「ネクタリン」
●ネクタリンの分類と特徴
◆ネクタリンとは
分類:バラ目 > バラ科 > モモ属 > モモ種 > ズバイモモ(モモ亜種)
学名:Amygdalus persica var. nectarina
英名:Nectarine(ネクタリン) 仏名:Nectarine
和名:ズバイモモ
別名:アブラモモ(油桃)、ツバキモモ(椿桃)、ヒカリモモ(光桃)
ネクタリンはバラ科モモ属の木になる果実で、桃の一種になります、一般的な桃には産毛が付いているので「毛桃」と呼ぶのに対し、表面にうぶ毛がなくつるつるしているので「油桃」(”ゆとう”または”あぶらもも”)とも呼ばれています。標準和名では「ズバイモモ」とされていますが、聞きなれない名前ですよね。
●ネクタリンの特徴
桃と比べると、果肉もしっかりしていて身崩れしにくく、酸味が十分にあるので、甘酸っぱい味です。見た目は桃と言うよりスモモに似た感じもしますが、果肉の香りや味は桃その物です。
●ネクタリンの主な品種と栽培面積
ネクタリンの主な品種と栽培面積
主要品種は「ファンタジア」、「秀峰」、「メイグランド」、「フレーパートップ」などで、その他にも「サマークリスタル」、「倉島」、「黎明(れいめい)」などがあります。当サイトでは下記品種の詳細と画像がご覧いただけます。
白桃との混植園から生まれた偶発実生とされるワッサーもあります。
●ネクタリンの主要産地と収穫量
ネクタリンの主要産地は長野県で、平成27年産のデータを見ると全国の約64%を占めています。その他、福島県や山梨県、青森県などでも生産されています。
全国的にみても栽培面積はそう広くはなく、桃のおよそ2割ほどしかありません。
■ネクタリンの出回る旬の時期
●ネクタリンの旬は夏
旬は桃とほぼ同じで、夏から初秋です。
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