こんにちは。Dr.Waveです。
3/21は広島大学病院で「広島白熱教室」、広島市民病院で「なんでも症例検討会」が開催されました。
場所は違えどほぼ「joint」開催で、ほとんどの方は両方の勉強会に参加されました。
朝から晩までたっぷり勉強をさせていただきました!
簡単にセミナー報告をします。
「広島白熱教室」から。
まず国立国際医療センター感染症科の怱那賢志先生より「STDを疑う際の問診の取り方」と「海外渡航歴の考え方」についてケースを交えてレクチャーいただきました。
泌尿器科に受診するSTDが多いのですが、本人がSTDと認識せずに内科に受診するケースもあるので、STD診療は内科医にとっても重要とのことでした。
STDの問診にしろ、海外渡航歴にしろ、きちんとした問診の仕方について考える機会は乏しいのが現状で、非常に勉強になりました。
次は市立奈良病院感染制御内科の北和也先生より「ポリファーマシー」についてワークショップ形式で勉強させていただきました。
ポリファーマーシーの問題については、医師側のみならず、患者心理なども考慮する必要があることを学びました。
そして広島大学脳神経内科の土肥栄祐先生より「神経所見の使い方・考え方」のレクチャーを時間たっぷりまでしていただきました。
神経生理を理解しながら、コアとなる神経学的診察方法から身につけていくことで、神経学的な考え方ができることを学びました。
結論から申し上げると、どれもレベルが高いながら、初学者にも理解しやすい内容でした。
今回の「広島白熱教室」を開催してくださった感染症セミナー広島事務局スタッフと広島大学院溝岡雅文先生には非常に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
今後も開催されるようであれば、岡山からもっと研修医を連れて参加していきたいと思います。
次に「なんでも症例検討会」です。
これは以前にも参加報告をしましたが、2か月に1回広島市民病院で開催される総合的な症例検討会です。
今回のケースは「体重減少を主訴とした血管内悪性リンパ腫の高齢男性」の症例と「精神症状が先行した初発SLEの若年女性」の症例でした。
特別講演は洛和会音羽病院総合診療科・感染症科の神谷亨先生から「日本の医療と研修」について講演いただきました。
日本の卒後研修と米国での研修状況についてご自身の経験を交えてご提示いただき、今後の日本の医療や研修の課題や提案について色々お話いただきました。
夜は懇親会があり、食事をしながらの話題に花が咲きました。
広島は熱い!です。
岡山に限らず成長を促せる環境があれば、研修医を連れてどんどん勉強していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/20/8ee6d5b962a78d990cfa84b821b752e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5c/ef83d75e761cc39830d1328a09cf64f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/42/59da0963636e171313d9660351904632.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d7/214b418b1fc2740aa4f13ad9b7ee0e7b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/fa/27d78542778728bc3ab4bdfbb5f0f689.jpg)
3/21は広島大学病院で「広島白熱教室」、広島市民病院で「なんでも症例検討会」が開催されました。
場所は違えどほぼ「joint」開催で、ほとんどの方は両方の勉強会に参加されました。
朝から晩までたっぷり勉強をさせていただきました!
簡単にセミナー報告をします。
「広島白熱教室」から。
まず国立国際医療センター感染症科の怱那賢志先生より「STDを疑う際の問診の取り方」と「海外渡航歴の考え方」についてケースを交えてレクチャーいただきました。
泌尿器科に受診するSTDが多いのですが、本人がSTDと認識せずに内科に受診するケースもあるので、STD診療は内科医にとっても重要とのことでした。
STDの問診にしろ、海外渡航歴にしろ、きちんとした問診の仕方について考える機会は乏しいのが現状で、非常に勉強になりました。
次は市立奈良病院感染制御内科の北和也先生より「ポリファーマシー」についてワークショップ形式で勉強させていただきました。
ポリファーマーシーの問題については、医師側のみならず、患者心理なども考慮する必要があることを学びました。
そして広島大学脳神経内科の土肥栄祐先生より「神経所見の使い方・考え方」のレクチャーを時間たっぷりまでしていただきました。
神経生理を理解しながら、コアとなる神経学的診察方法から身につけていくことで、神経学的な考え方ができることを学びました。
結論から申し上げると、どれもレベルが高いながら、初学者にも理解しやすい内容でした。
今回の「広島白熱教室」を開催してくださった感染症セミナー広島事務局スタッフと広島大学院溝岡雅文先生には非常に感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
今後も開催されるようであれば、岡山からもっと研修医を連れて参加していきたいと思います。
次に「なんでも症例検討会」です。
これは以前にも参加報告をしましたが、2か月に1回広島市民病院で開催される総合的な症例検討会です。
今回のケースは「体重減少を主訴とした血管内悪性リンパ腫の高齢男性」の症例と「精神症状が先行した初発SLEの若年女性」の症例でした。
特別講演は洛和会音羽病院総合診療科・感染症科の神谷亨先生から「日本の医療と研修」について講演いただきました。
日本の卒後研修と米国での研修状況についてご自身の経験を交えてご提示いただき、今後の日本の医療や研修の課題や提案について色々お話いただきました。
夜は懇親会があり、食事をしながらの話題に花が咲きました。
広島は熱い!です。
岡山に限らず成長を促せる環境があれば、研修医を連れてどんどん勉強していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
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