名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

定番問題は、確実にゲットしよう~

2013-10-01 13:00:37 | 中学3年

2次方程式の応用問題で、定番問題と言われているものは

そんなに多くはありませんから、

試験に出る確率の大きいものからしっかり覚えておきましょう~

入試対策にもなりますし、なにより基礎の確認にもなります。

 

というわけで、前回の問題。

 

縦8cm、横12cmの長方形がある。この長方形の縦と横を

同じ長さだけ短くした長方形をつくったら、元の長方形の面積より

36㎠だけ小さくなった。

元の長方形の縦と横の長さを何cm短くしたか。

 

図に描きますと

このように 描けます。

これを式にしますと

2次方程式の式を計算するだけの問題では

答えが2つ出ていましたが、

文章問題では、問題内にある条件にかなうものが答えとなります。

今回の場合、短くする長さは8cmより小さいはずですから

計算で出た18は、使えません。

このあたりの判断は、図を描いていれば分かりやすいので

いつもいつも式と計算だけに頼らないようにしましょうね。