沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「辺野古の海をうめたてるな!」の集会に参加しました

2015-11-24 08:27:50 | 日記

11月22日の新宿アルタ前で行われた「辺野古の海を埋め立てるな!11.22新宿デモ」に参加しました。

 今、沖縄のシュワブ・ゲート前で、座り込み・抗議行動が行われて500日以上が経過しました。
 「美しい海を埋め立てるな」と声をあげる非暴力の市民に対し、沖縄県警や保安庁、警備会社などの弾圧に加え、政府は東京から警視庁の機動隊100人以上も派遣し、暴力をエスカレートしたさらなる弾圧をはじめています。

 圧倒的沖縄の民意をうけ、翁長知事は、埋め立てには誤りがあるとして「辺野古の埋め立て承認」をとりけしました。

 それに対し、国は、違法な手段で、翁長知事の「埋め立て承認取り消し」の執行停止をしたうえ、沖縄県の権限=埋め立て承認や取り消し=さえ、取り上げる「代執行」の手続きを開始し、翁長沖縄県知事を提訴しました。

 東京の機動隊まで派遣したうえ、沖縄の権限までとりあげるというやりかたはあまりに理不尽、沖縄に対する「植民地」扱いです。

 私たちは、こうした理不尽な政府の対応は民主主義国家としてあるまじき行為だと、沖縄で起こっている実態を一人でも多くの人々に訴えたいと新宿の街での集会・デモに参加しました。

多くの人たちの連帯のあいさつに続き、沖縄のキャンプシュワブの座り込み現場から駆けつけたヘリ基地反対協議会の安次富さんから詳しい報告がありました。

 小さな沖縄に米軍基地74%も押しこめ、さらに200年耐用の城塞のような基地を辺野古に造ろうとしています。そこはジュゴンのすむ沖縄でも一番の美しい海、そこを壊して、私たちの莫大な税金をつかって米軍基地をつくらせてはなりません!


 東京にすむ私たち一人ひとりが、理不尽な沖縄への弾圧=差別に抗議の声をあげていきましょう!
 一人ひとりの力は弱いが、みんなが声をあげれば、大きな大きな力になります。沖縄とともに声をあげていきましょう!


11・29辺野古に基地は造らせない大集会に参加しよう

2015-11-20 09:20:29 | 日記

 今、辺野古のシュワブゲート前では連日「ちゅら海をうめたてるな」「辺野古の新基地をつくるな」と抗議し、座り込みを続けています。
 政府は警視庁の機動隊100人以上もシュワブゲート前に派遣し、市民に暴力をふるっています。
 11月18日に座り込み500日。千人を超える人々が結集し、機動隊も工事関係車両もストップさせたそうです。
 国は、翁長知事の正当な「埋め立て承認取り消し」を執行停止し、高裁那覇支部に権限をはく奪する「代執行」の告訴をしました。
 翁長知事は「沖縄差別だ、全力でたたかう。あらゆる手段で基地は造らせない」と記者会見でのべています。
 全力で翁長知事をささえている沖縄県民に連帯し、11月29日に日比谷野外音楽堂で「辺野古に基地は造らせない」大集会が開催されます。
 私たちも全力で、集会に参加していきましょう!
 集会参加を呼び掛けるビラ配りをやります。
  11月29日の集会参加のビラ配り
*25日に予定していました蒲田駅前でのビラまき、雨で中止、土曜日に変更します。よろしくお願いします。

   JR蒲田駅東口 11月28日 土曜日2時~ ビラまき  

 翌日は11月29日、日比谷野外音楽堂での「辺野古に基地は造らせない」大集会が、13時半からあります。


連日になりますが、がんばりましょう!

 


「虹の戦士号」台湾へむけて出航

2015-11-16 15:43:05 | 日記

 12日間の沖縄滞在を終え、国際環境NGOのグリンピースの「虹の戦士号」は台湾へ向かった。

 那覇港についてから79時間も上陸許可がおりず、辺野古へ航行も認めず、名護湾への停泊も6日に申請して9日に許可されたが、虹の戦士号からボートで輸送する許可を取り下げるように言われたそうだ。漁船のチャーターで名護への上陸はできたが、このような日本の理不尽な対応は世界中回ってきた虹の戦士号にとっても初めてだそうだ。

 以下、メールを紹介します。

 2005年の辺野古・大浦湾への派遣からちょうど10年。
沖縄のみなさんの要請を受けて18カ国から航海してきた19名の乗組員ですが、まる3日間も上陸許可が下りず、また辺野古・大浦湾沖航行の申請も内閣府に却下されるなど困難の連続でした。これまで政治的な理由で入港を拒否されたことなどなかった虹の戦士号。たった一隻の船をこれほど強硬に拒否する政府の態度は、虹の戦士号の抗議による国際世論の高まりを恐れる彼らの真意を如実に表しているといってもいいのではないでしょうか。

しかしその一方でクルーは陸路で辺野古を訪問し、キャンプ・シュワブ第一ゲート前や埋立予定地を臨む瀬嵩の浜で地元の方々とともに抗議行動に参加、11日には名護漁港沖に停泊し、ここでも沖縄のみなさんとあたたかい交流をもつことができました。こうした辺野古の“虹の戦士”の様子は、国内外の多くのメディアで大きく報道されました。
164の国と地域からオンラインアクションに寄せられた71,695筆の皆さまの声も、沖縄県と名護市にしっかりお渡しすることができました。

数千数万の時をかけて育まれた貴重な命の海をまもりたい。ふるさとを、平和をまもりたい。
そんな願いと、この場所で起きている矛盾を世界中に伝えたい虹の戦士号をこれまで支えてくださった皆さま、活動にご参加くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。

目の届きにくい場所で起きている環境破壊を目撃し証言する虹の戦士号の旅は、これからも続いていきます。


戦場ぬ止み上映会

2015-11-14 14:44:39 | 日記

沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会は、「戦場ぬ止み」東京南部上映会を企画しました。
上映会成功のために、皆さんの参加とご協力をお願いいたします。 

2016年2月25日(木)①14:00②18:30

田町交通ビル6Fホール

前売り1,000円(当日1,200円)

 


沖縄県が国交大臣に公開質問状

2015-11-08 10:36:52 | 日記

 11月6日の翁長沖縄県知事の記者会見について琉球新報の記事から抜粋して紹介します。

 石井啓一国土交通相が翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しを取り消すよう求めた是正勧告について、沖縄県は11月6日、拒否する文書を石井国交相宛てに送付した。翁長知事は同日開いた記者会見で「取り消しは適法と考えていて勧告に従うことはできない」と述べた。翁長知事が勧告の次の段階で出される是正指示にも従わない方針を示したことから、石井国交相が今月中にも翁長知事の承認取り消し処分を国が代わりに取り消す代執行を求めて高裁に提訴する公算が大きくなった。
 また、沖縄県は、石井国交相が、審査請求と執行停止を申し立てた沖縄防衛局を「私人」と認める一方で、代執行手続きでは防衛局を「行政機関」と位置付けていることの整合性など5項目を問う公開質問状も国交相宛てに送付し、11月13日までに回答するよう求めている。県が大臣に公開質問状を送るのは異例のこと。
 県弁護団は同日の翁長知事の記者会見の席で、来月にも開かれる代執行訴訟の口頭弁論に翁長知事が出廷し、意見陳述することを検討していると明らかにした。
 公開質問状を送付したことについて、翁長知事は「沖縄防衛局長のみならず国交相までもが自らの都合に応じて立場を使い分けている。さらに警視庁の機動隊員を大量投入するなど、なりふり構わず移設を強行しようとしている。政府は通り一遍の言葉ではなく、国民、県民に対し明確に説明責任を果たすべきだ」と述べた。
 沖縄防衛局が設置した環境監視等委員会の一部委員が辺野古移設工事の受注業者から寄付などを受けていた問題に関し、翁長知事は「県の質問に対する防衛局の回答は既存の議事要旨などを基に指導助言機能は適切に果たされていると主張するのみだ。国民、県民の疑念は払拭(ふっしょく)されるどころかますます深まっていく」と指摘し、十分な内容の報告をするよう再度求めていく姿勢を示した。

知事冒頭発言全文
 国土交通大臣が行った辺野古新基地建設に係る公有水面埋立承認取消処分を取り消せとの勧告などについて報告する。
 1点目に是正の勧告の拒否について。本日、去る10月28日付けで国土交通大臣が地方自治法第245条の8第1項の規定により行った「辺野古新基地建設に係る公有水面埋立承認取消処分を取り消せ」との勧告について、勧告には従わない旨の文書を同大臣宛て発送した。
 県は、本年7月の第三者委員会の検討結果を受けてこれを精査した結果、承認には取り消し得べき瑕疵(かし)があるものと認め、取り消しを行った。従って、本件取り消しは適法と考えており、勧告に従うことはできない。
 2点目に公開質問状について。承認取り消しに対する審査請求、審査請求手続における執行停止決定および代執行手続きへの移行といった一連の政府の対応において、沖縄防衛局長のみならず、国土交通大臣までが、自らの都合に応じて立場を使い分け、さらに警視庁の機動隊員を大量投入するなど、まさしくなりふり構わず移設を強行しようとしている。
 政府は、これらの対応について、通り一遍の言葉ではなく、国民、県民に対して明確に説明責任を果たすべきであると考える。そこで県では、本日、国土交通大臣に対して、この点についての公開質問を行うこととし、公開質問状を送付したので、報告する。
 3点目に環境監視等委員会の寄付等について。昨日、本県から沖縄防衛局長に照会した環境監視等委員会への寄付および報酬に対する回答があった。既存の議事要旨などを基に委員会の指導助言機能は適切に果たされていると主張するのみで、委員就任後に寄付金が大幅に増額された委員がいるにもかかわらず、議事録の公表もない。
 国民、県民の疑念は払拭(ふっしょく)されるどころか、ますます深まっていくのではないか。あらためて、十分な内容の調査結果の報告や、議事録の公開などを強く求めていく。今後も、辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む考えだ。

公開質問状の全文
〈審査請求に関し〉
 質問1 辺野古沿岸部の埋め立て事業は、日本政府が日米両政府間合意の履行として、閣議決定に基づき実施されている「国家の事業」であることは明らかだと考えるがいかが。
 質問2 上記埋め立て事業が「国家の事業」であるとすると、沖縄防衛局の埋め立て申請は必然的に「国」(固有の資格)としての埋め立て申請と解されるのが自然であるかと考える。何ゆえに、同申請が「私人」としての申請と解されることになるのか。
 質問3 公有水面埋立法が、埋め立て申請につき、「私人」の申請と「国」の申請を区別していないということであれば、同法で、「国以外の者」の申請と「国」の申請を区別して定めている理由をどのように考えればよいか。貴職の見解を明らかにしてほしい。
 質問4 平成11年の地方分権一括法により、地方自治法の中に国が地方自治体の判断に介入する「関与の制度」(第11章 国と地方公共団体との関係及び普通地方公共団体相互間の関係)が新設されている。国と地方公共団体との紛争は、同手続きを利用して解決されるべきであるというのが同制度の趣旨と思われるが、貴職は何ゆえに同制度の利用にとどめず、あえて行政不服審査法に基づく審査請求制度を利用して、行政内部で「執行停止」の決定をしたのか、その意図を明らかにしてほしい。
〈関与の制度に関し〉
 質問5 地方自治法245条の8第1項は、国による代執行等の手続きについて、「本項から第8項までに規定する措置以外の方法によってその是正を図ることが困難」な場合に限って勧告、指示を行うことができ、同指示に知事が従わないときに高等裁判所に訴えを提起できると規定されている。
 今回、国土交通大臣は勧告書において「貴職が行った取り消し処分について、法その他の法令には他の機関がこれを取り消す規定はなく」と述べ、代執行等の手続きによらなければ「その是正を図ることが困難」であるとしている。
 その一方、勧告に先立ち、国土交通大臣は沖縄防衛局の行った審査請求を適法な申請と認めて執行停止決定を行っている。この決定は、国土交通大臣が、自らには本件審査請求における裁決によって沖縄県知事の行った埋め立て承認取り消し処分を取り消す権限を有すると判断したことを意味するものと考える。
 すなわち、国土交通大臣は、当該埋め立て承認取り消しに関して、一方では審査請求での解決が可能と考えており、他方では、代執行等の手続きによらなければその解決を図ることが困難として、勧告を行っていることになる。
 何ゆえに、このような矛盾した判断がなされているのか、分かりやすいご説明をいただきたい。


「虹の戦士号」辺野古・大浦湾の航行を却下

2015-11-07 12:03:55 | 日記

 11月1日に那覇港に入港した国際環境グリンピースの「虹の戦士号」の辺野古・大浦湾の航行申請を日本政府は却下しました。1週間にも及ぶ海上保安庁との話し合いと入念な打ち合わせをしていたにも関わらず、明確な理由も示さずに却下しました。虹の戦士号の停泊場所は制限区域から1キロも離れた場所だったそうです。05年、07年のときは1~2日に許可がおりていたのに明らかな妨害行為です。
 虹の戦士号は国土交通相に行政不服審査請求を提出するそうです。

以下、多くの人に読んでもらいたいので、メールを公表します。

みなさんにささえられて、虹の戦士号は11月1日に沖縄・那覇港に入港しました。 
しかし昨日4日、内閣府は虹の戦士号の辺野古・大浦湾海域での航行申請を却下。1週間にも及ぶ手続きと海上保安庁との入念な打ち合わせにもかかわらず、却下の明確な理由さえ明らかにされませんでした。 
虹の戦士号は、世界で起きている最も深刻な環境破壊の現場で、そこで起きていることを世界中に発信することを使命とした船です。もし辺野古・大浦湾での工事が本当に"正当"で、"環境への影響がない"というのであれば、なぜ虹の戦士号の航行を却下する必要があるのでしょう? 
大浦湾の『命の海』を守りたい。それは、18カ国から沖縄までやってきた19人のクルー全員、共通の願いです。

  虹の戦士号船長、マイク・フィンケンからのみなさんへのメッセージをお伝えします。 

3歳になったばかりの息子のために、わたしは辺野古のジュゴンを守りたい。 
もちろん、息子はわたしが航海に出ることをいやがる。 
だが彼こそが、世界の美しさと尊厳を守るために、わたしがここにいる理由だ。 
インドネシアの森林を燃やし、グリーンランドの氷河を溶かし、わたしたちの小さな惑星は危機に瀕している。それなのに、人間は武装という手段で互いを脅かしあっている。 
飢餓や教育不足に苦しむ人々がいるのに、なぜ戦争に投資するのだろう。 
平和こそが最大な防御だ。武力は不変の平和をもたらしたりはしない。 
 恐怖心から、人間は母なる地球を支配しようとしている。 
沖縄のジュゴンに残されたわずかな生息地を奪い、生物多様性を壊そうとしている。 
 命を祝福し支えあうべきなのに、なぜわたしたちは武装しなくてはならないのだろう。 

ジュゴンのために。 
それが虹の戦士号の使命だ。 
   虹の戦士号船長 マイク・フィンケン 


 命の海のため、ふるさとのため、平和のために闘い続けている沖縄のみなさんに、あなたも虹の戦士号のクルーと一緒に、いま声を届けてください。30秒でできます。 
 もう参加された方は、いますぐお友だちや周りの方にシェアしてください。 
 https://mail.google.com/mail/u/0/?tab=wm#inbox/150d730880fff99f
7日(土)23:59までです。 


「辺野古の海を埋め立てるな!緊急デモ=沖縄県知事の埋め立て承認取り消しを支持します」に参加しました。

2015-11-03 16:49:10 | 日記

 新宿アルタ前には続々と参加者が結集!
 沖縄現地・シュワブゲート前に座り込み、工事車両の阻止行動の報告や翁長知事の「承認取り消し」に対する国土交通省の「効力停止」や「是正勧告」と「代執行」の手続きなどの現状が報告され、アベ政権の違法な弾圧に対する抗議の声が新宿に響き渡った。
 各連帯のあいさつの後、デモ行進へ。
 「辺野古に基地をつくるな」「オスプレイかえれ」「戦争反対」などシュプレヒコールや通行人への「辺野古の新基地建設」の不当性を訴え、ともに沖縄の人々との連帯を呼びかけた。
 私たち「南部の会」ものぼりを立て、「沖縄の民意を強権で弾圧する政府に怒り!」の横断幕を持って参加。
 デモ参加者はおよそ700人。ビラを受け取り「頑張って」という人もいて、うれしかった~