脱原発四万十行動

脱原発四万十行動のブログです。

IWJが動画を配信しています。

2012-04-17 10:46:39 | Weblog

4月15日の松山での集会はIWJが《2012年4月15日(日)、愛媛県松山市の美術館講堂で行われた、「伊方原発の再稼働に反対する 中国・四国・九州緊急合同集会」の模様。》として非会員向けにもアップしています。

なんと、IWJ愛媛は16日の愛媛県庁での申し入れ、県庁前での抗議行動もアップしています。

抗議行動では脱原発四万十行動の山本祐子さんが「メルトダウンパクリブルース」をかましている(^○^) 。

この歌も全国版になってきましたねえ。

ライブをお楽しみください。


伊方原発の再稼動を許さない市民ネットワーク結成集会と行動

2012-04-17 10:29:11 | Weblog

2012年4月15日・16日に松山市で行われた「伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク結成集会」の報告が、大野恭子さんから届きました。

以下、ご紹介します。

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★15日は、四国四県の人達はもちろん、遠路、九州、中国、関西、関東、そして福島や海外の方まで、 約160人が集会に参加、伊方原発の再稼働を止めようと思いを一つにしました。

 *前半は、松尾京子さんの司会

・呼びかけ人代表の小坂正則さんのあいさつ

・大飯原発再稼働阻止の活動現場からのメッセージ

・広瀬隆さんのビデオによる参加(4月8日高知講演会より)

・伊方原発現地住民として斉間淳子さんのメッセージ

(堀内美鈴さんの英語訳付き小冊子ができました)

・藤田祐幸さんのお話し(福島の現状と伊方原発の危険性、再稼働を止めねばならないということを短時間で明快に叩き込んでくださいました。)     

・小倉正さんの「愛媛の現況」の詳しい解説。(他県には報道されていないことが多かったと思います。)

 *後半は、大分の小坂さんと山口県の三浦翠さんの司会

 各地からの報告や、メッセージ、提案、思い等が語られ、全国の活動を知り、学び、これからを考える貴重な時間となりました。 

 特に、福島県から避難されている方のお話しに、まだまだ私たちは原発事故の実態を知らず、思いが至っていないという現実を思い知りました。

  そして、今後これを機に、集ったすべての人が「伊方原発現地住民である」として繋がり、伊方原発の再稼働を止めるためにネットワークを作り行動していこうということになりました。

  名前を「伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク」と決定。

 いくつかの県から地域代表の事務局員として名乗りを上げてくださいました。

 集会宣言と、愛媛県知事中村時広さま、伊方町長 山下さまあての要請文を採択。

 

 

★夜7時からは交流会

司会は、高知の外京ゆりさんと広島の新田秀樹さん

集会では詰められなかった活動計画について議論しました。

(小坂さん!報告して下さいね!)

  美味しい料理とお酒と、意表を突くすばらしい歌の披露の数々で、交流を深めました。

たくさんの差し入れをして頂きありがとうございました。

 

★16日、愛媛県庁に約75名が集合。

  やはり、知事も副知事も課長さえ来ず、原子力安全課技官の景浦さん他6名?が。最初、県職員からは、用意できる部屋が小さいので代表10名にしてほしい旨の話がありましたが、小坂さんの粘り強い交渉で、椅子無しの広い部屋に通されました。(部屋に椅子が無いのは不自然でした。わざわざ長居しないよう片付けたのか?)

  私たちが今までいくら言っても通されなかった広い部屋でした。

 周辺各県からの訪問ということで、「特別待遇」だったのでしょうか?

 情けないけどちょっとした「成果」です。

  とはいえ、いつもと同じように「国の説明を待ってから・・・・」「知事には伝えます・・・」の不誠実な繰り返しと無策ぶりで、メンバーから「近県の住民の命もあなた達にかかっています!」との声にも無言の対応でした。福島警戒区域から水戸に避難されているかたの、「原発事故が起きても国は何もしませんよ。福島市民は棄民にされています!絆はズタズタにされてます!」の声をいかに聞いたか。

 20件の、グループや個人による要請文が読み上げられ(時間が無く名前だけの人も)手渡されました。

 中でも、福島から大分に避難されえている、小さな子どもさんをつれた女性の要請文に、会場にいるみんな胸を締めつけられました。絶対に伊方原発を止めなければと決意をさらに固めました。その他にもたくさんの思いの詰まった要請文でしたので、県職員の心にも響いたと信じたいです。 

 どの要請文も素晴らしかったので、藤田祐幸さんが「すべて集めて小冊子にしてほしい」と希望されていました。小坂さんが、「それぞれのアピール文を、MLに流してください!誰か作って下さい!」と。 

 11時45分ごろからは、県庁前でそれぞれ持参の横断幕や旗を立て、阿部純子さん提案の三角帽子のアクションもあり、東京のたんぽぽ舎のグループのチラシまきもありながらの、県知事や職員、道行く人へのアピールをしました。 

 歩道の通行人が迷惑していると通報があったと、警官が3名来ましたが、ほどなくして解散したので、穏やかに帰っていきました。

 

★一方では、たんぽぽ舎グループの「反原発自治体議員・市民連盟」とボランティアの方々5人が伊方町に朝から向かわれ、「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」のメンバーと合流し、伊方町役場へ行かれました。ネットワークの要請文も託しました。

 

★夕方6時と9時前のNHKニュースやローカル局の「あいテレビ」ニュースで、申し入れの様子が報道されました。たくさんの人たちがつめかけ、部屋にぎゅうぎゅう詰めで、「市民グループが伊方原発再稼働を止めるよう要請」した様子が映っていて、ニュースを見ているたくさんの人にアピールできたと思います。

 皆さま、本当にお疲れ様でした。 

★2日間の映像記録 IWJの吉岡さん、伊東さん、ビデオ撮影の久保さん、中森さん、ありがとうございました。