燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

循環器フィジカル ケース4

2016-07-02 | 症例集
循環器フィジカル・ケース4   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例4: 65歳女性〔主訴〕左半身の脱力と構音障害 数年前より高血圧を指摘されるも治療せず放置。今回、買い物中に突然、左半身脱力を自覚し、救急車にて来院。救命士によると、左半身運動麻痺と構音障害あり、とのこと。 バイタルサイン:血圧 90/60 mmHg、脈90 /分、呼吸 18/分、体 . . . 本文を読む
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循環器フィジカル ケース3

2016-06-30 | 症例集
循環器フィジカル・ケース3   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例3 75 歳の男性 主訴:けいれん 来院前日からの突然発症の腹痛と気分不良にて,かかりつけのクリニックを受診 受診直後に突然,全身性けいれんをおこした かかりつけ医では「頭部CT検査と腰椎穿刺が必要」と考え、救急車にて患者を病院へ搬送 病院へ来院時,上肢の脈拍は触知可能であるも . . . 本文を読む
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循環器フィジカル ケース2

2016-06-28 | 症例集
循環器フィジカル・ケース2   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例2  80歳男性 主訴:呼吸困難 最近の健診や病院受診歴なし 喫煙歴+ 10日前より労作時呼吸困難 5日前より発作性夜間呼吸困難 昨夜より起座呼吸 今朝救急外来受診 顔色が悪く冷汗をかいていた  胸痛無し バイタルサイン:血圧110/85 脈 140  呼吸数40  体温 . . . 本文を読む
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循環器フィジカル ケース1

2016-06-26 | 症例集
循環器フィジカル・ケース1   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 症例1 50歳男性 主訴:意識障害 糖尿病で外来通院中の患者。以前よりインスリン自己注射を行っていた 喫煙歴あり。今回、予約外の外来の受付窓口にて突然倒れ、救急室へ搬送された 顔色が悪く、多量の冷汗を認めていた。 バイタルサイン:血圧 90/75 mmHg、脈140 /分、呼吸 2 . . . 本文を読む
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循環器フィジカル はじめに

2016-06-24 | 症例集
循環器フィジカル・はじめに    循環器系疾患には重要な疾患が多い。  虚血性心疾患や心不全のように頻度が多いものも多い。  また、頻度は少ないものの、診断の遅れが致命的となる重篤な疾患もある。  大動脈解離、大動脈瘤切迫破裂、肺塞栓症、心タンポナーデ、など。  このような疾患の患者アウトカムを改善させるためには早期治療が必要であり、そのためには臨床現場の最前線に位置する総合系医師によ . . . 本文を読む
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指導医の資質 チーム医療のリーダーとしての指導医

2016-06-22 | 徳田語録
 5.        チーム医療のリーダーとしての指導医    指導医は、研修医のロールモデルでもある。  大学医学部を卒業したばかりの研修医は,医師としても杜会人としても未熟であり、最初に出会った指導医の影響を直接受けやすい時期でもある。  医学知識や技術のみならず、態度や言葉使いまでかなりの影響を受けることになる。  指導医の責任は重大であり、研修医の社会人としての将来に . . . 本文を読む
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指導医の資質 ハイパフォーマンスチームの必須条件

2016-06-20 | 徳田語録
  4.    ハイパフォーマンスチームの必須条件    下記に、ビジネス界でよく引用されている高度のパフォーマンスを達成できるチームの条件を記す。これは医療チームでも適用できる内容と考える。 1)  チームのメンバーが共通の目標を認識し、それにむけて行動する。 2)  チームのメンバーがお互いに信頼関係を構築するように努める。 3)  メンバーはみな生身の人間であり、誤り . . . 本文を読む
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指導医の資質 チーム医療の重要性と指導医・研修医関係

2016-06-18 | 徳田語録
  3.        チーム医療の重要性と指導医・研修医関係    現代の病院診療体制の主流であるチーム医療は、医療の安全性と効率とを両立しうる有効な可能性を持つ。  医療内容をチームのメンバーで2重3重のチェックをすると、医療事故は減らせる。  どんなに注意しても、人間個人のミスをゼロにすることは不可能である。  しかしながら、仮に200回に1回医療ミスが生じるとしても . . . 本文を読む
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指導医の資質 ロールモデルとしての効果的な臨床医

2016-06-16 | 勉強会
  2.      ロールモデルとしての効果的な臨床医    指導医は研修医のロールモデルであり、ともに働く臨床医であるべきである。  臨床には従事せず、指導のみおこなう医師は実践的で有用な教育は困難である。  すぐれた指導医とは、効果的な臨床医を指す。  それでは効果的な臨床医とは何か。  名著Effective Clinician(1973)でTumultyは、効 . . . 本文を読む
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指導医の資質と平静の心

2016-06-12 | 師の言葉
 1.        指導医の資質と平静の心   臨床医学の父オスラー先生は、1889年39歳でペンシルバニア大学を去った。 このときの卒業式での講演(平静の心Aequanimitas)において、医師にとり沈着な姿勢に勝る資質はない、と述べた。これはむしろ指導医の資質と考える。 すなわち状況の如何にかかわらず冷静さと心の落ちつきを失わないことを意味し、急変の最中における平静さ、重大 . . . 本文を読む
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