イチローに勝手に学ぶ

方々で、イチローの事が書かれている。
僕も他でずいぶん書きました。

さて、最終戦の１０回、歴史的タイムリーヒットを飛ばした彼を
強運と言うのは、容易いけど、僕は、ちょっと違う見方をしています。

「いつもと同じである事が、自分の支えだった。」という発言。
苦しみ抜いて、痛みになっていたと彼も言うけど、
大歓声も、それまでの不調を落胆する声も同様に、
あの場所なら大きなストレスになるに違いありません。

そこには彼の持っている「世界一の野球選手たる品格」みたいなものが
あるのでは、と、勝手に想像します。

「ベースボールをいう世界をどうやって盛り上げるか？」
「敵チームあってこそのベースボールの試合」
相手に勝ったとしても、負けたにせよ、良い試合をすれば、
世界はいずれにせよ盛り上がるに違いない、と思うぐらいの大きな気持ちではないかと。

リラックスした気持ちでいつでも、ここ一番の時でも臨めるというのは、
大きな武器になりますが、そういう場所に立った時、
こころの負担を軽く出来る考え方は、非常に大事だと思います。
ポイントは、「失敗したらみんなに怒られる」と考えるより「こんなにみんな、応援ありがとう」
の違いかな。それとか「絶対、こいつに負けられへん」よりか「僕の対戦相手になってくれて、ありがとう！」とか。

また、ふだんのトレーニングでの心がけも大事だと思います。
リラックスして普段から練習すること。逆にいえば、リラックスして弾けるまで準備練習する事。


リラックスは、非常に大きな鍵だと思います。
無駄な事故を減らし、
予想もしない素晴らしい出来事と繋がっている。