リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

ハマノパレード続き

2007-07-02 18:07:43 | Weblog
当時、クラブに勤めていたリリオーは競馬の好きなお客様と店でハマノパレードの話が出て、お客様は可哀想だった、3人で(お客様2人リリオー)黙祷して送ってやろうと言われ、うつむいて祈り始めた。店は大きく10セット位有り、何時も満杯で大忙しのママは右往左往、挨拶に回わって何処にいるか解らない。そのママが「リリー何をしているの黙ってお客様退屈されているじゃないの」と飛んできて仁王立ちして怒った。
「ええ、ママ違うんです、黙ってさぼっているのではないんです、これは・・」と言っても聞いてくれない。
怒られるのは良いんだが、私たちが話をしなかった30秒くらいなのに、ママはどの席で見ていたのか?何処にいたのか、何処から飛んできたのか?それが不思議だった。
何十人と入っているお客様、30人位いるホステス全て、把握しながらお客様と話をしながら、お送り、出迎えしながら・・・ママというのは凄いなあ、偉いなあと感心したものだ。でも、それは私も店をしてから解決した。
私も「このママは背中に目があるぞー、離れた席の話も聞いているぞー、悪口は言えないぞー」と言われた事があった。
そう、ママになると周りが見えるんだ。
でも、全てではない、人間、見えないときもある。帰られたお客様が解らないときがあり、お送りするのが遅れるときもある。「チーフ、言わないとだめじゃないの」と怒ったこともある。
その時の返事「ああ、そうですか、言ったつもりですけど・・・」で終わり。
働いている内が花よね、気楽だよ。ママは大変!こりごり!
ハマノパレードとクラブのママの話は以前にも書いてダブっている場面あり。