最近、思うに生徒さんの中でルバートが
出来ない人が多いのに気がついた。
ルバートというのは、テンポを早くしたり、遅くしたりして
遅い曲(バラード)とか、さらにゆったり
ロマンチックにきかせる技だ。
最初は、シングルノートのメロディーで良い。
早くしたり遅くしたり、出来るようになったら、
合いの手らしいものを入れてみよう。
また、メロディーを歌ったり、思い浮かべながら、
コードを早くしたり、遅くしたりして弾いてみる。
もちろん、メロディーwithコードをアレンジしたら
そうやって、テンポを揺らして演奏してみよう。
そうやって、リズムにとらわれず、
豊かにメロディ-を歌わせることを考えてみよう。
僕は、時々、結構活躍しているミュージシャンでも
これが下手な人が居て、びっくりする。
また、ジャンルを問わず、一流と言われる人と共演すると
ルバートが非常にみんな上手い。
フォルテもピアニシモもしっかり感じられる。
コツは、僕は、自然現象に学ぶ事だと思う。
曲げた木の手を離すと「びよよよーん」と戻る。
波が寄せては返す。
風がひゅうひゅう舞っている。
ハンカチがひらひら落ちて来る。
枯葉がかさこそ音を立てる。
物音しない広い洞窟に立っている。
そういう事を音楽で表現するんだと思っている。
そして、体の中にもそういう自然を感じて、
廻りの環境とそっくり同じ事が、自分の心の中にも
起こっているのを感じれば、そんなに難しい事ではない、と思う。
多くの人は、それを眺めることに慣れてないのだと思う。
また、演奏中、ずっと眺め続ける事も慣れが要る。
*******
さて、このとき気をつけなければならないのは、
いい気になって、たっぷりやりすぎない事。
やり過ぎは、演奏の品格を落とす。
また、派手な歌わせ過ぎは、何か足りない部分を隠す為に
やっている場合が多いと思う。
華美なものより、少し質素な表現の方が、本来上質なのだと思う。
だいたい、何でも一流品はそうなんだ、と思う。
おいおい、そこの君も牛丼ばかり食ってたらあかんでえ。
出来ない人が多いのに気がついた。
ルバートというのは、テンポを早くしたり、遅くしたりして
遅い曲(バラード)とか、さらにゆったり
ロマンチックにきかせる技だ。
最初は、シングルノートのメロディーで良い。
早くしたり遅くしたり、出来るようになったら、
合いの手らしいものを入れてみよう。
また、メロディーを歌ったり、思い浮かべながら、
コードを早くしたり、遅くしたりして弾いてみる。
もちろん、メロディーwithコードをアレンジしたら
そうやって、テンポを揺らして演奏してみよう。
そうやって、リズムにとらわれず、
豊かにメロディ-を歌わせることを考えてみよう。
僕は、時々、結構活躍しているミュージシャンでも
これが下手な人が居て、びっくりする。
また、ジャンルを問わず、一流と言われる人と共演すると
ルバートが非常にみんな上手い。
フォルテもピアニシモもしっかり感じられる。
コツは、僕は、自然現象に学ぶ事だと思う。
曲げた木の手を離すと「びよよよーん」と戻る。
波が寄せては返す。
風がひゅうひゅう舞っている。
ハンカチがひらひら落ちて来る。
枯葉がかさこそ音を立てる。
物音しない広い洞窟に立っている。
そういう事を音楽で表現するんだと思っている。
そして、体の中にもそういう自然を感じて、
廻りの環境とそっくり同じ事が、自分の心の中にも
起こっているのを感じれば、そんなに難しい事ではない、と思う。
多くの人は、それを眺めることに慣れてないのだと思う。
また、演奏中、ずっと眺め続ける事も慣れが要る。
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さて、このとき気をつけなければならないのは、
いい気になって、たっぷりやりすぎない事。
やり過ぎは、演奏の品格を落とす。
また、派手な歌わせ過ぎは、何か足りない部分を隠す為に
やっている場合が多いと思う。
華美なものより、少し質素な表現の方が、本来上質なのだと思う。
だいたい、何でも一流品はそうなんだ、と思う。
おいおい、そこの君も牛丼ばかり食ってたらあかんでえ。