3月26日、兼ねて報道されていたが、最高裁は沖縄県の埋立て承認撤回をとりけした国土交通大臣の裁決の取り消しを求めた「関与取り消し訴訟」についてなんらの審議も行わず却下した。不当極まりないこの暴挙に、翌日の3月27日、最高裁西口に110人の市民が駆けつけ、抗議の声をあげた。
「最高裁の不当な却下糾弾」「沖縄差別許さない」「辺野古新基地建設反対」「沖縄県民とともに闘うぞ」・・・・シュプレヒコールで抗議行動ではじまった。
主催者から、最高裁の法を捻じ曲げた国にお墨付きを与えるような不当判決は三権分立を自ら破壊し、地方自治や民主主義を踏みにじるものである。これは沖縄だけでなく日本全体の問題であり、許してはならないと訴えた。
続いて、総がかり行動や埼玉平和センター、集まれ辺野古、土砂搬出反対、カヌーを送ろう、一坪反戦地主など次々と怒りの発言が続く。
そして、最高裁の却下に対する抗議の声明が読み上げられ、沖縄の現地のたたかいと連帯して、勝つまであきらめない!ことを確認し、シュプレヒコールのあと、設計変更の提出後に防衛省前での抗議行動の行動提起をうけ集会を終了。
沖縄の民意=自己決定権を否定し続ける日本の裁判!
安保条約を圧倒的国民が支持し、それに付随する米軍基地は沖縄に押し付ける日米政府!憲法制定時も安保条約制定時も沖縄は米軍支配下。沖縄抜きで決めた安保条約なのになぜ、基地を押し付けるのか。この差別=植民地支配、許せるか!
まきてぃやないびらん!まんじゅいちばらなやーさい!