オマエ、どんだけ寂しがりなんだ...

と、他人に言われるけど、みんな同じでしょ?

おやじの教えですごく助かってること

2009年09月20日 01時08分25秒 | 父親のリタイアにあわせて
父のリタイアにきっかけをもらい、少し自分の親について考えてみる続き。


私が今仕事しているのに、とっても役立っている、おやじが教えてくれたこと。

「人と対峙するのに効率を求めるな」




3年前くらいに、なんかの流れで親父にこんな相談をした。

「部下が3人くらいだったら、なんとか面倒みれるけど、30人になったら全部みきれない。もっとカロリーかけて話さないと部下をひっぱっていけないのに、自分の時間は1日24時間に限られている。部下の数が10倍になったら、単純計算で一人あたり10分の1しか時間を割くことができないが、どうやってやったらいいものか」

私が期待していた回答は、なんかのテクニックやら、スキル、あるいは「間に優秀な部下を置いてうまくやるんだ」なんて話だった。



が、親父の回答は違った。

「そういう計算は間違っていないし、いろんなことをそうとらえられるのは良いことだ。しかし、自分の経験からすると人と対峙するのに効率を求めて良い結果になったことは一度もない。今、目の前にいる人に、その時自分がかけられる最大限の努力をするこが大事なんじゃないか。相手は人間。効率を求めたような人の話なんて何も残らない(伝わらない)。」


・・・・・


すっきりした。



以来、部下とのコミュニケーションに、この手の悩みを持ったことはない。本気で勝負するしかない。部下といっても、私より能力高いところ沢山ある奴らばかりだし、効率なんて言った自分が間違ってた。



ふりかえって、おやじのコミュニケーションはいつもそうだったように思う。ハタチを過ぎて親父の会社の人の飲み会に混ざったり、あるいは親父の仲間の方々と一緒に飲んだりすることがチラホラあったが、いつも親父は全力で絡んでいた(笑 
若い社員に、上からではなく横から、でも徹底的に絡む。相手がしつこいなーーーと思っても一切お構いなし。得意のしつこさで無限ループ攻撃。あそこまで行くと、大したもんだ。

そういうスタンスでやってきたから、沢山の人に愛されてるんだろうなーなんて思いました。



もちろん、「おやじ絡みすぎ」と思う、もうひとりの私がいるのも事実ですが・・・



(続く)


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