2次方程式の応用問題で、定番問題と言われているものは
そんなに多くはありませんから、
試験に出る確率の大きいものからしっかり覚えておきましょう~
入試対策にもなりますし、なにより基礎の確認にもなります。
というわけで、前回の問題。
縦8cm、横12cmの長方形がある。この長方形の縦と横を
同じ長さだけ短くした長方形をつくったら、元の長方形の面積より
36㎠だけ小さくなった。
元の長方形の縦と横の長さを何cm短くしたか。
図に描きますと
このように 描けます。
これを式にしますと
2次方程式の式を計算するだけの問題では
答えが2つ出ていましたが、
文章問題では、問題内にある条件にかなうものが答えとなります。
今回の場合、短くする長さは8cmより小さいはずですから
計算で出た18は、使えません。
このあたりの判断は、図を描いていれば分かりやすいので
いつもいつも式と計算だけに頼らないようにしましょうね。