脱原発四万十行動

脱原発四万十行動のブログです。

サロン日曜日3.25

2012-03-25 18:19:00 | Weblog

きょうはサロン日曜日でした。

18人が集まってくれ、いろいろなお話をしました。

3.11バスツアーの会計報告、幡多の議会に陳情していた「伊方原発再稼働断念と廃炉を求める決議」の取り扱い、放射性物質の持ち込みを拒否する条例案の顛末、避難親子の生活、雇用問題をどうするかの意見交流、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業などなど。

そのなかで3.11には福島に帰っていた芳賀さんが、高知でもできる支援事業として紹介してくれたのが、福島の「野菜カフェはもる」とのコラボ。

ここは「農薬・化学肥料に頼らない西日本中心の野菜」を専門に扱っていて、供給者を探しているそうです。

着払いでも可能なので、詳しくは店長の陶山さんに問い合わせたらどうでしょうか?

携帯は090-2955-5355。

ホームページはこちら

それと、4月8日(日)は午前11時半から、四万十市四万十町の岩崎公園で、お花見の会をやろうと言うことになりました。

3.11バスツアーの余剰金があるので、メインの食べ物、飲み物はそれで構え、その他はそれぞれが持ち寄りという形にします。

だから、事前の参加者人数をつかむ必要があるので、参加希望者は5日中にカテコテ(平日夜間専用電話0880-34-0902)まで。

参加者はマイカップ、マイ箸、マイ皿を持参で参加してください。

 


脱原発四万十行動のあいさつ

2012-03-25 01:27:07 | Weblog

3.11の高知市での集会で祐子さんがおこなった、脱原発四万十行動を代表してのあいさつ全文をアップします。

四万十市ではじまった運動が、山あり谷ありを乗りこえて歩んできた歴史をコンパクトにまとめています。

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こんにちは。
私たちは高知の西の端、四万十川流域からやってきました。脱原発四万十行動です。

昨年3月11日、大震災、大津波、そしてそれにつづく原発の大災害を目の前にして、ことの重大さに立ちすくみ、身動きのとれない状態でした。
それでも何とかせなあかんと、いてもたってもいられない人たちが集まってできたのが、脱原発四万十行動です。

さっそく五月の第二土曜日、四万十市で初めての脱原発市民デモを行いました。なんと50人もの人が集まり、閉鎖的な四万十市始まって以来と言われ、つい調子に乗って、以後毎月、第二土曜日にはやることになりました。
6月、7月は雨に降られ半数になり、8月9月は猛暑のなか、そのまた半数、10月にはとうとう7人まで減り、孤独をかみしめるデモでした。がしかし、ここでへこまないのが高知の西の端に住む私たちのエエところ。落ち込んでも立ち直りが早い。
11月、12月にはどこからかまた人が集まり、乳母車や車イスも戻ってきてくれ、元気な子どものシュプレヒコールにも励まされました。

昨年5月から12月まで、いろんな人たちが入れ替わり、立ち替わり参加してくれましたが、そんなデモの中で、東北や関東からの避難母子を四万十市で支援している「なごみネットワーク」ともつながることができ、以後、協力し合っています。
今年になって1月には「映画チェルノブイリハートと講演の集い」を「脱原発四万十行動」と「なごみネット」の共催で実現させました。
当日は350人あまりの観客を集め、遠くは愛媛県やこの高知市からも来ていただきました。本当にたくさんの方々の協力、ありがとうございました。
おかげできょうのバスも四万十市から出すことができました。

そして2月、今年は大変寒く、しばしの冬眠を決め込みました。
しかし、1月の「集い」の成功で、またまた調子に乗って冬眠中にもかかわらず「サロン日曜日」を立ち上げました。「サロン金曜日」とは違います。
日曜日の午後、お茶とおしゃべりの会です。
原発、放射能にかぎらず、孤立しがちな人たちともつながれる地道な活動にしていきたいと考えています。
「サロン日曜日」は開かれた場所です。もし第4日曜日の午後、四万十市を訪れることがあれば、どなたでもいっぱいのお茶とおしゃべりを楽しみにお立ち寄りください。

いよいよ3月、きょう私たちは冬眠から目覚めました。
こうして高知市でみなさんとのつながりを実感でき、勇気百倍です。

先月、グリーンピースが伊方原発の近くから200個の風船を飛ばしました。なんと四万十市で3時間後にその1個が確認されています。
風向き次第では九州や本州も他人事ではありません。とにかく津波津波と宣伝されていますが、伊方原発は中央構造線上にあり、地面が動けば津波を待つまでもありません。
先日も新しい燃料棒が3号機に搬入されました。あくまでも再稼働ありきです。
しかし、私たちは再稼働を認めず廃炉を求めます。

25年前、チェルノブイリ原発事故のあと、この伊方原発で出力調整実験が行われました。その反対集会のときに甘藷(かんしょ)さんという人の書いた「まだ、まにあうのなら」という本がベストセラーとなりました。
それで言うと、いま現在「もう、間に合いませんでした」というほかありません。あのとき、私たちにとってもこの過酷な福島原発の事故は想定外だったのです。そんな自分たちの甘さを悔やんでもくやみきれません。
私たちお母ちゃん、おばあちゃんは、お父ちゃん、おじいちゃんはこの原発を子どもや孫に、次の世代に残してはいけません。

この国では黙っていれば、すべて賛成にポイントが入ります。
「イヤなものはイヤ」「いらないものはいらない」と言いましょう。わたしらメチャメチャ怒っていると言いましょう。どんな小さな場所からも、どんなに小さくても声を出しましょう。
「一寸の虫にも五分の魂」。あの人たちからみたら、虫けらのような私たちでしょうが、間違いなく五分の魂があり、集まればものすごく大きな魂になります。
お金や権力の圧倒的な力には私たちはつながることでしか対抗できません。
「一寸の虫はすごいで、五分の魂は恐いで」と市民の力を見せつけましょう。

さて、4月から四万十市ではまた第二土曜日恒例の脱原発デモを再開します。どうかみなさん五分の魂を持ち寄ってください。
それでは脱原発四万十デモ、メインテーマソングをワンフレーズ歌って結びとします。
ぜひみなさんも声をだしてご一緒に。
♪メルトダウンパクリブルース♪
どうもありがとう。
このつづきはデモのときにまたご一緒に。


速報:3.11なくそう原発高知集会

2012-03-11 20:11:49 | Weblog

きょうは3.11メモリアルデー。

高知市で開かれた「なくそう原発3.11高知集会」に、脱原発四万十行動もバス1台で参加しました。

集会は丸の内緑地公園。

ちょうど高知市は「土佐のおきゃく」の大イベント中で中央公園が使えず、歩道でのパレードという条件でしたが、県下各地から1000名を超える(正確な数字は失念しましたo(;-_-;)o )が参加、「脱原発」「伊方再稼働はゆるさない」「伊方を廃炉に追い込もう」との意志を示した集会となりました。

以下は、写真レポです。

まず開会に先立って1時半から「文化行事」。

センター合唱団。

草笛(演奏者は忘れました。m(__)m )

そしてわが脱原発四万十行動が誇るシンガー・濱田裕介。

「メルトダウンブルース」をかましました。

参加者たち。

参加者たち。

集会は午後2時から始まり、高知グリーンネットワークの下京さんがあいさつ。

高知に避難している母子の会「虹色クジラ」の島津佐知子さん。

3.11から高知に避難してきた経過や、いまもホットスポットに住み続けるともだちや親戚への思い、高知に来ても抜けない内部被曝への不安などを訴えました。

伊方原発訴訟弁護団の高知世話人の谷脇和仁弁護士。

こんどの伊方原発訴訟の意義について報告、高知の集会の熱気をもってこれから松山集会の夜のイベントに参加して伝えたいと話していました。

 

そしてわが脱原発四万十行動の山本祐子さん。

昨年5月からの山あり、谷ありの脱原発四万十行動のデモ、1月のとりくみ、新しくはじめた「サロン日曜日」のことほ報告。「黙っていたら賛成にカウントされる。カネも力もないものは、つながることでしか権力とたたかうことはできない。一寸の虫にも五分の魂がある。それを集めたらどんなに怖いもんか思い知らせよう」と訴えました(正確かなあ…?ちょっと不安)。

そして中村でいつもやっている「メルトダウンパクリブルース」の一小節を歌ってしめました。

 

そして殿こと元東電社員の木村俊雄さん。福島の事故がカネと安全神話に自ら縛られた東電の体質から生まれたものであることを告発。そして電気ポットについて、計算し直すとつかわなかったら原発6基分を必要でしなくなる。いらない電力は使わないことで、身近なところから原発をなくしていこうと呼びかけました。

高知県平和委員会の和田忠明さんが、パレードの諸注意(写真がない(T_T) )。

高知県平和運動センターの山崎秀一さんが閉会のあいさつ。

そして黙祷(当然、写真なし)。

 

パレードの前に先頭にたつ音楽隊が『原子力反対音頭』。

ネットで知っていましたが、直に鳴り物いりの音頭は迫力がありました。

ここで不安がよぎりました。

(パレードでは音楽隊のあとに脱原発四万十行動。うちは鳴り物がない。シンガーの祐子さんは大丈夫だろうか?)

しかし、それは杞憂でした。

なるほど、パレードに出発した直後は静かでしたが(きっと間合いをとっていたのでしょう)、県庁前をターンすると、メルトダウンパクリブルースのシャウト。

京都弁そのままに

「へーい四電」から始まり、

「原発いらねえ 伊方はいらねえ」

「ストレステスト 保安院まだおったの?」

「伊方は廃炉 再稼働ダメダメ」

「原発なくても まだろうそくつこうてへん」

など、なかには字余りフレーズをうたい、それをみんなが追っかけて歌う…。

次第に声が大きくなり、またたくまに音楽隊の音が聞こえなくなりました(こっちの隊列へ)。

当然、四電前ではボルテージが上がったことは言うまでもありません。

 ついにわが脱原発四万十行動は、「はりまや橋」に出現(放射能マークの黒い服を着ているのが祐子さん)。

帰りのバスでは、みんなが感想を語り合いました。

「中村のパレードでは恥ずかしかったけれど吹っ切れた感じ」

「ん十年前のデモのことを思い出して熱くなった」

「知り合いができて力を得た」などなど。

わたしも久々にあるいて心地よい疲れに浸っています。

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啓蟄も過ぎました。

毎月のデモは冬眠中だった脱原発四万十行動も、4月から再び活動を再開します。

4月14日(土)午後1時半「お祭り広場」集合、2時出発です。

ぜひ、いっしょに歩きましょう。 


サロン日曜日>アフターヌーンティのお誘い。

2012-03-06 19:29:03 | Weblog

日曜日の午後、「ほっ」としたひとときを一緒に過ごしませんか。

硬くなった身と心を温かいお茶とおしゃべりでほぐしませんか。

「三人寄れば文殊の知恵」

仕事、子育て、原発と悩みはつきませんが、

きっと何かのヒントが見つかるでしょう。

「サロン日曜日」は開かれた場所です。

どなたでも一杯のお茶とおしゃべりを楽しみにおいでください。

お待ちしています。

◎毎月第四日曜日PM1:30~4:30(出入り自由)

◎四万十市愛宕町16あたごびる2F「カテコテ」(tel:34-0902)


サロン日曜日

2012-03-01 22:49:32 | Weblog

このあいだの2月26日(日)の茶話会。

のべで10人(うち子ども二人)が参加して、午後1時半から4時半ごろまで「カテコテ」でくっちゃベった。

原発のことや農業のこと、身の回りのことや仕事のことなど、話題は「あっちいったり、こっちいったり」。

持ち寄りで(わたしはお菓子を持って行った)、お茶をのみながら、交流できるのはいいわ。

デモのあとはゆっくり話はできないし、疎開しているママたちは子育てのことも心配だろうし、第一、知らない土地で暮らすのだから不安も一杯だろうし、情報も大切なことなのだ。

で、わたしは早くに帰ったのだけれど、この茶話会のネーミングが決まったそうだ。

「サロン日曜日」(^○^)

どこかで聞いた名前だが、日曜日に駄弁る会だからd(^_^o)

毎月第4日曜日の午後1時半から、2時間くらい。

四万十市中村愛宕町の「カテコテ」で。

次は3月25日(日)。お気軽にどうぞ(^○^)