他役員で、サミットで石垣島の和牛「石垣牛」を食材として使ってほしいと要請し、各市町村からの特産品使用要請の中から見事「石垣牛」が選抜され晴れて、2000年7月の首脳国会議、(沖縄サミット)の晩餐会にメインデイッシュで使用されました。各首脳国に日本の和牛のなかで「石垣牛」の味わい深い良質な肉に対して絶賛されていたそうです。その後、全国の和牛取扱店舗より取引の依頼があり、現在でもJAおきなわを流通する枝肉出荷量はうなぎのぼりであり、供給が間に合わない状況であります。だが平成19年度より、JAおきなわ八重山肥育センターで肥育管理されている、肥育牛「石垣牛」が出荷される為、若干の供給は満たされそうである。

 

 ブランド名:石垣牛
 品種:黒毛和種
 品質:特選:歩留等級A・B 肉質等級5・4 銘産:歩留等級A・B 肉質等級3・2
 年間出荷頭数:500頭
 ブランド推進主体:沖縄県農業協同組合(八重山地区畜産振興センター)

 主な出荷先:石垣島島内

 販売指定店:http://www.jbeef.jp/brand/dealer.cgi?id=140


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