10月5日、小雨降る中、第一土曜日定例の新宿南口スタンディングに参加しました。「この雨で参加する人が来てくれるか・・・」と心配でしたが、約60名が参加してくれました。
傘をさしてのスタンディングになりましたが、司会者の「新宿駅をご通行中のみなさん、私たちは沖縄への基地集中に反対し、今、スタンディングを始めました~しばらくお騒がせしますが、私たちの訴えに耳を傾けてください」の威勢のいい一声で始まりました。
そして参加者のリレートーク。「みなさん、沖縄を知っていますか。今、沖縄で何が起こっているか、関心を寄せて下さい。小さな沖縄に70%以上の米軍基地がおかれ、そしてさらに、各島々に自衛隊基地が建設され、今や、沖縄全体が軍事要塞化されています。中国敵視の日米の軍事訓練が日常的に行われ、人々の暮らしは危険にさらされています」。「昨年12月24日のクリスマスに米兵による少女誘拐性暴力事件がおきました。しかし日米両政府は、沖縄県に知らせず半年も隠蔽しました。性暴力を働いた米兵は「少女は18歳で合意だった」と裁判で無罪を主張しています。絶対に許してはなりません」。「沖縄辺野古に行ってきました。大浦湾への杭打ちがはじまり、豊かな海が日々破壊されています」。「死傷事件がおきた安和の現場では、警備が強化されネットを持って抗議行動の妨害行為をしています。また、事故をあたかも抗議行動が原因だったとの矮小化して、市民に原因を押し付けています。許されません」など次々にリレートークが続きました。
雨のなかのビラ巻きは、やはり大変でした。通りゆく人は傘をさしているのでなかなか受け取りません。また、ビラもすぐ濡れて手渡すのも難しかったです。しかし、なんとか日本語は200枚ほど、英語版は100枚ほど配ることができました。
また、最後に「ガンバロー」「ちんさぐぬはな」を女性たちがうたい、終了。
雨のなかお疲れさまでした~
9月28日、曇り空のもとアルタ前で「国連・人権勧告の実現を 包括的反差別法をつくろう」の集会とデモに参加しました。
14時半、主催者あいさつのあと10団体からのリレートークが続きました。はじめに在日本朝鮮人人権協会から「子どもは平等であるにも関わらず、朝鮮学校へのひどい差別が横行している。差別を許さない取り組みをともに進めていこう」と訴えた。次に東京「君が代」裁判第5次訴訟原告団から「都教委の学校現場への日の丸・君が代強制の不当な10・23通達へのたたかいが報告され」裁判闘争への支援を訴えた。次にアイヌ民族の衣装を身に着けたアイヌ料理の「ハルコロ」店主から「アイヌ民族を認めたが、実質的な人権の保障はないがしろにされている。アイヌ差別を許さない、とともに声をあげてほしい」と訴えた。つぎに琉球・沖縄の軍事要塞化について一坪反戦地主から「約145年前、琉球国が日本の軍隊に武力で侵略され、沖縄県が設置。以来、今日まで琉球・沖縄は国策に利用されてきた。自己決定権獲得をともに目指していこう」と訴えた。次に日本軍「慰安婦」問題について、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表より「日本政府はいまだに『慰安婦問題』を認めていない。日本どころかドイツに設置された『少女像』さえ撤去させるという許しがたい日本政府の対応に怒りを禁じえない」と訴えた。次に改悪入管法についてFREE USHIKU より「先生から教室で殴るけるの暴行を受けたが、密室で行われたことで、なかったことにされた経験をした。子どもはブラックボックスのなかにいる。殺されたウイッシュマンさんも誰も責任をとっていない」と怒りの訴えがありました。次に日本製鉄元徴用工裁判を支援する会事務局長から「国連人権ビジネスを守るどころか人権無視がひどい。ぜひ、徴用工裁判に支援を」と訴えた。次に被ばく労働を考えるネットワークより原発問題について「今、デブリ取り出しが行われているが、下請けの下請けの下請けの本当に社会保障もなにもない底辺の労働者に危険な仕事をさせ、放射能汚染で白血病になっても保証どころか切り捨てている。危険な作業を中止させ人権と命を守るよう訴えていく」と危険な命さえ奪われる作業実態を報告。最後に部落解放同盟から「袴田事件無罪の次は狭山です。石川さんが無罪を訴えて61年、必ず無罪を勝ち取ろう。そして鳥取ループのネット上での差別拡散をとめていこう」と支援を訴えた。最後に特別アピール「茨木宮川で行われた植樹祭と育樹祭についての天皇批判のビラを撒き、大学の掲示板にビラを貼ったら、1年後に逮捕された」ということが報告がされた。
最後に朴さんが集会のまとめを行い「国内人権機関・個人通報制度・包括的反差別法を制定させていこう」と参加者全員で確認し、終了。そのあと、デモへ。約200名の参加でした。
9月19日、日比谷大音楽堂で行われた「今こそ変えよう!再審法 カントダウン袴田事件」の集会に参加しました。雨も心配されたが集会中も雨はなく、暑さがちょっと緩んだ集会でグッとでした。
司会は安田なつきさん。主催者あいさつは日本弁護士連合会会長の渕上玲子さん「憲法を決めるときに最後に再審法について話し合うはずだったが、時間がなく、再審法は不十分なまま一度も法改正されることもなく今日に至っている・・」と話された。十分な証拠開示もされない再審法の欠陥はもともと造られた当時から十分な話し合いもなく決められたのか!どれだけ多くの無実の人がその立ちはだかる壁で苦しんできたか!その後、大河原正明さんや周防正行さん、津田大介さん、村木厚子さんらが発言しました。
9月26日に袴田事件の判決が出される日。これまでの流れからして「無罪判決」が出されるだろうと推測されている。平野さんが生きていれば・・どんなに喜んだことだろう!静岡出身の平野さんは、袴田さんの逮捕当時から「無実」を訴え続けてきた。「小刀の刺し傷」のうそを実現したいため「現場の豚を使いたい」と言って、みんなに怒られ反対されたね。いよいよ「無罪の判決だよ、平野さん」
私たちは、集会入り口で「松本ヒロ・ソロライブ 憲法くんと人権」のチラシをまく予定でしたが、雨の心配で急遽取りやめになりました。集会はJR大井町駅となり「きゅりあん」で行います。10月18日(金)18時開演 きゅりあん小ホール」です。多くの方のご参加をお願いします。
9月16日、代々木公園で行われた「さよなら原発全国集会」に参加しました。
かってチェルノブイリ原発事故が起きた時、政府は「十分な安全管理をしている日本はあのようにはならない」と豪語していた。が、福島原発事故に対する政府の対応はひどい!十分な事故原因も明らかにできぬまま、脱炭素を理由に「安全な原発を」と再稼働を進める。避難したまま故郷に帰れぬ住民を切り捨てる政府!集会には無責任に原発再行動を進めようとする政府への怒りの発言が続いた。
私たちは、解放同盟のブースで南部の会のジュゴンのマスコットや袋など販売させてもらいました。そして、狭山のチラシの配布と「石川さん無実・再審開始を求める求める署名」「十分な証拠開示をしない再審法の改正を求める署名」を取り組んだ。半世紀以上、無実を訴え続ける石川さん、
支える早智子さん、本当に石川さんが元気なうちに再審を開始してほしい!
千葉から来た女性が「5年ほど前だが辺野古に行ってきた。これまで敷居が高くて行けなかった。千葉で沖縄のチラシを配っていても全く無関心の人が多くいやになったが、私たちのマイクをしばらく聞いていた女性が、いなくなったと思ったら『これ食べて下さい。私は沖縄から千葉に来ました。沖縄に無関心の人が多い中で、あなた方の話やチラシを見てうれしくなったのです』と言われて本当にうれしかった」と話してくれました。
日米安保条約・地位協定を圧倒的人たちが支持しているなかで70%以上の米軍基地からの事件事故・性暴力で苦しむ沖縄の現状を知ってもらい、ともに怒りの声を上げてほしいと思いました。
9月13日「沖縄で相次ぐ性暴力犯罪・隠蔽した日本政府の責任を問う」政府交渉・院内集会・抗議行動」に参加しました。
30点以上にわたる質問に対する回答を受けての交渉でした。参加した政府の部署は警察庁・法務省・外務省・防衛省。しかし、具体的な質問に対する回答は「公判中なので個別具体的にはお答えすることはできません」。裁判では「軍の法務官」が臨席しており、それについては、米国軍の軍族の日本における裁判では、立ち会わせる権利を有しているそうだ。それに対し、ビデオリンクやカウンセラーの立ち合いもなく少女の権利保護はかるんじられているのではないか。についても必要に応じて権利保護の対応はしているとの回答。なにかというと「プライバシー保護」をたてに、あたかの少女の権利を守っているかのようにいうが、逆に犯人―米兵を擁護しているのではないか・・・など追及。
その後の院内集会では、高里さんが「特に性暴力事件については「あたかも被害者に落ち度があったかのような対応で、性暴力をした犯人を守るような社会的風潮がある。それを正していかないといけない!被害者は悪くない」と声を上げていく必要があると言われた。また、娘が通っていた保育園で軍の部品が落下したが、米軍は否定。明さんは、娘たちが安全に暮らせるか本当に心配だった、と話された。今も幼稚園や学校の上を米軍機が飛んでいるのですと訴えた。
その後、官邸前の抗議集会に参加。院内集会には230人、抗議集会には200人が参加し、抗議の声をあげた。
9月7日、毎月第一土曜日に開催されている新宿南口の辺野古NOスタンディングに参加しました。新たな米兵による性暴力が6月に起きていたと報道されたばかりでリレートークでは続発する性暴力への怒りの発言が続いた。犯人は米軍基地で、犯人への取り調べは日米共同でおこなわれ、県警独自の取り調べは行われない。県警は、犯人の引き渡しすら要求しない。基地と隣り合わせの沖縄でどのように命や人権が守られるというのか!9月13日に続発する沖縄の性暴力事件の政府交渉を行うので是非、参加してほしいとの訴えがあった。また「天皇がマッカーサーに、沖縄を25年ないし50年、あるいはそれ以上、米軍が支配下に置けば、日米にとって利益であり、多くの日本国民は反対しないでだろうと沖縄を米軍に差し出した。それが現在までも続いており、沖縄は性暴力を含む基地被害に苦しめられている。通りゆく皆さんと同じように沖縄の県民も安心・安全に暮らしたいのです」と訴えた仲間もいた。
リレートークの最後に、多くの時間をシュワブ・ゲート前でスタッフとして働いている高橋さんがマイクを握った。まだまだ厳しい暑さが続くが、一人でも多くの人が座り込みに参加してほしいと訴え「ここに座り込め」をうたってくれ、大きな拍手が沸いた。また女性陣が「一坪たりとも渡すまい」「沖縄いまこそ立ち上がろう」など披露。たまたま通りかかった人が「私も一坪地主です。今、急いでいるのでスタンディングはできませんが」とカンパしてくれた人や「いっしょにチラシをまきます」といっしょにチラシをまいてくれた通りすがりの男性。英字のチラシを受け取り、ジーっと読んでくれた外国人など。
参加者は約80名。また、来月の第一土曜日にスタンディングに参加してくれるよう呼び掛けて終了。お疲れ様でした。
9月2日「『運用改善』で終わらせない! 女を利用した軍事化と米軍性暴力の不処罰を許さない」の院内集会が開かれ、参加しました。
「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の宮城晴美さんの講演でした。晴美さんたち「行動する女たちの会」は「沖縄・米兵による女性への性犯罪」を1945年の米兵の上陸したときから2021年までの米兵の性犯罪を記録した年表、第13版を昨年4月に出版。米兵は、場所や年齢、時間を問わずの性暴力の数々!夜中に寝ている女性を連れだず、抵抗する夫を射殺、畑仕事をしている女性、赤ちゃんにまで性暴力!(その赤ちゃんはその後死亡)・・・日本ではいらない米軍基地は沖縄に押し付け、事件・事故・性暴力で沖縄の命・人権は踏みにじられる中で、米兵は地位協定で守られ、圧倒的多くは不起訴。宮城さんは「最大の暴力は日米同盟・裁判権放棄の密約」であると指摘された。さらに今度の少女暴行事件のように隠蔽し米軍を擁護する日本政府!「軍事基地いらない」の声をあげ、ともに頑張っていこうと呼びかけた。
その後、石垣の現状や取り組みを訴えた石嶺さん、小金井市議の片山さん、名古屋大学の飯島さんは地位協定の改定を話され、最後に基地・軍隊はいらない4・29実行委員会の与儀さんが「沖縄の続発する性暴力・隠蔽についての政府交渉・院内集会などの開催と参加要請を行いました。
参加者は約170人、会場はいっぱいでした。姑息で卑劣な日米の政治的隠蔽! 絶対に許さない!ともに抗議の声をあげていきましょう!
8月26日「海を壊すな!事故の責任転嫁するな!防衛省へ緊急行動」に参加しました。
8月20日、防衛省=防衛局は沖縄県の事前協議を求めているのを振り切って軟弱地盤の広がる大浦湾に本格工事を着工した。昨年12月、県の自治権を取り上げ「代執行」で工事を強行した。さらに6月28日の安和桟橋での死傷事件の原因究明や再発防止策も示さず、警備を動員して、土砂の搬出を再開したのである。
主催者の挨拶の後、沖縄からは、安和桟橋で事故にあい大量の輸血や下半身の骨折8か所の手術を終え、やっと一般病棟に移った女性のお姉さんの電話メッセージであった。「妹は現在、リハビリ中だが、どんなことがあっても、たとえ、車いすになっても基地反対の抗議行動に参加する。骨は折れても心は折れない」と事故にあった妹の熱い思いを訴えた。
その後、南部の会の防衛省への抗議文が読み上げられ、防衛省職員に手渡した。その後、「基地・軍隊はいらない!4.29実行委員会」から9月13日の性暴力事件の政府交渉の紹介、一坪関東ブロックから県民大会に呼応する東京集会(日程は未定)、国会包囲の国会前集会などの取り組み等についての呼びかけがされた。最後にシュプレヒコールと「沖縄立ち上がろう」を全員で歌って緊急集会は終了。
帰り道、90歳の女性を含むメンバーと駅まで一緒だった。仲間が「今日は緊急だから無理してこなくてもよかったのに」90歳の彼女「緊急だから来たのよ」と。彼女たちは沖縄だけでなく原発やほかの集会などにも参加しているという。彼女たち3~4人で議員会館前で沖縄辺野古の座り込みをして20年以上になるという。ともに組合運動を経て、現在もたたかいの現場にいる・・・・すごいなあ
以下は、防衛省に手渡した南部の会の抗議文です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2024年8月26日
内閣総理大臣 岸田文雄 様
防衛大臣 木原 稔 様
外務大臣 上川 陽子 様
沖縄防衛局長 伊藤 晋哉 様
大浦湾の貴重な自然を破壊する不当な工事着工を中止せよ
「安和桟橋の死傷事件」の原因究明と再発防止策を示すまで土砂搬出を中止せよ
沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会
防衛省=沖縄防衛局は昨年12月、沖縄の自治権を一方的にはく奪し、8月20日、代執行で辺野古大浦湾の護岸造成工事に着手した。仲井真元知事の出した埋め立て承認の留意事項に基づく事前協議をしないまま自然豊かな生物多様性の大浦湾の北側のA護岸工事に金属性の杭を打ち込み、N1護岸とN2護岸に石材を投げ込んだのである。軟弱地盤の改良工事を追加した設計変更にもとずく工事である。2013年、埋め立てを承認した仲井真元知事が「実施設計に基づき環境保全対策、環境監視調査、事後調査などについて詳細を検討し、県と協議すること」との遵守すべき留意事項を踏みにじっての着工である。さらに県が必要な事前協議が整うまでは着手しないよう求める中で、入札からわずか4か月で変更契約を交わし十分な説明もなしに「変更契約調整」と記しただけで170億円増額したという。2014年の3500億円が9300億円にふくれあがり、22年度までにすでに半分は使っている。90㍍にも及ぶ軟弱地盤の地盤改良後も沈下する恐れがあると専門家が指摘しており、完成後の補修工事にも膨大な費用が掛かる。莫大な税金を使って、貴重な自然を壊す辺野古新基地建設は群がるゼネコンへの利益配分のためなのか!
埋め立て用土砂も県内で調達するはずだったのが、奄美大島の土砂を使用するための調査がされるという。奄美など県外の土砂投入は特定外来生物の混入が懸念される。政府は県外から持ち込まれる土砂を洗浄することで特定外来生物を除去するというが、それが可能なのか?世界のNGOが「希望の海」と認定した5300種の海洋生物や262種の絶滅危惧種のすむ自然豊かな大浦湾である。県の土砂条例の厳密な適用で、特定外来生物混入を阻止しなければならない。
さらに土砂搬出先の安和桟橋で6月28日に死傷事件がおき、8月15日、防衛省は「抗議行動は妨害行為」と歪曲し県に対策を要請した!その真逆な対応に怒りが抑えられない!抗議行動は辺野古新基地建設に粘り強く反対してきた市民の表現や思想信条の自由という憲法で保障された当然の権利である。事件は工事を強行し、さらに工事を急がせて無理に2台のダンプを発車させた防衛省の作業の在り方、監督責任に一切の原因があった。全日本建設交通一般労働組合沖縄ダンプ協議会も「事故は効率を優先させたことが原因であるとして防衛局に現場の安全確保」を申し入れている。しかも防衛省=防衛局はその安全確保のための、事故原因や再発防止策も示さないまま8月22日に土砂搬出を再開した!防衛省=防衛局の無謀な作業の在り方がこの事件を起こしており、被害者の二人に対し、謝罪し補償すべきは当然である。
自然豊かな大浦湾を破壊する工事着工と事故の謝罪や反省・佐発防止策もしめさないまま安和桟橋から土砂搬出を再開したことに抗議し、以下要求する。
1、 大浦湾本格工事着工を直ちに中止し、沖縄県と十分な事前協議をしろ
2、 「一日も速い普天間基地の危険性の除去」にはならない辺野古新基地建設は断念せよ
3、 米軍が違法に造った普天間基地は直ちに返還すべきである
4、 安和桟橋事件の原因究明・再発防止策を示し、被害者に謝罪し、十分な補償せよ
8月19日「『終わらせよう!裏金自民党政治と戦争できる国づくり8.9国会議員会館前行動」に参加しました。
自民党の岸田首相の引退に伴い、現在、自民党内であまたの人が立候補しているのが連日マスコミでとりあげられている中での総がかり行動でした。
主催者の「裏金自民党政治、戦争できる国造りやめさせよう」の挨拶後、共産党・立憲民主からの発言続き、社民党や沖縄の風からのメッセージが読み上げられました。そして、市民団体からの発言、憲法改悪を許さない、メディアへの監視が強まる懸念、貧困に苦しむ女性の叫びなど続いた後、基地・軍隊はいらない4.29実行委員会の岩川さんの発言がありました。
少女暴行事件や女性たちへの性暴力が相次いで起きている沖縄の実態、そしてそれを隠蔽した日米への怒りと責任を追及する政府交渉、その報告含め、諸悪の根源である米軍基地の撤去を求める集会を9月13日参議院会館で開催するので、是非とも参加してほしいという呼びかけでした。また、9月2日のふぇみんなど3団体が開催する「『運用改善』で終わらせない 女を利用した軍事化と不処罰を許さない 院内集会」の紹介もありました。
最後に行動提起があり、700人の参加者があったとの報告がされ終了。強い風や雨が降ってくるなかでの総がかり行動でした。
戦後79年たっても戦没者の遺骨収集をせず、あげく辺野古新基地建設の埋め立てに使おうとしている政府に対し、抗議しているガマフヤーの具志堅さん。昨年につづき、今年も靖国神社まえでハンストを決行。
千鳥が淵の「戦没者追悼」を終え、具志堅さんのもとに駆け付けた。「戦没者を助けて下さい。防衛省は日本兵の遺骨を海に捨てようとしています」のチラシを配りながら通りゆく人に具志堅さんへの支援を訴えた。こんなに多くの人が「靖国」にいくのかと思うほどの人の往来である。狭い通路の反対側では「新しい教科書をつくる会」の人たちが「子どもたちにほこりある教科書を!」とマイクで訴えていた。下の方では「めぐみをとりもどそう」で多くの人が宣伝していた。
聖戦史観の靖国の前で私たちは「新しい歴史教科書」を宣伝している人たちにも聞こえるように「戦争に反対しよう」「遺骨を米軍基地の埋め立てに使わせるな」「遺骨を海に投げ捨てるなんて人道的にも許せますか」など訴えながらチラシを配布。
暑い中、具志堅さんは椅子にも腰掛けず、インタビューに答えていた。また、マイクを握って「戦没者を助けて下さい。戦友を殺した米軍基地のために遺骨を海に投げ捨てようとしています。戦没者の尊厳を守るためにも「防衛省の計画を止めよう」と道行く人たちに呼びかけた。
ほとんどの人が通り過ぎたが、なかには「応援します」といい、チラシを取りにくる人もいて、うれしかった~
しかし、靖国の「聖戦史観」には疑問を持たざるをえない。