こんばんは。Dr.Waveです。
2015年度も折り返し地点に近づいています。
良くも悪くもあっという間に時が流れています。。。。
@@@@@@@@@@@@@@@
さて、本日の報告は8/8に三豊総合病院で開催された「闘魂外来」についてです。
Dr.Waveも参加しました。
三豊総合病院は香川県西端の観音寺市にある482床の第一線の研修病院です。
Dr.Waveにとって三豊総合病院は岡山の津山中央病院と共にハード・ソフトともに中国・四国における第一線の臨床研修病院の位置付けです。
病院全体で「臨床教育」に重きを置いており、様々な講師を招聘したセミナーやプログラムを開催しています。
今回の「闘魂外来」も四国初開催となり、中四国におけるleading hospital的な立ち位置であることを示しました。
中四国ではまだ「闘魂外来」の名はそれほど通っていないと思うので、まず説明をしておきます。
「闘魂外来」の設定は『実践型臨床実習』になります。医学生を対象としています。
「①問診②身体診察③鑑別診断④アセスメント⑤プラン」までは大学病院での実習ではありますが、これ以降の「⑥患者説明⑦検査⑧結果説明⑨治療方針決定」を指導医監修のもと疑似体験するところに醍醐味があります(もちろん医学生が単独で行うことはなく、指導医が実際の診療を滞りなく進行していきます)。
勿論前持って患者さんからは同意をいただいています。時間がかかって患者さんからは倦厭されるのではと思われがちですが、普段救急外来で医師に相談できない内容も相談できるので意外なことに満足度は非常に上がります。
闘魂外来が終わった後は「闘魂祭」に移ります。設定は『各チーム対抗のケースカンファレンス』です。
診療の流れや取り組み方、方針について、活発に意見を交わします。
闘魂祭には司会者席に「ゴング」があり、これは話が脱線した際に鳴らされます。「なんだ、それだけの役割かぁ」と思われるかもしれませんが、参加者のなかにはこの「ゴング」が鳴ることを狙い、様々な脱線(いい脱線や単なる笑い的な脱線など様々です)を仕掛けてくるところに闘魂祭の醍醐味があります。
なかなか素人にはこの「ゴング」を鳴らされるには至れないのですが、闘魂祭でこの「ゴング」を鳴らすことを目標とするのも一つの楽しみ方かもしれません(笑)。
今回2日間のプログラムでした(Dr.Waveは初日のみの参加となりました)。
・最初に「闘魂外来」についてオリエンテーションを行いました。
・「闘魂」を注入された学生は研修医やスタッフと共に一つのチームとして救急外来に向かいました。
・同意をいただいた患者さんを実際に診察し、必要があればエコーを行ったり、グラム染色を行ったりします。
・診療の経過時間をきちんと加味しながら診療方針をチームで話し合い患者さんに治療を提供しました。
・皆で遅い昼食を摂った後、「闘魂祭」(ケースカンファレンス)に移りました。
・途中夕食を摂り、即興の出し物などで楽しんだ後、深夜まで「闘魂祭」を行いました。
・翌朝から残りの「闘魂祭」を行い、最後に徳田安春先生による「触診」についての実習を行いました。
「闘魂外来」をDr.Waveも支持します。
医学生の皆さま、学生時代の間「闘魂外来」「闘魂祭」に参加してみることを強くお勧めします。
今回色々ノウハウを教授いただいたので、いずれ岡山の地でも「闘魂外来」もしくはそれに準じた実習を行いたいと考えています。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
参考・抜粋:
闘魂外来とは:
「医師インタビュー企画 Vol.7 徳田安春」
https://career.m3.com/contents/epistle/yasuharutokuda/2
三豊総合病院 闘魂外来レポート
http://www.mitoyo-hosp.jp/rinsho/img/event_report_20150808.pdf
「医桜通信:闘魂外来・闘魂祭in上越総合病院」
http://www.izakura.jp/archives/708/
三豊総合病院について:
「三豊総合病院 卒後臨床研修センター」
http://www.mitoyo-hosp.jp/rinsho/index.html
徳田安春先生について:
「医師インタビュー企画 Vol.7 徳田安春」
https://career.m3.com/contents/epistle/yasuharutokuda
「燃えるフィジカルアセスメント」
http://blog.goo.ne.jp/yasuharutokuda
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/bd/2747140ab29ef607c09662fc2b2e727c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b4/5772f12d3d3c902e9c9cc679d9072e0b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/61/1c4f983517fcfa8385b71ce2f2e40886.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/00/f7a7ab5a431c860c377a8be6c9649f9c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d3/38c5c3498519cf15463058d56420e851.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/43/e78cd376cd4d3c5252cfe643d0c9c601.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0d/3bbdc709babd8545121e0d274bc6824c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b8/3fcbacd51b035e0aa1a60c141591211e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/10/c27e42e61e4223c2bf4a7cd99c29f086.jpg)
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2015年度も折り返し地点に近づいています。
良くも悪くもあっという間に時が流れています。。。。
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さて、本日の報告は8/8に三豊総合病院で開催された「闘魂外来」についてです。
Dr.Waveも参加しました。
三豊総合病院は香川県西端の観音寺市にある482床の第一線の研修病院です。
Dr.Waveにとって三豊総合病院は岡山の津山中央病院と共にハード・ソフトともに中国・四国における第一線の臨床研修病院の位置付けです。
病院全体で「臨床教育」に重きを置いており、様々な講師を招聘したセミナーやプログラムを開催しています。
今回の「闘魂外来」も四国初開催となり、中四国におけるleading hospital的な立ち位置であることを示しました。
中四国ではまだ「闘魂外来」の名はそれほど通っていないと思うので、まず説明をしておきます。
「闘魂外来」の設定は『実践型臨床実習』になります。医学生を対象としています。
「①問診②身体診察③鑑別診断④アセスメント⑤プラン」までは大学病院での実習ではありますが、これ以降の「⑥患者説明⑦検査⑧結果説明⑨治療方針決定」を指導医監修のもと疑似体験するところに醍醐味があります(もちろん医学生が単独で行うことはなく、指導医が実際の診療を滞りなく進行していきます)。
勿論前持って患者さんからは同意をいただいています。時間がかかって患者さんからは倦厭されるのではと思われがちですが、普段救急外来で医師に相談できない内容も相談できるので意外なことに満足度は非常に上がります。
闘魂外来が終わった後は「闘魂祭」に移ります。設定は『各チーム対抗のケースカンファレンス』です。
診療の流れや取り組み方、方針について、活発に意見を交わします。
闘魂祭には司会者席に「ゴング」があり、これは話が脱線した際に鳴らされます。「なんだ、それだけの役割かぁ」と思われるかもしれませんが、参加者のなかにはこの「ゴング」が鳴ることを狙い、様々な脱線(いい脱線や単なる笑い的な脱線など様々です)を仕掛けてくるところに闘魂祭の醍醐味があります。
なかなか素人にはこの「ゴング」を鳴らされるには至れないのですが、闘魂祭でこの「ゴング」を鳴らすことを目標とするのも一つの楽しみ方かもしれません(笑)。
今回2日間のプログラムでした(Dr.Waveは初日のみの参加となりました)。
・最初に「闘魂外来」についてオリエンテーションを行いました。
・「闘魂」を注入された学生は研修医やスタッフと共に一つのチームとして救急外来に向かいました。
・同意をいただいた患者さんを実際に診察し、必要があればエコーを行ったり、グラム染色を行ったりします。
・診療の経過時間をきちんと加味しながら診療方針をチームで話し合い患者さんに治療を提供しました。
・皆で遅い昼食を摂った後、「闘魂祭」(ケースカンファレンス)に移りました。
・途中夕食を摂り、即興の出し物などで楽しんだ後、深夜まで「闘魂祭」を行いました。
・翌朝から残りの「闘魂祭」を行い、最後に徳田安春先生による「触診」についての実習を行いました。
「闘魂外来」をDr.Waveも支持します。
医学生の皆さま、学生時代の間「闘魂外来」「闘魂祭」に参加してみることを強くお勧めします。
今回色々ノウハウを教授いただいたので、いずれ岡山の地でも「闘魂外来」もしくはそれに準じた実習を行いたいと考えています。
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参考・抜粋:
闘魂外来とは:
「医師インタビュー企画 Vol.7 徳田安春」
https://career.m3.com/contents/epistle/yasuharutokuda/2
三豊総合病院 闘魂外来レポート
http://www.mitoyo-hosp.jp/rinsho/img/event_report_20150808.pdf
「医桜通信:闘魂外来・闘魂祭in上越総合病院」
http://www.izakura.jp/archives/708/
三豊総合病院について:
「三豊総合病院 卒後臨床研修センター」
http://www.mitoyo-hosp.jp/rinsho/index.html
徳田安春先生について:
「医師インタビュー企画 Vol.7 徳田安春」
https://career.m3.com/contents/epistle/yasuharutokuda
「燃えるフィジカルアセスメント」
http://blog.goo.ne.jp/yasuharutokuda
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