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米アップル、iPhone 4のアンテナ問題は「ソフトウェアの不具合のため」と発表

2010-07-05 15:41:21 | MAC
米アップルは2日、「iPhone 4」で発生しているアンテナ問題で、原因は受信感度を監視するソフトウェアの問題であると発表しました。
また、この問題を修正するソフトウェアを数週間以内に提供するとの発表もありました。
この問題はiPhone 4だけではなく、iPhone 3GSiPhone 3Gも同等とし、同じく修正ソフトウェアを提供するとしました。

アンテナ問題の詳細はソフトウェアで受信強度バーの本数を算出する計算が間違っていたとのこと。
ある受信強度に対して誤って2本多く表示してしまっていたため、ある特定の持ち方をするとバーが数本消えるのはそもそも最初の表示が誤っていたからだそうです。


なーんだ、計算が間違っていたのか!
じゃぁ仕方がないね!


…って、みんな思うのでしょうかねぇ?
どうもしっくりこない…と思う人の方が多いはずですけど。

ファームウェアのプログラムミスは同情の余地はありますけどね。
悪条件がかさなるとプログラムミスとテスト漏れが起こることはありえる話しですし。
同業者として他人事ではない気がしますwww。

ただ、表示の問題はあると認めたものの、特定の持ち方をすると感度が下がるという問題は解決していないような気がしますけどね。
単に受信感度をあらわすバーを5本から3本にして感度が下がったことをユーザにわからなくしているだけのような気もします。

ちなみに、頑ななアップルがこう言った対処をするようになった理由はアンテナ問題で集団訴訟を起こされる可能性が出てきたからではないでしょうか?
でも、修正ソフトウェアを提供すると発表しても結局訴訟を思いとどまらせるまでには至っていないようです。

問題は不具合だけではなく、アップル側の態度にもあるかもしれませんね。
ユーザからの報告に対して、「仕様だ」とか、「どの携帯電話も握り方で感度は落ちる」とか言っていましたからねぇ。
どんな不具合でも「仕様」という言葉で逃げるのが一番嫌ですよね…。

この手の問題が発生した原因の1つに、アップルの秘密主義体制が悪いのでは?という指摘も有るそうです。
秘密を守るため十分なテストが出来ないまま製品となってしまったのではないか?と推測されているようです。


発売されてまだ10日強。
今後もまだ色々な問題が起きる可能性があります。
ただ、その都度「仕様です」で逃げるのは止めて欲しいですねwww。


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