岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

岡山市立市民病院 病診連携研修会 「3S会」 (2014/10/09)

2014-10-09 23:16:24 | 院内イベント
こんばんは。Dr.Waveです。
1週間は早いものです。
つい昨日が月曜日だったように思いますが、もう週末です。
1日1日大切に過ごさねばならないですね。

今日は夕方に『3S会』が開催されました。
『3S会』とは「岡山市立市民病院 病診連携研修会」のことで、「診療機関と市民病院による市民のための研修会」として頭文字の3つのSをとって命名されました。
今回で第33回になりました。

今回は「がん治療における病診連携」がテーマでした。
腹腔鏡外科の主任医長の大村先生から「当院で行っている消化器腹腔鏡手術」について、血液・腫瘍センター副センター長の山本先生から「高齢者の血液腫瘍治療における病診連携」について、ももたろう往診クリニックの小林先生より「訪問診療の実際」について講演いただきました。

Dr.Wave自身、この会に参加するのはこれで2回目になりますが、非常に勉強になっています。

病診連携の研修会では、病院で行っている診療内容やコンセプト、そして実績をプレゼンテーションすることで、診療所のスタッフの方が岡山市民病院を活用する際の参考になっていると思います。
と同時に、病院スタッフにとっては、地域の診療所の診療サービスや訪問診療のコンセプトを知ることができ、自分達が病院で担っている役割を認識することができ、患者さんの医療サービス全体を見通すことができます。

診療所の先生方は病院で勤務された経験があるので、「今」の病院の診療を知る機会になりますが、病院のスタッフは知識や経験が乏しい診療所サービスを「勉強」することができると思います。
病診連携の研修会は病院スタッフにこそ重要な会であることを実感しました。

病診連携では「診療情報提供書」が重要な役割を担いますが、総合診療科(ER+GIM)としては有効な診療情報提供書の書き方についても重要教育項目として追及していきたいと考えています。



























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