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<伝統野菜> 鹿児島 ながうい・いとうい(へちま) -追記あり-

2024-06-22 08:27:52 | 伝統野菜

 「ながうい・いとうい(へちま)」

 由来など
 成形図説(1802年,島津重豪が曽槃・白尾国柱らに命じ,農事・五穀・疎菜・薬草・草木・鳥類などについて編纂させた百科事典)に,「浮皮(うわかわ)は,包丁にて,こさぎさり,豚肉(ぶたしし),炮魚(あぶりいを)などと煮て食ふ。みそ田楽として豆腐あえものとして食ふ」などの記載があり,鹿児島では古くから食用として利用され,現在ではみそ炒めやみそ汁等で食べている。
 作物の特徴・特性
 品種の系統は多種多様で,長さが2mにおよぶ「6尺ヘチマ」,1m程度の「3尺ヘチマ」,30~40cmの「1尺ヘチマ」に大別される。
 食用には果肉に繊維が少なく,種子の白皮が発達していない未熟期が食べ頃である。
 生食用には,開花後7日から14日で食べられる。

 味や料理法
 みそ炒めやみそ汁の具,酢みそがけなど
 栽培カレンダー ○:は種,■:収穫

 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

           ○  ■  ■  ■  ■  ■

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*http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/sangyo-rodo/nogyo/nosanbutu/dentou/hetima.html より

 

 「ながうい・いとうい」

 【生産地】鹿児島全域

 【特徴】ヘチマ。品種の系統は多種多様で,長さが2mにおよぶ「6尺ヘチマ」,1m程度の「3尺ヘチマ」,30~40cmの「1尺ヘチマ」に大別される。 食用には果肉に繊維が少なく,種子の白皮が発達していない未熟期が食べ頃である。 生食用には,開花後7日から14日で食べられる。

 【食味】淡白な味。加熱することでやわらかい食感になる。

 【料理】みそ炒めやみそ汁の具,酢みそがけなど

 【来歴】江戸時代1802(享和2)年に島津重豪(しまづしげひで)が、本草学者の曽槃(そうはん)と白尾国柱(しらおくにはしら)等に命じ,農事・五穀・疎菜・薬草・草木・鳥類などについて編纂させた百科事典「成形図説(せいけいずせつ)」に、「浮皮(うわかわ)は,包丁にて、こさぎさり、豚肉(ぶたしし),炮魚(あぶりいを)などと煮て食ふ。みそ田楽として豆腐あえものとして食ふ」などの記載があり、鹿児島では古くから食用として利用されてきた。ヘチマを食べるのは、鹿児島、宮崎、沖縄だけで、他県では「たわし」としての認識が高 いようである。 ※「こさぎさり」は、方言の「こさぐ=買う」ではなく「こそぐ=削る」の方。

 【時期】7月~10月

*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/46-kagoshima#index_1W96ZQCD より


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