先日、僕の人生で初めて作曲アレンジした吹奏楽曲の初演の指導に、鴨沂高等学校に行ってきた。
「吹奏楽コンクールで金賞を狙える曲」をテーマに書いた曲だけど、本当にバンドが「鳴って」くれるのか?実際音を聞いてみるまで不安だったけど、よく練習してくれていました。彼らのポテンシャルは高い。
今回の曲は、3つの部分から成り立っています。完全クラシックの冒頭部分、アクション映画を思わせる危険な香りとゴージャスさを持った中間部。さらに狂気を感じさせるコーダ部分の3パート。今回のアレンジは、非常に難易度が高い。どのパートも高度な技術が要求される。
高校生のポテンシャルは「無限」と最近実感しているので、忖度無し、テクニカルな手加減なしで書いた。よくこの日の指導にも応えてくれたと思っています。最後の通し演奏の後、少し話をした。その話はこちらにhttps://www.hirofumiokamoto.com/post/oukihighschool
その後、もう一度演奏してもらったら、別次元の演奏になった。人は意識が変わるだけでこれだけ変わるのか?とびっくりした。良い体験をさせてもらった。
50人のマインドが変わる、と言うのは、WBCで10点取られた方の応援席なのか、10点取った方の応援席の雰囲気なのか?と言うぐらい変わる。雰囲気が違う、と言うのは、これは音楽としてすごい大事なことで、目指すゴールに違いない。雰囲気に流されるのはない、我々は、演奏して雰囲気を一致団結して作るのだ。
この日は良い経験をさせてもらった。鴨沂高等学校の皆さん、顧問の堀打先生に感謝。ありがとうございます。
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僕は、最近、なんだか日本人のマインドが質の低い方に流れてきている、と感じる。
TwitterやらYoutubeやら、人をあれこれ揶揄してはお金儲けにしている人の作るムードに流されるのは、なんだか嫌な気がしていた。今回の経験は、集団はマインド次第で成果が変わるの手本のように感じた。音楽が世界を良くする、と言うのは、本当にあるかもしれない。と思った。
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