燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

低カリウム血症では死に至ることもある

2017-12-13 | 勉強会
  体内のカリウムの多く(98%)は細胞内にあり、残りのわずか(2%)のみが細胞外に存在しています。     しかしながら、血液中のカリウム濃度は細胞の膜電位などを調節するうえで重要です。         血清カリウム値が3.5 mEq/L以下のとき低カリウム血症と呼びます。     低カリウム血症で最も危険なことは不整脈です。     心室性頻拍による動悸や . . . 本文を読む
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水分過剰は低ナトリウム血症をきたす

2017-12-12 | 勉強会
  水分(自由水)の過剰状態(水中毒など)は低ナトリウム血症をきたします。 血中ナトリウム濃度が135 mEq/l以下になった場合を低ナトリウム血症とよびます。      細胞内の水分過剰によりファースト・スペースの水分量がセカンド・スペースへ移動するため、結果として低ナトリウム血症をきたすのです。     & . . . 本文を読む
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自由水の欠乏は高ナトリウム血症となる

2017-12-11 | 勉強会
  水分(自由水)の欠乏は高ナトリウム血症をきたします。     血清ナトリウムが145mEq/Lを越えたとき高ナトリウム血症とよびます。     細胞内の水分欠乏により、セカンド・スペースの水分量がファースト・スペースへ移動します。     ナトリウムは細胞内に移動できないため、結果として高ナトリウム血 . . . 本文を読む
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今日は快晴

2017-12-09 | 本の紹介、その他
  病歴と身体所見の診断学: 検査なしでここまでわかる (ジェネラリストBOOKS)   医学書院   好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2017パート2」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医 . . . 本文を読む
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細胞内液量の増加とナトリウム過剰

2017-12-08 | 勉強会
  細胞内液量(ファースト・スペース)の水分量が増加したときの症状には、食欲不振、嘔気・嘔吐、筋痙攣、胃アトニー(胃弛緩症)などがあります。     胃アトニーは胃壁の筋肉の緊張が低下した状態です。         一方、ナトリウム過剰は細胞外液量の増加となります。     循環血 . . . 本文を読む
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皮膚冷感と渇熱

2017-12-07 | 勉強会
  細胞外間質液量(サード・スペース)の水分量が減少すると、皮膚冷感がみられることがあります。     逆に、発汗低下による渇熱dehydration feverを認めることもあります。         渇熱は、生後3~5日ころの新生児に一時的に著明な体重減少とともにみられる発熱が典型的ですが、高齢者にもと . . . 本文を読む
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脱水による眼圧低下と眼球陥没

2017-12-06 | 勉強会
眼圧は角膜の圧力から測定されます。 正常値は10 - 21mmHgです。 非接触測定法として空気眼圧計で測定されます。 正確な測定には、ゴールドマン眼圧計により直接角膜に測定部を接触させて眼圧を計ります。眼圧は眼内圧を反映しますが、眼内圧は房水の増減によって調節されています。 房水はリンパ液であり、毛様体で分泌されることによって補給されます。 ナトリウム欠乏では、 . . . 本文を読む
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皮膚緊張 skin turgor のみかた

2017-12-05 | 勉強会
  皮膚緊張は高齢者の場合、手背部などでは正常でも低下しています。     そのため、高齢者の皮膚緊張をみる場合にはできるだけ前胸部や前額部で確認しましょう。 Turgorとは、もともと膨圧turgor pressure(低浸透圧環境によって植物細胞が膨れるときの圧力)から来ている用語。       . . . 本文を読む
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細胞外間質液量の減少としての体重減少

2017-12-04 | 勉強会
  ナトリウム欠乏では、細胞外間質液量(サード・スペース)の水分量も減少します。         有意な体重減少とは、通常体重の5%以上の減少または5 kg以上の減少です。         ナトリウム欠乏による体重減少では、短期間に起こるもので、通常は1か月以内です。   . . . 本文を読む
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今日も雨

2017-12-02 | 本の紹介、その他
  症候別“見逃してはならない疾患   医学書院   好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2017パート2」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解説。特 . . . 本文を読む
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