オマエ、どんだけ寂しがりなんだ...

と、他人に言われるけど、みんな同じでしょ?

初めての「山の日」は立山室堂でテント生活!(雷鳥沢キャンプ場) ~ 2日目 [奥大日岳]

2016年08月28日 11時41分09秒 | いった>山


■日程
0日目: 出発、東京~室堂
1日目: 室堂、浄土山、龍王岳、一ノ越、雷鳥沢キャンプ場 +雷鳥
2日目: 奥大日岳
3日目: 休息日(みくりが池温泉)
4日目: 劔御前小屋、別山、別山北峰 +雷鳥
5日目: 雷鳥沢キャンプ場、室堂、下山


つづき。


さて2日目。当初計画では、「別山に登って剱岳を眺める」ってのが今回のメインで、天気が良ければ2日目に決行!だったんですが、昨日の浄土山で結構疲れたなーというのが正直なところ。ぶっちゃけ足も痛いし。

ということで、周囲の身支度の音で5時過ぎには目が覚めたものの、テントの中でウダウダごろごろ。

行こうかな~、止めようかな~
足いたいしな~、日程もまだたっぷりあるしな~
でも、せっかく来たのにもったいないよな~
天気もいいよな~、早起きもできてるしな~
どーしよっかなー、うーーーーん・・・


なんて思いながらひとりシュラフの中でゴネてたらあっという間に7時過ぎ(汗
前日炊いたご飯がまだ残ってたので、フリーズドライのお味噌汁に乾燥野菜をおりゃー!っと投入。不思議なもので暖かいもの食べると元気になったりして、テントの外へでる気になり、一気に気分前向きに。「折角だから少し歩くか!」と。

まあ疲れてたのもあり、出発も遅くなったので、今日は様子見で奥大日岳に行くことにしました。立山を背に富山湾の方へ戻るような方向です。別山とは反対側の剱岳が見えるハズなので、のんびりいこうと。

おにぎりを作って剱岳をみながら食べるのを楽しみに、いざ出発。

最初は木道を歩く気持ちの良い道。花も沢山でブルーベリーなんかも見つけました。その後稜線までの登り。ここが唯一大変なだけで、稜線まで出てしまえばあとは景色もよく気持ちよい歩きとなります。昨日バスで登ってきた道が見えるし、ずいぶん下る感じになるんだなーと。立山三山を少し引いたところから見えるのもステキです。

で、剱岳が見えるようになり、稜線を進むとだんだんとその隠れていた姿が見えるようになってきて、また眼下には雪渓もあったりして楽しいです。雪渓からあがってくる風は明らかに涼しい(むしろ寒いw)ですね。

で、景色の良いところで持参したおにぎりを食べて休憩して、来た道を戻ります。やっぱり足が痛いな~。昨日の疲れが残っているというか、日頃の不摂生がたたっているというか...

足の痛さがホントきつくて、怪我しないように、ゆっくりゆっくりとおりてきて、それでも奥大日岳のピストンなら時間的にはかなり余裕あり。早めのお風呂&ビールで満足し(これが毎日の目的ともいうw)、テント場に戻って明るいうちから夜の宴。ベーコンやソーセージを焼いて、チーズにからめて飲みながら、オイルサーディンなんかも出しちゃって、これもつまみながらまた飲んで。最後はパスタからめて食べたら、お腹もすっかり満足してテントへ転がり込む。もう少しだけと思ってウィスキーをチビチビ飲みながら、眠くなったので就寝。恐らく19時くらいだったと思います(笑



寒くてテントの中で食べたので色がテント色(オレンジ)ですが、これを食べるまでが長かったw



さて出発。



こっちですね~。右に行くと昨年下ってきた大走りだね... きつかったなぁ(遠い目



こんな感じの道をスタート



今日は左です。別山いくなら右!



チングルマが沢山。かわいいねー



ブルーベリーみたいな実だなーなんて思ってみてたら、すれ違った人が「ブルベリーだよ!上にも沢山あるよ」と教えてくれた。(上では実が付いているのはほとんど見つけられなかったが...)



振り返ってテント場から続く木道。ここまでは気持ちよく散策な感じ。花も多いし、気持ち良い。ここから稜線まで登ります。ゆっくりゆっくり30分ちょいくらい?



稜線につきましたー!右にいくと、稜線伝いに剱御前小屋。その先が別山ですね。今日は左です!



稜線はこんな感じで気持ちよいですー!ほとんどアップダウンも気にならず。



谷の向こうに見えるは立山高原ホテル(手前)と天狗平荘(奥)。結構手前まで来たんだなー



地獄谷の向こうに立山。こういう景色もいいなー♪



ということで、剱岳みえたーーー!



持参したおにぎり(自作に付き美しさは問わないw)でランチ休憩!



歩いてきた稜線を戻ります。平らなところでも足がダルイし、くだりなんて論外だし。うーん、ちょっとこりゃダメだなー




花が綺麗ですねー。例によって名前はよくわかりませんがww(と良いながら撮影のフリをして休憩)



なんとか無事降りてきました!川の水も冷たくて美味しい(自己責任)!



テントで荷物を置いて、そそくさとお風呂へ。お風呂でゆっくりするぞーーー



生ビーーール!うましっ!言うことなしっっ!!



テントに戻って宴開始!ジュウジュウ焼いて良い匂い!やっぱりベーコン美味しい!



つまみ用にもってたチーズを溶かして絡めて食べる!脇を通る人に「やばいー!良い匂いーっ!」と言われてドヤ顔になったのはナイショw



続けてはオイルサーディン!定番ですね!鷹の爪を追加投入して、ホジホジしながらビールをグビーーーッ!ウィスキーもいっちゃえー!



シメはパスタ投入してーーー!満足。



まだ明るいけどぉ、気持ちよく酔っ払ったしぃ、テントに転がり込んで、もう1杯のんで轟沈!



■タイム

5:00 目が覚める(もウダウダ)
7:00 諦めてテントを出る
8:00 朝ご飯食べて行く気になり、昼のおにぎりのためのご飯を炊く


10:00 出発
10:30 木道から登りへ
11:00 稜線
12:30 奥大日岳
13:00 下山開始
13:45 雷鳥沢(キャンプ場の下)到着


15:30 風呂(雷鳥沢ロッジ)
17:00 夜の宴
18:15 テントへ転がり込む


(つづく)

初めての「山の日」は立山室堂でテント生活!(雷鳥沢キャンプ場) ~ 1日目 [室堂、浄土山、龍王岳、一ノ越、雷鳥沢キャンプ場、雷鳥]

2016年08月21日 09時23分00秒 | いった>山


■日程
0日目: 出発、東京~室堂
1日目: 室堂、浄土山、龍王岳、一ノ越、雷鳥沢キャンプ場 +雷鳥
2日目: 奥大日岳
3日目: 休息日(みくりが池温泉)
4日目: 劔御前小屋、別山、別山北峰 +雷鳥
5日目: 雷鳥沢キャンプ場、室堂、下山


つづき。


初日は立山雄山に向かって右側の一ノ越のさらに右にある浄土山を回ってみようと。

雷鳥沢キャンプ場までいくと室堂から下ることになるので、また行くのに登り返すのがメンドクサイのと、せっかく朝に室堂についたんだから軽くまわってから雷鳥沢キャンプ場まで向かおうという計画。さくっと回って、昼過ぎに戻ってきたら立山そばを食べて、でもって雷鳥沢キャンプ場までいくぞーーー!なんて思ってた。

林間学校やツアー客も、少し歩くプランだと一ノ越から浄土山をまわって帰ってくるなんてのもあるので、よゆーーーかと思ってたのですが、思ったよりきつかったです(汗
ペースがつかめないのと(頑張りすぎてすぐバテて足が止まる)、一気にバスで高度をあげてきているので体が順応しておらず息が切れやすいのと、そもそもふとっちょなのと...ww

とはいうものの、雷鳥にも出会えたし(初体験!)、五色ヶ原も見えたし(いつか行きたい!)、槍ヶ岳(どこからも見つかるね!)もくっきり!とっても気持ちのよい山行でした。

室堂バスターミナルまで戻ったら荷物をピックアップして雷鳥沢キャンプ場まで。下るしちょっとあるんですよね。山の日前日だからそんなに混雑してないだろうとふんで、夕方着けばいいやと思ってたのですが、浄土山で思ったより時間がかかったので、山がすっかり夕焼色。テントを張って、まずは風呂だ!とのんびりつかって(これもよくないw)、生ビール飲んで(ますます時間がかかってるw)、帰ってきたら日没でした。夕食はすっかり暗くなった中で、となりました。

疲れたのもあって、あっという間にテントに転がり込んで爆睡!周囲の声など気にならず朝まで熟睡でした(^^



テント一式の重い荷物はバスターミナルにドロップして、おいし~~~い水をくんで、いざ出発!



遊歩道をずんずん歩いて右に曲がり、一ノ越方面へ進むと、途中で浄土山への分岐へ。写真左の細く伸びているのが一ノ越方面。右側のまっすぐ太い道がこれから向かう浄土山方面。目指す山はその間ということになります。展望台もあるけど、ここからは途端に人が減る(苦笑



少し階段が急になってきて、高度もあがっていく。休憩スペースもあって整備もしっかり。思ったよりピークが高く見えてちょっと焦り始める(笑



コレで見るとよく分かる。今日は下の0.8kmのルートから展望台を経由して、浄土山、富山大学の施設、龍王岳、一ノ越とまわって、祓堂を経由し、室堂バスターミナルへ戻るルート。



展望台までのルートはかなり整備されていたけど、浄土山登山口からは、あれ?やっぱりこういう感じ??(汗
のぼりますかーーー!(全然観光ルートじゃないじゃんとか心の中で文句を言う。誰に向かってって、自分ですが...)









たくさん花が咲いていまして、とっても綺麗です!そんな花を見ながら、写真をとりつつ、それを理由にしっかり休憩!www



段々とキツクなってきて、こんなところをよじ登る感じに。天気もいいし、高度もあって涼しいから気持ちいいですけど!キツイ~~~(ペースがつかめてない)



ついたーーー!一ノ越から雄山までが綺麗にみえる~~~



どこがピークかイマイチよくわからなかったですが、地図的にはこのへんなので、このケルンで恒例(勝手に自分の中でだけ)の足入れショット!



周りをみわたすと、お、槍ヶ岳も見えるじゃん!あっちのほうが綺麗にみえるかなと、稜線の先にある富山大学の施設の方へ向かう。



稜線を歩いて行くと、少しだけ急に下るところがあるのですが、五色ヶ原の方向を見ると切れ落ちてるし、でもその先には雲海が広がるし、綺麗だーーー!




いやー、ホント花が沢山咲いてるな~



なんて思いながら、ふらふら気持ちよく歩いていると・・・・


・・・ん!んんん!??

おおおおおっ!!!



雷鳥じゃーーーん!!!親子じゃーーーん!!!



石の上のったじゃーーーん!!!


大興奮で、あわてて動画撮影。


20160810_1300_雷鳥親子に遭遇_浄土山山頂付近



通りかかった人達も、気付いて何人もカメラで撮影するものの、全く怖がらないというか、逃げませんね。近寄りすぎず、しっかり撮影して、満足満足。初めて雷鳥みましたよ。何度も来てて、何泊もしているのにずっと出会えず、みつけ方が悪いのかと思っていましたが、そういう問題でもなかった模様で、基本は出会える運ですね




富山大学の施設を回りこんで龍王岳側にいくと景色が開けます。



左が龍王岳。ここから15-20分で登れます。遠くに槍ヶ岳が見えます。



雲の切れるのをまって、槍ヶ岳!



さあ一ノ越へ降ります。すっかり時間をくってしまった(汗



やっぱりいろんな花が咲いてます。ほんと名前が一切わからないのが...(涙



みくりが池や、一番低いところには本日からお世話になる雷鳥沢キャンプ場まで見えます!
結構あるな...時間大丈夫かいな(汗汗



一ノ越到着。さすがに平日だし午後だし人が少ないですね。



昨年もこの景色みたなー!ここを歩いて行くと(細くある登山道)黒部ダムまで行けるってことだな。いつかやってみるかー(無責任)



祓堂を通過して、室堂バスターミナルへ



室堂バスターミナルまでもどってきた。最新の山情報や事故情報などに目を通して、安全登山に今一度意識を向ける。
ちなみに期待していた立山そばは既に営業終了... 帰りに食べることにしよう(涙




みくりが池。完全無風で、綺麗に立山三山が湖面にうつった!



血の池。雪が全く残っていない。やっぱり雪が少なかったんだな。



去年(しかも9月のシルバーウィーク)はここに残雪が沢山あったのに、今年は全部溶けちゃってるな~



見えた見えた。雷鳥沢キャンプ場。やっぱりそんなに混雑してない。でも昼に遠くから見たよりは増えたな...(汗



これを下っていく。「行きはよいよい、帰りは~(省略w 」撤収時にはこの荷物もってあがってこないといけないんだもんなー



エンマ台からの地獄谷。硫黄臭がほんとすごい。活動が活発でここ数年近くの道が歩けない。



登山届けとテント泊の料金を支払ってテントタグもらって、設営完了!昨年と同じ場所(完全に一致w)さあ、急いで風呂に行こう。18:30で受け付け終了になっちゃう。

しかしここは水場も近くで美味しい水が豊かに使い放題。トイレも綺麗に掃除されていて(和式だけど)ほんと快適。金沢大学の診療所も開設されているので万一の相談も安心だし。
でもってちょっと歩いて雷鳥沢ヒュッテまでいけば地獄谷から引いた素敵な天然温泉(硫黄泉)に入れて、生ビールもある。まったくもって快適すぐる!!!超お気に入り。あんまり流行って混雑しすぎないようになんてずるい事も思っちゃうけど、それくらいご機嫌です。

◎料金
1泊 500円/人
2泊以上 1000円/人

トイレはチップ制ですが、テント泊料金に含まれています。水も同様に含まれています。
1人いくらというシステムなので1人用テントで3人で3張でも、3人1張でも同様の料金。
2泊以上は同一料金ってのもステキですよね。私は今年4泊しましたが、安すぎるわ~




夕陽に照らされる立山三山と手前に雷鳥沢キャンプ場。雷鳥沢ヒュッテからの撮影



さあお風呂ですよ!18:30受付終了、19:00終了。
あ”~~っ、気持ちよい~~~!!



おふろ出たらこれ!生ビーーール!600円とか山なのに安すぎw みくりが池温泉だと700円なのに!と思いつつ、毎晩ありがたく生を頂きました。
帰りには自販機で500mlのスーパードライを2本ゲットしてテントに戻る。ホントご機嫌過ぎるこのシステムw



お風呂に行く前に給水しておいたご飯を炊きまして...(上手く炊けた



山ではこれまた個人的には定番のマルシンハンバーグを焼いて、ハンバーグカレーに!うましっ!!


ということで、初日は盛りだくさんでしたが、21:00にはテントに転がり込み、疲れて&ビール飲み干した勢いで轟沈!おやすみなさーーーい!




■タイム

10:00 室堂バスターミナル(玉殿の湧水)
10:25 浄土山への分岐(遊歩道)
12:30 浄土山山頂
13:00 雷鳥と遭遇!
13:30 富山大学の施設から一ノ越に向けて下山開始
14:20 一ノ越山荘
14:45 祓堂を通過
16:00 室堂バスターミナル
16:15 みくりが池
17:00 雷鳥沢キャンプ場
18:00 手続き、テント設営、荷開き完了
18:20 雷鳥沢ヒュッテ(お風呂)
19:00 生ビール
20:20 夕食
21:00 就寝




(つづく)

初めての「山の日」は立山室堂でテント生活!(雷鳥沢キャンプ場) ~ 0日目

2016年08月20日 13時16分05秒 | いった>山
今年の夏休みは制定されて初の「山の日」にあわせて立山に行きました。昨年もシルバーウィークに滞在しましたが、ホントここは素晴らしいですね~♪




天気も良く、雷鳥に2度も出会い(初体験)、剱岳も両サイド(奥大日岳側からと別山側)から眺め、いつもながらに温泉とビール付きという、大満足な山行でした。

■日程

1日目: 室堂、浄土山、龍王岳、一ノ越、雷鳥沢キャンプ場 +雷鳥
2日目: 奥大日岳
3日目: 休息日(みくりが池温泉)
4日目: 劔御前小屋、別山、別山北峰 +雷鳥
5日目: 雷鳥沢キャンプ場、室堂、下山


■交通

◎往路
8/09(火) 新宿バスタ 22:30発 -(車中泊)- 富山駅 5:30着
8/10(水) 富山駅 6:40発 - 室堂 9:10着

◎復路
8/14(日) 室堂 15:30発 - 黒部宇奈月温泉駅 18:00着
     黒部宇奈月温泉駅 18:45発 -(はくたか 574号)- 東京駅 21:16着

バス – 高速バス – 東京線 | 富山地方鉄道株式会社
バス – 夏山バスのご案内(室堂線) | 富山地方鉄道株式会社
バス – 夏山バスのご案内(宇奈月線) | 富山地方鉄道株式会社


■感想
初日は平地から高度が一気に上がっていることもあってシンドかった。先週の常念岳のダメージもじんわり足に残ってたし。
おかげで2日目の奥大日岳がホントきつかったです。特にくだり。
ということで3日目は休息日に。温泉三昧。ビール三昧。
足が痛かったけど、4日目は登り始めたら元気でした。休息日が効いてるし、高度にも慣れたし、筋力もついてきた感がありました。
5日目の帰りも結構登るのですが、3日目の空身より5分早い55分でみくりが池温泉についたのは驚いた。15kg超のリュック背負ってたのに。

コレで室堂からアクセスする山は大体は行ったことになるので、次はどうしようかなー。もちろん剱岳とかあるけど、危険なのであまりいきたいと思わないんですよねー。ま、気持ち良いから別にどこに登らなくてもぽけ〜っとしに行けば良いんだけどw
どうしようかなーって考えつつも、また行く気になっているところがなんとも立山室堂の魅力でして、また機会をみつけて行きたいと思います(行くと思います)。



では、はじまり。


仕事おわってから一旦帰宅して、荷物を持っていざ新宿バスタへ。Suicaのデカイキャラがお出迎え(最近ずっとあるね)



新宿駅の新南口から一気にながーーーいエスカレーターで出発ロビーへ。真ん中の細いのがマイお気に入り(謎w



初めてのAターミナルからの出発。いつも中央道だから(なのかしらないけど)Cターミナルだもんね。


・・・(バスでは爆睡!3列シート快適♪)・・・



富山駅前到着。予定どおりでよかった。同じ富山地方鉄道のバスとは言え、次の室堂行きバスに乗れないと切ないもん...
バスを降りたところにレンタルサイクルが!ドコモバイクシェアのライバルかっ!www



バス降りて駅と反対側に少し歩くとあるローソンで朝ご飯&コーヒーをゲットして、富山駅の富山地方鉄道カウンターが早朝よりあいていたのでバスの料金を支払い、いざ!とかいう写真ですが、何気に10分前の「折立行き」に間違って荷物まで積んで危うく乗り間違えるところだったよ...(汗
室堂行きバスの方が高級だし、こっちでよかった~~~w



車内はこんな感じで4列ながら綺麗なバスでうれし~
途中、「あるぺん村」でトイレ休憩があるのですが、3合の地元米が売ってたり、同じ敷地内にセブンイレブンありますので、最後の買い忘れはここですることができます(でも停車時間10分たらず)



有料道路へと入っていきます。バスの料金のたまげること!!往復とは言え、51,820円!!怖ろしや怖ろしや...
ま、基本的に一般車両(マイカー)は通行禁止なので関係ありませんが。



しばらく進むと、日本一の滝が見られる滝見台に。バスもゆっくり見えるように回ってくれます。



落差350mの称名滝(しょうみょうだき)です!ガスってるのが多いので、今回は結構よくみえた方です。



ずんずん登っていくと、いよいよ室堂バスターミナルが見えてきた!



ほぼ予定通り9:08に室堂バスターミナル到着!



復路13:30までの間、ここに止まっているみたい。



立山キターーー!いつ来ても気持ちよいですね~



山の日制定にあわせ、いろんなイベントやってますね!



さ、テント一式の重い荷物はバスターミナルにドロップして、おいし~~~い水をくんで、いざ出発!




(つづく)



一ノ沢登山口から「常念岳」に1泊2日で登ってきた!(両親と3人) 2日目

2016年08月15日 20時52分27秒 | いった>山


前日は常念乗越まで登って小屋泊し、のんだくれて爆睡。2日目はいよいよ常念岳山頂を目指し、その後一ノ沢まで下るという計画。

朝は同室のみなさんもゴソゴソしてるので自動的に早起きに。4:30には食事をして、5:30には登り始めました。小屋の外へ出てみると、予報通り良い天気に。常念小屋の向こうには槍ヶ岳も綺麗にみえて盛り上がります!事前調べでは山頂まで50分とあるので、まあ1時間ちょっとで付くだろうから登って降りて2時間半~3時間もあれば良いかなと思っていたのに、登ってみてびっくり。下から見えた山頂はまさかの偽ピーク。そこまでヒイヒイ1時間はかかったのに、信じられない気持ちに...まあ良くある話ですが。
さらには、一気にガスが出てきて視界不良となり、山頂に到着した際には残念ながら眺望は望めず。それでも元気に親父はポーズをとって記念撮影。嬉しそうなので何よりでした。
少し降り始めたら、また一気にガスが晴れて視界良好に。ちょっと悔しい思いをしつつも十分に美しい眺望で個人的には大満足です。また登る理由も残してきたし、なんて前向きな解釈(笑
写真も沢山とったりしてたので9時過ぎに小屋までもどってきて、ドロップしてあった荷物をピックアップ。支度をして9:30には小屋の方のアドバイス通り、予定を変更して一ノ沢登山口に向け下山開始。



朝イチの部屋の模様。ギュウギュウでした。10人?11人??知らんっ!狭いわっwww



朝から元気にご飯おかわり3杯!ふりかけでいくらでも食べられる。



予報通り晴れ模様に。これからさらに天気が良くなる予報で期待!



さて、常念岳山頂目指して出発!槍ヶ岳が綺麗に見えますね~



結構な登りだけど、頑張って登ればサクッと行ける行ける!と信じてました...



がーーーん!これ偽ピークじゃん!ガスも出てきたよぉ...





山頂に到着!ガスで眺望は失われましたが、それでも満足気な両親で良かった良かった。



下ってきて三股口との分岐。山頂からか、ここから向かう予定だったけど、小屋の方のアドバイスに従い予定変更!このへんに降りてきたらガスが晴れてきた。



こんなカッチョイイ写真もとれたり。



振り返れば頂上も晴れてきて。少し悔しいおもいもありながら、でも視界が開けてきたことのほうがずっと嬉しかったり。



東側も眺望が開けてきましたよ!赤い屋根の常念小屋。その左が下から見えた偽ピーク...



西側はいよいよ槍ヶ岳もくっきり!小屋から見るのとは違い、角度が上からになるので素晴らしい眺望です。あ、写真はだいぶ降りてきてからのですので、もっと上からな感じで見られますよ!




そんなこんなで、常念小屋まで戻ってきて、ドロップしてあった荷物を拾って一ノ沢登山口に向け出発。
実はここで既に微妙な空気が流れつつあった。親父が足がつらいと言い始めていた。常念岳山頂からの降りだけで、結構な疲労があった模様で、ここから登山口まで大丈夫かと心配に。
ストックも出してゆっくり降りていこうということで、慎重にゆっくりゆっくり足を進める。どんどん抜かれていくが気にしない。ベンチや沢や、座りやすそうな岩などみつけては休憩を重ね、降りていく。最後の水場でおにぎり休憩、胸突き八丁下の沢筋の水場では親父の荷物をお袋がひきとり、先に着いていた私は紅茶を入れて砂糖を溶かし、沢の水で冷やした甘いアイスティーなんぞでなんとか親父の補給を試みたりと、色々やってみる。登山道も傾斜が緩くなってきたのでダブルストックにして足の負担を減らし、転んだり挫いたりしないように、とにかくゆっくり慎重に。
どんどんペースも落ちていくのだが、まあ日没になることはないペースと時間だったので、のんびりのんびり。予定時間を大幅に遅れたけれども、無事下山できました。親父のブログには15:30と書いてあるけど、正しくは16:30。写真のタイムスタンプで間違い無しw




さあ、一ノ沢登山口に向けて下山開始。



熱々の紅茶も、こうしておけばものの10分でつめたーーーいアイスティーに!オススメです!



行きは安全登山をお願いしましたが、帰ってきたときにはホッと安堵したのが本音です。さぁラスト500mでゴール。



やっとついた~~~!日差しが少し夕陽ですね(^^;



最後の2kmくらいは、お袋まで膝が笑い出しそうと言うし、親父は相当ヘロヘロになりながらもみんなで無事下山できて良かったです。時間はかかりましたが、楽しい山行でした!

駐めてあったジムニーを拾って、下界に降りていき、コンビニを見つけて突撃!まだ運転があるということで、ビールはお預け。レモンスカッシュで喉を潤しました。親父はアイスクリームを嬉しそうにかじってたな(笑
その後、諏訪まで戻って「片倉館」なる温泉へ。私は初めて行ったのですが、相当ご機嫌でした。良いお湯であることはもちろん、80年の歴史をもつ建物からしてちょっとモダンな作りで雰囲気良いですし、湯船も深く立って入るような感じで足元は玉石と気持ちよいです。これで650円ですからステキすぎます。

スッキリサッパリして、茅野駅に向かい、最終のあずさで東京へ。ホームで電車が来るのを待ちきれずビールを開けてしまいましたw 気合い入れて2本買って乗車したのですが、つまみをあけてビールを飲み進めてすぐに疲れから轟沈。気付いたら終点の新宿駅とびっくりな状況。慌てて荷物かかえて降りる始末でした。満足満足!



ファンタなんて何年ぶりだろう(笑 強めの炭酸が喉にシュワーーーッとうまかった!!



雰囲気素敵な片倉館。ホントここオススメですわ♪



ホームで待ちきれず...



うれしくて写真とったけど、直後に轟沈。



■行程(2日目)

4:00 起床
4:30 朝食
5:30 常念小屋 出発
6:30 偽ピーク
7:05 常念岳山頂
7:20 下山開始
7:40 三股口分岐
9:10 常念小屋(常念乗越) 着
9:30 常念小屋(常念乗越) 発
10:15 第一ベンチ
11:15 胸突八丁 看板
12:40 笠原沢
14:30 大滝
16:05 山の神(鳥居)
16:30 一ノ沢登山口


5:30の登り始めからだと11時間、常念小屋出発の9:30からでも7時間と登りよりもずいぶん時間がかかりました。

一ノ沢登山口から「常念岳」に1泊2日で登ってきた!(両親と3人)

2016年08月06日 19時21分13秒 | いった>山


7月の最後の週末に、北アルプスは常念岳(2857m)に登ってきました。
2015年元日の親父の宣言があり、しかしそれが叶わず2016年を迎え、今年こそは!と7月の連休に予定するも、悪天候につき断念。このままいくと、またずるずる今シーズンも逃しそうだなと気になっていたら、天気予報もまずまずということで計画。
さらに母も節目の歳を迎えることもあり、記念の登山となればと元気に行ってきました!

親父のブログにも山行の模様がありますのでよろしければ
念願のの常念岳へ




常念岳(じょうねんだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部の常念山脈にある標高2,857 mの山である。山体すべてが長野県に属し、松本市と安曇野市にまたがる。常念山脈の主峰。日本百名山のひとつ
Wikipediaより)


諏訪湖から北へ松本の先にある安曇野市あたりから左手に見えるのが常念岳。

今回は「一ノ沢登山口」から登って「常念小屋」まで行き1泊。翌朝「常念岳」を目指し「前常念」を経て、「三股登山口」に降りてくるという予定。
急遽計画した数日前の天気予報では土日ともに晴れ予報だったのに、前日にはなぜか土曜が雨予報に。とは言え雨量も少なそうで風も穏やか、土曜の午後から翌日は晴れの予報だったため、眺望は期待できそうだし、安全面でも問題無さそうということで決行!!

結果的に天気については良い判断でしたが、常念小屋で相談したら「三股登山口」は大変だからやめたほうがいいとアドバイスされ、「一ノ沢登山口」とのピストンになりました。とはいえ、結果的には予想を超えてくだりに時間がかかり、いつぞやの硫黄岳と同様にかなり足をもっていかれそうになりまして(あの時よりはだいぶマシでしたが)、親父が大幅スローダウン。無事下山できましたが、ピストンで良かったと小屋の方のアドバイスに感謝しています。

・・・

さて、ということで、山行の模様。


引用元:http://www.naganoken.jp/mount/chushin/k-alps3/jonendake-map.htm



引用元:http://w1.avis.ne.jp/~nakajima/mapchu/mjyou-ichi.htm


こんな行程でして、結構長いのですが、ほとんどが沢沿いを歩くことになるので水の心配が無いのはよかったです。水の音を聞きながら登っていき、胸突き八丁から一気に高度をあげて、最後のジグザグで「常念乗越」まで。コースタイム4時間半が目安らしいので、まあ私の場合はその1.5倍程度ということで6時間くらいを予定。


引用元:http://www.naobe.com/guide/mitsumata.html


登山口が1260m(山中の案内板には1300mとあるけどどうやら1260が正確らしく、登山口の看板だけ訂正されていたw)から常念乗越が2460mなので今日は高低差1200mを登るという私にとってはかなりハードな山行。ま、のんびり前に進めばいつか届くさと言い聞かせながら、登山届けを提出していざ出発。

※平成28年7月1日から長野県内の指定登山道を通行する際には、登山届けが義務化されました



安曇野ICから1時間程度で「一ノ沢登山口」。途中の山道で猿に出会う。まだまだ民家が多いところなのに、なんでこんなに下まで降りてきたんだろう。住人は迷惑してるだろうなぁ...




雨がぱらつく「一ノ沢登山口」。沢の水ですが水場もあり、トイレもあり。自販機もありますが、朝のウチしか小屋が空いていないのでその時間限りです。あしからず(下山してきた時間には空いていなかった)。登山届けを提出して、しっかり準備運動して、いざ出発!



8:00am 出発です!



30分足らずで山の神。頭を下げて安全山行をお祈りして通過。





こんな感じで支流を越えたり。この後川幅が広くなったりして何度も渡っていくことになる。



最初の沢らしい沢を越える。雨で水量が少し多めですが、落ち着いて渡れば何の問題もなし。



「あれーっ、崩れてるよ~」なんて思ったら、沢沿いに別ルート整備されていてホッとする。間違って登らないように先行者がこっちだよと手を振ってくれた。優しいな~、山はいいよなー。みんなで安全山行!



大滝のすぐ手前の河原で休憩。みんなも荷物下ろして休憩していた。水が冷たくて気持ちいい!雨でも水は綺麗そのもの。



さて、大滝を元気に出発。まだまだ先は長い。



途中でまた沢を渡る。沢でみんな休憩というスタイルみたいですね。気持ちいいし、間隔も短くてご機嫌です。



笠原沢で持参したおにぎりをひとつかじりながら休憩。お腹空いたー!うましっ!!ランチは最終水場までお預け!



汗だくのタオルをじゃぶじゃぶしてから顔(と頭)をふくと、超キモチイイ!!あんまりやりすぎると、沢の水冷たいので、体冷えます(笑



さて出発!残り2.2km。半分は過ぎた!けど、距離的にであって、実際はまだ中盤ですな。


笠原沢まできておにぎり食べて休憩。お腹空いたのもそのはず。もう11:30。3時間半が過ぎているし、高度も600mあがってきた。汗がすごい勢いで出てくるけど、雨のおかげで暑くもなく、沢の水のおかげでタオルはすぐに冷たく洗えるので気持ちいい。
ここから胸突き八丁となり、危険箇所も多いとのこと。実際に歩いてみるとしっかり整備されていて(感謝!)、雨で足元が心配だったが実際は不安は全くなし。事前情報で構えてたのもあって拍子抜けしました。
最終水場でランチをとって、最後のジグザグ登坂。ここがきつかった~~~。第一ベンチまで遠いこと遠いこと。第三ベンチまでついちゃえば、あとは乗越でくつろぐ人の声も聞こえ始め、ゴールまで一気にいけます。
あ、そうそう。小屋でも水は手に入りますが、宿泊者以外は200円/リットルとかなので、最終水場で汲んでいくと良いです。




幅が狭くなってきた沢を登っていく感じに。



ここから胸突き八丁。階段などしっかり整備されていて雨の中でも安心でした。(降りは少し気になるかも)



一気に高度があがるので、これまで歩いてきた沢がよく見える。おお-!結構登ってきたな~(気持ちいい)


で、ここから最終水場までは、花が多いこと。綺麗です。とっても綺麗で写真をパシャリとしながら実は休憩している説...(汗
でも、ホントに綺麗ですので、ここは花に目をむけて歩くと気持ちよいですよ~

















最終水場到着!ランチだああああああ!



やっぱりコレっしょ!ww当然BIG!! どうして山でのカップラーメンは最高なんだろう!!!うまーーーいっ!



さて、しっかり食べて、休憩もしたので、行きますか-!(冷たい水も満タンに1.5Lくんだ)



最終水場では、コソッとコップがおいてありました。何人か寄って行ってるから何してるのかとおもったら水飲んでたのね。



最後のジグザグ。ラスト区間だー!



第一ベンチ。うー、やっぱり登るなー(あたりまえ)。あと800mかー、頑張るぞー!



第三ベンチキターーー!あと300m!これはもうすぐだ!(ちなみに第二ベンチから第三ベンチまでは近く感じました)



おお、開けてきて常念が見えるじゃないかーーー!(翌日これが偽ピークだと知る...)



ついたあああああああああああああああああああああああああああ!!!曇天だけど気持ちいいぞーーー!!!



(自分の中では勝手に)恒例の足かけショット。おりゃーーー!来たぜバカヤロウっ!(何に怒っているのか不明w


と言うことで、最後の登りは無言になりながら1歩1歩足を進めてなんとか登ってきました。常念小屋で手続きして、部屋を割り当てられたので行ってみましたが、「今日は布団1枚に2人の割り当てです」と冗談みたいな事言われて、まさか~なんて思ってましたが本気でした(富士山の8.5合目小屋以来のすし詰め)。
ということで、荷物を置いて、外へご褒美のビールを飲みに。ジョッキグラスで飲めるということで、800円もする高級生ビールとつまみを買い込んで外へ。ベンチがあったけど、既に先客が盛り上がっていて場所ナシのため、適当な場所で宴開始。



ピリ辛のメンマがうまかった!いやー、山でのむご褒美ビールはたまらんっ!!!



おつかれちゃーーーーん!!!



その後、700円のアサヒスーパードライ500mlを2本買い足し、さらには親父が定年の時に東京オフィスの方々に記念に頂いたスキットルに入れてきたカナディアン・クラブ(これまた叔父に頂いたプレミアモノらしい)まで綺麗さっぱり飲み干しました。疲れたし、酔っ払ったし、あー、気持ちよい!!






夕食は4回転していた模様です。300名が宿泊と、ホントにすし詰め状態の小屋でした。部屋の扉をしめて消灯したものの、2時間もすると暑くなって目が覚める。廊下の明かりが気になるけど、みんな暑くて起きてきたので全開に。30分くらいで一気に涼しくなって、なんとか寝付く。同室の方のいびきというか無呼吸症候群なのがホントに大変そうで、寝付けない人も多かったそうです。私は涼しくなったら寝ちゃいましたけどね。疲れてたもん。

そんな1日目でした。


■行程

8:00 一ノ沢登山口
8:25 山の神(鳥居)
9:30 大滝手前の河原 着[小休憩]
9:45 大滝 発
11:30 笠原沢 発
12:35 胸突き八丁
13:15 最終水場 着[ランチ]
13:50 最終水場 発
14:15 第一ベンチ
14:50 第三ベンチ
15:15 常念乗越 着

小休止沢山+ランチ休憩30分を含めて、7:15 の道のり。