オマエ、どんだけ寂しがりなんだ...

と、他人に言われるけど、みんな同じでしょ?

シルバーウィークは立山は室堂でテント生活 ~その1(準備→東京→室堂到着)

2015年09月19日 12時09分51秒 | いった>山


今年は休日のつながりも良く、素晴らしいシルバーウィークが形成されたので、この好機を活かしてテントを担いで室堂へ行ってきました。

1年前に黒部アルペンルートを大町から富山へと抜けましたが、1日で抜けちゃったのでやっぱり勿体なかったなという思いもあり、今回は室堂というか雷鳥沢のテント場にじっくり居着いて立山連峰を満喫しようという趣向です。好天にも恵まれ、楽しいテント生活でした!




準備中の装備写真。何が足りないかとか考えながら、前の休みには買い出しに行ったものの、あんまり買うと重くてキツイよなあとかザックに入らないよなぁなんて事を思いながらやってましたが、そんなのも楽しみのひとつ。ワクワク遠足に行く前の子供の頃と同じです(笑

◎主な装備
・テント(モンベル クロノスドーム2)+グランドシート
・マット(サーマレスト Zライト ソル)
・シュラフ(モンベル ダウンハガー800 #3)
・テーブル(CAPTAIN STAG アルミロールテーブルコンパクト M-3713)
・ストーブ[1](SOTO レギュレーターストーブ ST-310)+ ガス1本
・ストーブ[2](トランギア アルコールバーナー TR-B25)+ アルコール1本
・五徳(VARGO チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ)
・風防
・クッカー[1]
  -スノーピーク(snow peak) トレックコンボ SCS-010
  -スノーピーク(snow peak) チタントレック700 SCS-005T
  -スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 450 MG-043R
・クッカー[2]
  -trangia(トランギア) メスティン TR-210
・スノーピーク(snow peak) チタンシェラカップ E-104
・フライパン(CAPTAIN STAG ハイフロン加工 フォールディングフライパン16cm M-7892)
・ユニフレーム(UNIFLAME) ミニロースター 665817
・卵ケース(CAPTAIN STAG 抗菌携帯タマゴホルダー M-9523)
・コーヒーセット(ポーレックス セラミック コーヒーミル ミニ + お茶パック)
・ソト(SOTO) スライドガストーチ ST-480
・マルチナイフ(LEATERMAN WINGMAN WGMS)
・ヘッドライト(GENTOS リゲルヘッドライト GTR-931H)
・ウインドブレーカー
  -モンベル サンダーパス ジャケット Men's
  -モンベル サンダーパス パンツ Men's
・防寒着(ユニクロ ウルトラライトダウン)
・アタックザック(CARAVAN コンパクトデイパック 2 グリーン)
・ハイドレーションシステム(EVERNEW ハイドレーションチューブ EBY271)
・デジカメ
・モバイルバッテリー
・帽子
・サングラス
・折りたたみ傘
・お風呂セット
・着替え
・サンダル(クロックス的なやつ)

ザックが42Lしかないので、かなりコンパクトに務めたつもりなのですが、他に食料も持ったりしたので軽く15kgはありました...
室堂は水場が豊富なので、一番重い水が超少なくてOKなのがありがたい(^^;
もちろん全部入らないので、サーマレストは外付けです(汗



ということで、出発!




開通間もない北陸新幹線で行くことにしたのですが、手配が遅かったためにうまくチケットが買えず...
東京から長野までと、長野から黒部宇奈月温泉駅までと2つの指定券を買うという斬新なカタチに。JRみどりの窓口の係員の方に相談しながらここに到りました。珍しいチケットですよね、上の1枚で指定券2つ分ってことなんですよ!(^^




私の定番はやっぱりこのお弁当!深川めし!
何年か前にリニューアルされて、ちょっと具材が少なくなったように感じていますが、それでも定番です。

またリニューアルされたら心離れちゃうかもしれないので、関係者のみなさん!ご注意ください!! ←なお、知り合いはいないwww




長野で下車。新型車両を見送る。長野駅のホームでそばでも食べて待っていようと思っていたのに、朝早すぎてやってなかった...orz
おとなしく30分くらい待って来た列車にて、黒部宇奈月温泉駅を目指す。







黒部宇奈月温泉駅到着。長いよ、駅名(笑
新幹線専用駅というか、まったく商業施設もないような斬新というか割り切り感すごい駅ですな。リニアでもこんな駅が増えるってことなんでしょうかね。




外観。なーーーんも無いようなところです。




隣には富山地方鉄道の新黒部駅があります。これに乗り継いで宇奈月温泉駅へ向かえば、黒部峡谷鉄道へと乗り継げます。
黒部峡谷鉄道のトロッコ列車が展示されていますね。あれも楽しかったな~。また行きたいな~







黒部地方鉄道も、黒部アルペンルートも高いんですよね。何気に。で、色々調べていたら、黒部宇奈月温泉駅からバスで室堂までいけるみたいなんです!しかも黒部地方鉄道がやってるバスみたいなんですが。
休祝日限定の1日1便みたいなので、キチッとこの時間にあわせてこないとダメなのですが、大荷物だったりもするので、トランクに突っ込んだら乗り継ぎなしで室堂までいけるのは、違った意味でもありがたい!

実は1時間30分も待つという乗り継ぎ時間だったのですが、これもまた新幹線チケットの手配が遅かった事に起因します(涙

ほんとに周りに何もない駅なのですが、観光案内所みたいなのがあって、そこで少し時間つぶしもできますし、天気も良かったので外にあるテーブルでコーヒー飲みながらぽけーーーっとしてました。これからのんびり山に入るわけだし、良いスイッチオフの時間になりました。







途中、道の駅でトイレ休憩。ちょっと時間があったのでお店をまわってみたら新米が売っていたので、買ってしまったw





こんな感じのバスの中。先頭中央にいる女性がガイドさん。マイクのケーブルきてますよね。黒部宇奈月温泉駅からずーーーっと案内をし続けてくれて、これが”ほど”が良い。寝たいのにうるさい!というパターンが多いものだけど、とても魅力的な話が多くて、楽しかった。飽きないまま、ついには室堂までいってしまった。こういう方がホントのプロのバスガイドさんというんだろうな。すごい!




立山黒部アルペンルートをバスでぐんぐん上っていく。と、だんだんガスに飲まれてきて、雨も降ってきた(涙
富山のあたりは晴れていても、山は雨ってこともあるからなあ。。。




と、思ったら、ドーーーン!!! 雲を抜けて超良い天気!

室堂到着しましたが、メチャクチャ良い天気!バスガイドのお姉さま(ええ、お姉さま)に楽しかったですとお礼を言って、ターミナルへ。






これから長居する室堂で、食事に困ったらここにくれば良いよなと思ってたので、何があるのか物色。あるわあるわ。こりゃ何も食事作らなくても生きたいけるwww






ぐるっと回ってだいたい品揃えが分かったので、昼ご飯にそば!暖かい汁ものが暖まっておいしいな~
「立山」の文字が入ったかまぼこがポイント!!




では、山岳情報に目を通して、しっかり安全にも意識を向けて。。。
亡くなっている方もいるもんね。剣はやっぱり事故が多いなぁ。






水をくんで、雷鳥沢キャンプ場へ向けて出発!!




(つづく)


春の続きで八ケ岳の硫黄岳に行ってきた

2015年09月05日 23時24分46秒 | いった>山


9月最初の週末に、八ケ岳は硫黄岳に行ってきました。

5月に夏沢峠までさくっと行ってランチして帰ってきたので、その先が気になっていて続きをしに。

当初の計画では、オーレン小屋にはテント場も水場もお風呂も電気もあるし、しかもなんかネパール祭とかいうイベントやっているみたいだったので、テント担いで1泊していこうかと思っていたのですが、翌日の天気が雨予報に悪化してイマイチだったので、出発時に車にテントを残して行くことに急遽変更。

いつも通り、茅野側から車で桜平駐車場までジムニーで上がり、そこからスタート。ふとっちょなので通常のコースタイムの1.5倍くらいでノソノソ歩く私ですが、いやー、今回は辛かった。やっぱり昼がしっかり食べられなかったのが大きかったかなと。あとは下山してから調べて高低差が860mあるらしく、もっと荷物も軽量化していくべきでした(体の肉は言うまでもなく...w)。
登りは単純にオーレン小屋から赤岩の頭までひたすら続く登攀が思ったより長くて精神的にキツかったのと、帰りは、硫黄岳からの下りで足を使い果たして、そこから桜平までが肉体的に辛かったですw

修行不足ということで、体を軽量化することはいつもどおりの課題としても、ザックに入れる荷物をもう少し工夫していくべきでした。行動食をもう少し持っていけばよかったし、着替えを含めて減らせるものは沢山あったなーと。。。

ま、それでもとっても楽しかったですけどね〜〜〜

■ルート
桜平→オーレン小屋→赤岩の目→硫黄岳→夏沢峠→オーレン小屋→桜平

■タイム
09:30 桜平
10:15 夏沢峠
11:30 オーレン小屋 着
11:45 オーレン小屋 発(ランチ予定も混雑で給水して出発)
12:00 赤岩の頭/峰の松目 分岐
13:20 赤岩の頭(ここまで辛かった...何度も帰ろうとw)
14:00 硫黄岳山頂(途中で騙された)
14:15 硫黄岳(遅昼の予定も風が強くて寒かったので下山)
15:20 夏沢峠(ここまでで足を使い果たして辛く...)
16:00 オーレン小屋(小屋のオヤジに泊まっていけと誘われるw)
17:30 桜平(完全に足を使い果たし、登り並の時間をかけて)






いつもどおり、桜平から出発。
駐車場が混み混みで駐車が大変でした。ジムニー小さいのでなんとかなりましたが。やっぱりハイシーズンはもっと早くこないとダメですね。






八ヶ岳らしい景色を楽しみながら、ボチボチと歩く。




夏沢鉱泉。途中で電話がかかってきて、無駄に時間がかかったw
いつかココに泊まってみたい、というかお風呂入りたいwww






八ヶ岳はこんなイメージですね〜





定番の記念撮影ポイント。1人なので自分を入れての撮影は無理w
テント泊装備担いでると、くぐる時にひっかかりそうだな...










オーレン小屋到着。ここまで順調。
ネパール祭りの準備でいつも以上に賑わっていた。おかげでランチするのをスキップしたのだが、後々これが響くことになるとわ。。。

ちょっと座って休憩したものの、給水を済ませて15分で出発。







オーレン小屋でテント場を通り抜けて赤岩の目を目指す。10分程度で峰の松目との分岐に。写真でも混乱しそうですが、左側に進みます。右にいくと峰の松目。左の硫黄岳方面になります(看板を分けないで欲しい)。














途中あまりにキツくて何度も撤収しようか、と思う。
キノコが沢山目についたので、途中からは撮影のフリをして休憩ww
誰に言い訳しているのやら

ホントに辛くなってきたのは森林限界に入ってきてキノコも見られなくなってきてからですが。

もうここで止めようと決心しそうだったときに、下りのおっちゃん2人の会話で「いやー、オレほんとここで帰ろうと思ったんだよなー。ここキツかったわ」というのが聞こえ、「お!ならもう少しで行けるのか!!」と前進を決断。

あの一言は大きかった・・・











森林限界に入ってきて、どんどん木が低くなっていく。もうすぐもうすぐ。




赤目の頭。
正面には八ヶ岳(赤岳方面)がドーン!左側には硫黄岳が!!




稜線には縦走する人の姿が。今日は出発遅かったから行けないなー。
等間隔でチョコチョコ立ってるのはケルンで、ガスが出た際の大事な案内になる。それぞれかなり大きいケルンだけど、今日は全く不要。




一気に景色がひらけて、赤岳もキレイに!!
硫黄岳も近くに見えたし最後のひと踏ん張りだ!と景色を眺めながら登る(後ろ側に登ると硫黄岳)。




騙された…
下からみたら完全にここが山頂だとおもったのに、違うじゃんか...





振り返って写真撮影。キレイだね〜〜〜
このあたりから、チョコチョコ岩場も出てきて、高度感もあるところが2〜3箇所あって疲れた足だとちょっと不安に。しっかり三点確保でいけば何も問題ないけど、子供とすれ違うときにはちょっと心配になるなあ。





山頂到着!
避難小屋らしいけど、いくらなんでも低すぎませんか、入口小さすぎませんか!!
風が強いからなんだろうけど、入れるのかなぁ、私www







爆裂火口。下から見てもすごかったけど、山頂から見ると、ほんとすごいね。どんだけの爆発だったんだよ。。。







夏沢峠方面に続くケルン。







通過してきたオーレン小屋が。その先を沢沿いに歩いていくと夏沢鉱泉で桜平。結構思ってたより登ってきたなー。




こっちは夏沢峠。距離は近いけど高度差あるなと驚く。これ登るのはそりゃキツイわw








ガレ場をジクザクと降りていく。高度差あるからこういう道になるわなあ。
なんて思ってたけど、どんどん足を持って行かれて、在庫ナシに。。。
いやー、ほんとキツイわ(涙






途中、崩れていて迂回路になっていた。






夏沢峠到着。




もう小屋閉めとか、ちょっと早すぎませんか。。。
もうひとつの小屋は営業していましたけどね。




オーレン小屋へ戻ってきた。
ネパール祭り始まる前にみんなビールで大騒ぎ。楽しそうだな〜〜〜

小屋のオヤジに声かけられて、一緒に飲もう!泊まっていけ!と言われるも、なんとか振り払って下山。「気をつけて行けよ!」とありがたい声掛けを頂きました。
かなり後ろ髪ひかれましたがががw




なんとか暗くなる前に到着。疲れた・・・



◎同日にオーレン小屋行かれた方(知らない人)のブログ
オーレン小屋のネパール祭