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OPUS MAGNUM

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動画に字幕を付けてみよう!!

2010-09-15 16:14:02 | ソフトウェア
先日の定例会で盛り上がったのが動画ファイルについて。
YouTubeなどに上がっている動画が良く出来ているという話しで盛り上がりました。

動画の素材は映画などを切り貼りしたものや自分で撮影したものなどさまざま。
今や動画の撮影も編集もプロ並みのツールが簡単に手に入るのでちょっと工夫すれば出来の良いものが作れますね。


ただ、動画編集はそれなりのセンスが必要www。
ということで、手っ取り早く動画を面白くする方法として「字幕」を付けてみては?という話になりました。

確かに、バラエティ番組などのような字幕が付いていると動画も面白くなりますね!
せっかく面白いことを言っても聞き取りにくいと面白さも半減しますが、字幕が出ていればわかりやすいですからねぇ。

字幕を動画に埋め込むには動画編集ソフトでも出来ると思いますが、もっと簡単な方法は字幕用のファイル動画と同じフォルダ置くだけ!なんです。
字幕用ファイルはテキストファイルなのでメモ帳などで編集も可能。
しかも、再生も特別なソフトは要らず、WindowsならMedia PlayerMacならVLCなどで再生できます。

ちなみに、字幕ファイルの形式は色々とあるようです。
その中でよく耳にするものが「.srt」ファイルと言うもの。
YouTubeでも使えるとか。

srtファイルはテキストファイルで、以下のような内容の文字列が羅列されています。

1
00:00:03,211 --> 00:00:04,200
ニャ~ウ~ン

2
00:00:05,845 --> 00:00:06,638
モゥ~


順番時間、それに字幕の文字列が記載されています。
指定した時間から指定した時間まで指定した字幕を表示するという単純なものです。

このファイルを動画ファイルと同じフォルダに置きます。
その際、srtファイルの名前は動画ファイルと同じにし、拡張子だけをsrtにします。
例えば、「MOV001.avi」という動画ファイルの字幕ファイルは「MOV001.srt」となります。

これで動画ファイルを再生すると指定した時間に指定した字幕が表示されるはずです。


ただ、このsrtファイルをテキストエディタで1からチマチマと作るには大変な作業となります。
動画ファイルを見ながら今何分何秒だから…とかやっていたら一苦労。

そんな時は字幕ファイルを簡単に作れるソフトウェアを利用しましょう!!

今回使うのは「Subtitle Workshop」というもの。
なんと56種類の字幕ファイル形式に対応するという優れものソフトのようです。
編集は動画を見ながら行えて、対応する動画形式もavimpeg、mp4、wmvなどたくさんあります。

ということで、さっそくソフトウェアを使ってみましょう!

まずは「Subtitle Workshop」のダウンロードから。
以下のリンクからソフトウェアをダウンロードします。

「Download Subtitle Workshop」

ダウンロードをしたら解凍して実行しインストールを行います。
英語版ですが、起動後に言語を切り替えられるのであまり気にしないでインストールしましょう!

インストールが終了したら起動してメニューの「Settings - Language」から「Japanese」を選択しましょう。
なんか一瞬文字化けしているように見えますが無事日本語になるはずです。

もう一つ、日本語にした場合は文字コードを変更しておく必要があります。
設定方法はメニュー「設定 - 基本設定」を選択し、左の階層内から「文字コード」を選択します。
右側にあるコンボボックス2つを「Shiftjis」に変更したらOKボタンを押して確定します。


これで設定は完了!!
あとは字幕を作るだけ!!!

詳しい操作方法はヘルプに載っていますが、ヘルプなんて読まずに直感的に操作して見た操作解説は以下の通りwww。
本当はもっと便利な機能や方法があるかもしれませんが、取り合えずこの方法で出来ましたって内容ですwww。

まずはメニュー「ファイル - 新規作成」を選択。
どうやらこれを行わないと字幕を作ることが出来ないようです。

新規作成を行うと中央のリスト内に取り合えず1つ字幕が出来ます。
右下の「テキスト文」に文字を入れると字幕になります。

もちろん、これでは空想で字幕を作るしかないので、動画ファイルを読み込んで動画を見ながら字幕を作成していきます。

動画の読み込みはメニュー「映像 - ファイルを開く」を選択し、ダイアログから動画ファイルを指定します。
もしくは、エクスプローラからドラッグ&ドロップで動画ファイルを開くことも出来ます。

ちなみに、動画ファイルを読み込んだあとに新規作成を行っても良いです。
動画ファイルと字幕ファイルとの関連はなく、動画はあくまでも補助的なものという感じのようです。

動画ファイルの再生「Ctrl+Space」キー、もしくは動画の下にある左隅のボタンで可能です。
一時停止はもう一度同じ操作で行えます。
停止「Ctrl+BackSpace」キー、もしくは再生ボタンの横にあるボタンで行えます。

再生をしながら字幕を作成していくのですが、等倍速ではどうも難しい…と言うときには再生速度を変更することが出来ます。
再生速度はメニュー「映像 - 再生速度」で調整できます。

よく使う再生速度は基本設定で設定でき、再生速度の切り替えは「Ctrl+Tab」キー、もしくは左から8番目のボタンで行うことが出来ます。
基本設定はツリー内の「再生環境」を選択し、「「再生速度の変更」の初期値」で選んでおきます。

字幕の追加は「Alt+X」キー、もしくは右から4番目のボタンを押して行います。
右から5番目のキーも追加のはずですが、うまくいきませんでした…。

ちなみに、効率の良い字幕の作成方法は、あらかじめ追加したい字幕分を追加しておき、あとで字幕の時間を調整するという方法が良いと思います。

調整方法は変更したい字幕を選択しておき、再生中に字幕の表示開始時間が来たら「Alt+C」キー、もしくは右から7番目のボタンを押します。
さらに表示を終了したい時間が来たら「Alt+V」キー、もしくは右から6番目のボタンを押します。

再生時に少しだけ巻き戻したい時は「Alt+Left」キー、もしくは左から6番目のボタンを押します。
巻き戻しの時間などは基本設定で調整が可能です。

作成した字幕は動画再生画面にも反映されるので確認をしながら字幕を作成していきましょう。

あとは字幕ファイルを保存すれば完成です。
保存はメニュー「ファイル - 名前を付けて保存」を選択し、フォーマットとファイル名を指定します。

フォーマットは今回「srtファイル」として保存したいので一覧の中から「SubRip」を選択します。
フォーマット「SubRip」をダブルクリックをするとファイル名を指定するダイアログが表示されるので適当な名前をつけて保存しましょう。


出来上がった字幕ファイルを前記した通り動画ファイルと同名にして同フォルダに保存し、さらに動画ファイルを再生すると!見事に字幕が付いているはずです!!
これで色々な動画ファイルに字幕を付けて遊んでみて下さい!!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
字幕 (摩天楼)
2010-09-15 21:16:21
こんな便利な物が。
俺は字幕.inやJimaxで字幕動画を作ってました。
返信する
コメントありがとうございます (オコ坊)
2010-09-16 12:02:12
>摩天楼さん
コメントありがとうございます。

便利ですね!
ただ、Windowsしか無いのが残念です。
Macでも動けば良いのですが…。
返信する

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