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沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

『復帰』前後の在日沖縄青年運動」の講演を聞きました

2021-12-13 18:52:06 | 日記

 12月11日、新宿歴史博物館で開催された「『復帰』前後の在日沖縄青年運動」の講演を聞きました。
 1971年6月、日米両政府は沖縄返還協定に調印。「基地撤去で平和憲法のもとへ」と要求した米軍施政権下にあった沖縄の要求は全く顧みられることなく、米軍基地はそのまま沖縄に置かれることが明らかになり、「日本復帰」対する怒りが大きくひろがっていた。
 71年の10月19日、「沖縄国会」で佐藤総理が演説をしている最中、傍聴席から爆竹が鳴り、チラシがばらまかれた。3人の沖縄青年が沖縄の自己決定権を訴える行動であった。
 その中の一人、本村さんがその頃の自分たちの思いを語った。逮捕され、裁判では、ウチナーグチで「沖縄のことは沖縄が決める」と訴えたそうだ。
 あれから50年、何が変わったのか、と問うた。沖縄の民意を踏みにじる辺野古問題をはじめとする軍事要塞化。自己決定権を勝ち取るためには、琉球独立も視野に入れるべきではないかと、ともに考えてほしいと訴えた。
 その後、名護市長選の岸本ようへいさんを支援しようと呼びかけがあり、最後に、宮城義光さんのサンシンが会場に響き、琉球民謡がはじけた。
 参加者は80人、熱気あふれる集会であった。