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岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

2017年度岡山市立市民病院総合内科グループ紹介

2017-05-06 19:22:37 | システムやプログラムの紹介
こんにちは。Dr.Waveです。

おそばせながら2017年度総合内科グループのメンバー紹介です。

スタッフ(2017年度)
 岸田雅之(総合・内分泌)
 菅波由有(総合・消化器・感染症・老年)
 若林宏(膠原病・総合)
 出口健太郎(神経内科)
 名古谷章子(神経内科)
 寺見隆弘(総合・糖尿病・代謝内科)
 片山貴(総合・膠原病)(非常勤)
 山田春士(血液・感染症)(非常勤)

シニアレジデント(2017年度)
 PGY5
  涌波優(鳥取大学)
  片山祐(岡山大学)
 PGY4
  佐々木恵里佳(香川大学)
  戸川雄(岡山大学)
 PGY3
  小坂田陽介(岡山大学)

このメンバーに初期研修医2-3名がローテーション参加しながら1年の総合内科グループ診療を紡いでいくこととなります。
今年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

追伸:
2017年度は救急科スタッフに、芝直基(救急)(非常勤→常勤)、岡田雅行(小児・救急)(小児科→救急科)、森田吉則(救急)(常勤入職)が登録されました。
総合内科と救急科で総合診療領域でのコラボも検討していく予定です。
この方面でもよろしくお願い申し上げます。



2018年度岡山市立市民病院初期臨床研修プログラム説明会(第1回)のお知らせ

2016-12-10 16:45:13 | システムやプログラムの紹介
こんにちは。Dr.Waveです。
本日は岡山市立市民病院卒後臨床教育研修センターとしてお知らせをします。
当院での初期臨床研修プログラムをお考えの医学生の皆さんは必見です。


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2018年度岡山市立市民病院初期臨床研修プログラム説明会(第1回)

日時:2017年1月7日(土) 14:00-16:00
場所:岡山市立市民病院1階多目的ホール

■初期研修プログラム説明
 ・病院概要
 ・当院の初期研修プログラムについて
  (内科・外科系・救急の指導医より説明)

■研修医生活について(研修医より説明)
 ・病院見学について
 ・たすきがけと当院病院研修の違い
 ・研修医の一日
 ・研修医への質問コーナー

■病院見学(希望者のみ)
  当院内の施設をご案内します。

□懇親会(自由参加)※説明会終了後
  指導医や研修医と一緒に楽しくお話ししましょう!

詳細:
http://okayama-gmc.or.jp/info_detail/index/304.html




2017年度初期研修選択科目プログラム説明会+後期研修ガイダンス(2016/09/22)(①)

2016-09-29 17:47:55 | システムやプログラムの紹介
こんばんは。Dr.Waveです。

9/22に『2017年度初期研修選択科目プログラム説明会+後期研修ガイダンス』を開催しました。
初期研修医が岡山市立市民病院の研修プログラムを選ぶ際に参考となる説明会です(専属研修医に限らずたすき掛け研修医も対象です)。
今年度第1回のチャレンジ企画です。

市民病院専属研修医8名、大学病院研修医3名の参加がありました。
祝日にもかかわらず参加いただけましたことを卒研センタースタッフ一同感謝を申し上げます。

この機会にブログで当院の初期研修プログラムの内容について情報提供をしておきたいと思います。
①岡山市立市民病院専属研修プログラム
②たすき掛け研修プログラム
を2つに分けて説明したいと思います。

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岡山市立市民病院の初期研修プログラムでは
1年目:
「必須」内科6か月、「必須」救急科2か月、「選択必須」診療科2か月(入職前決定)、「選択」診療科1か月(入職前決定)、「選択」診療科1か月(入職後決定)
2年目:
「必須」救急科1か月、「必須」精神科1か月、「必須」地域研修1か月、「選択」診療科9か月
となっています。

1年目の時の「選択必須」診療科2か月(入職前決定)は、「外科・麻酔科・小児科・産婦人科」から2か月を選びます。
「選択」診療科1か月(入職前決定)は全診療科を自由に選べます。
「選択」診療科1か月(入職後決定)は、9月以降に1か月間設定され(時期は各人で異なり、入職後告示)、全診療科を自由に選べます。実際研修を始めて1年目の1か月選択研修を決めます。5月下旬締切としてます。

「全診療科」とは
○内科:総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)、消化器内科(肝臓内科含む)、神経内科、血液内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科
○外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科
○救急科
○麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、リハビリテーション科
○眼科、泌尿器科、心療内科、病理診断科、耳鼻咽喉科
です。

400床の病院ながら、ほとんどの診療科の研修を受けることができます。
あえて研修ができない診療科を言うと、腎臓内科、心臓血管外科、形成外科、漢方診療科といったところでしょうか。

今回の9/22プログラム説明会はたすき掛け研修を受け入れている診療科に限定でしたので、10/28に専属研修医限定のプログラム説明会を行う予定です。

ちなみに診療科のうちわけは次のようになっています。

たすき掛け研修受入可能の診療科:
○内科:総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)、消化器内科(肝臓内科含む)、神経内科、血液内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科
○外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科
○救急科

専属研修限定の診療科:
○麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、リハビリテーション科
○眼科、泌尿器科、心療内科、病理診断科、耳鼻咽喉科

次のブログでたすき掛け研修について報告します。
































































リハビリテーション科研修

2016-02-26 20:21:17 | システムやプログラムの紹介
こんばんは。Dr.Waveです。

昨年度より岡山市立市民病院にリハビリテーション専門医の難波先生が就任しました。
リハビリテーションサービスの質は早速向上しました。
そして今年度2月より研修医を含めたリハビリテーション教育の普及も開始となりました。

トップバッターは初期研修医2年目のA野先生でした。
ちょうどオリエンテーションをしているところを発見しましたので、写真にてレポートさせていただきました。



医師は「患者さんのゴールは元の生活に戻ることである」ことを忘れてはなりません。
つまり診療サービスは精査・治療のみでなく、リハビリテーションや社会サービス調整、転院調整などのスキルも医師は磨いていく必要があります。

しかし、こうしたリハビリテーション科研修などは一旦専門診療科の研修に入ってしまうと、なかなかまとまって学ぶことが難しくなります。
初期研修プログラムのときこそ、リハビリテーション科研修はやっておきたいところです。
(「総合内科」グループでは後期研修プログラムでは、こうした研修を選択できるように調整いたします)


今後当院での初期・後期臨床研修プログラムを考えている方々にはリハビリテーション科研修を検討してみることを是非お勧めします。







2016年度岡山市民病院初期臨床研修「選択」プログラム説明会part1(2016/01/13)

2016-02-24 09:51:42 | システムやプログラムの紹介
おはようございます。Dr.Waveです。
来年度に向けて、今年度の総合内科・臨床研修センター・院内の委員会の活動をまとめ、来年への方針を打ち出す業務に取り掛かっています。

さて、2015年度臨床研修センターは様々な試みを行ってきました。
パンフレットの更新、ホームページの調整、プログラム説明会の改善、当院での「医師研修セミナー」の開催などです。

更にこの1/13には『2016年度岡山市民病院初期臨床研修「選択」プログラム説明会』part1を開催しました。
この説明会は初期研修2年目で選択する研修プログラムを各診療科が説明し、初期研修医が選択しやすくすることを目的としました。
来年度は9月頃に開催し、大学病院のたすき掛け研修医の方々にもオープンにする予定です。

第1回は循環器科、産婦人科、呼吸器内科、神経内科、心療内科、泌尿器科、外科、脳神経外科、皮膚科、糖尿病内科でのプログラム説明を行いました。

Dr.Waveは当院専属初期研修医と共に全プログラムを拝聴しましたが、かなり刺激となりました。
普段診療を通して(もしくは医局を通して)コミュニケーションをとっている各診療科スタッフの教育理念や方略を知ることができました。
私のほかにもスタッフクラスで共に拝聴していた者もいましたが、同様に「いい勉強になった」とおっしゃっていました。
実際スタッフ医師もこのように正式な場で自分達の研修プログラムを紹介することはなかったこともあり、頭の中でかなり整理できたとおっしゃっていました。

研修医とスタッフが共に育てる岡山市立市民病院初期臨床研修プログラムにしてまいりたいと考えています。



































岡山市立市民病院 卒後臨床教育研修センター

2016-02-12 14:42:40 | システムやプログラムの紹介
こんにちは。Dr.Waveです。
今日は連投です。

今回は『岡山市立市民病院 卒後臨床教育研修センター』の紹介をします。

岡山市立市民病院では2014年度より「臨床教育研修センター」を正式に設置しました。
初期研修プログラムの整備とリクルート部門の設置を主目的として始動しました。

臨床教育は医療と切って離せないものですが、診療スキルと教育スキルは全くの別物です。
岡山県自体職人気質の強い県民性であり、伝統ある岡山大学医学部もその影響を少なからず受けています。
師匠の背中を通して学ぶ。まず姿勢を学ぶ。
師匠は教えるが不器用でもいい。いい作品を真摯に作り続けていればいい。
克己心をもって自分を成長させることが後輩への教育となる。
いい表現をすれば、このように表現されます。
厳しい表現をすれば、教えることから離れているとも言えます。

初期研修プログラムの充実を目標にスタッフが臨床教育について向き合い教育スタッフとして成長していくことが「臨床研修センター」の潜在的な設立目的としました。
そして初期研修医を患者のニーズを答える「医師」に育成することが、岡山市立市民病院の地域貢献の大きな柱の一つとしたいと考えています。

またリクルート部門の充実は専属の事務スタッフをつけると同時にいいスタッフと研修医をリクルートすることが病院の診療サービスの向上に直結するということを病院全体として認識することを主目的としています。

「リクルート」と「臨床教育プログラムの充実」は背中合わせです。
何故なら臨床研修においては給与的な高待遇よりも教育環境の充実が一番の魅力となるからです。
スタッフはリクルート活動をすると同時に教育プログラムの充実を図らなければなりません。
そしてリクルートで獲得した研修医に対しては報酬としての臨床教育を約束したこととしてより一層努力をせねばなりません。

この2年間で岡山市立市民病院は大きく成長の一途をたどっています。
来年度は専属初期研修医数の増員と後期研修医の増員があります。
来年度は後期研修医の臨床教育という大きなチャレンジを迎えます。

2016年度より「臨床教育研修センター」から『卒後臨床教育研修センター』として一回り規模を大きくします。
構成メンバーを一部のスタッフだけでなく、各部門の医師スタッフに広げ、事務スタッフも拡張します。
「初期研修医」「後期研修医」そして「スタッフ」も卒後臨床教育の対象とする予定です。

何を教育目標とすべきか。
そのためにどんな教育環境やプログラムが必要か。
そして各スタッフが「まず」何をすべきであるか。

2週間に1度各スタッフが膝を交えながら真剣に議論し実践に向けて動き出しています。
スタッフや研修医が其々の段階において「患者のニーズに答えれる医師」として成長していける岡山市立市民病院に成長していきたいと考えています。