『K-20 怪人二十面相・伝』を観たっ!!
内容
舞台は1949年で、現在と全く違った発展を遂げた日本――架空都市≪帝都≫。
19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生まれ、帝都の富の9割は、ごく一部の特権階級――華族に集中していた。そんな中、富裕層のみをターゲットとし、次々と美術品や骨董品を、魔法のような手口で盗んでしまう≪怪人二十面相≫の出現が世間を騒がせていた。
人は彼を〝K-20″と呼ぶ――
物語の主人公は、K-20に騙され、K-20に仕立て上げられた男・遠藤平吉。サーカスの曲芸師である平吉が、類稀なる身体能力と頭脳を武器に、K-20に狙われた令嬢・羽柴葉子と、その婚約者であり探偵の明智小五郎と共に、K-20との戦いを決意する。
K-20に嵌められ、K-20に狙われ、K-20を追いつめる!
かくして、息もつかせぬ戦いの火蓋が切って落とされる。繰り広げられる激闘。果たして、濡れ衣を着せられた平吉は、汚名を晴らすことができるのか?
感想・・・ (ネタばれ注意)
いや~っ!
ハッキリ言って面白かったっ!!
内容がかなり深いとかそんなのは全くないが・・・ 小学生の時、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズを読んでいたキャラメルマンに取って・・・ とても楽しめたっ! 映像もCG丸出しだが、これはこれでOKっ! ← 特に松たか子のヘリコプター。(笑) この作品・・・ 小学生の頃見たかったな~!(笑) そして主役の金城武がカッコよかった~っ! 建物を駆け抜けワイヤーを使いこなして行くシーンはとても迫力があった。 でも・・・ やっぱり日本語の活舌が良くなく聞き取りにくい部分があったのだが、それは愛嬌として・・・ ドラマ『神様もう少しだけ』で初めて見た以来、キャラメルマンにとっては好感がある俳優さんなのだ。 そして松たか子・・・ 『何で松たか子やねんっ!』と思って見ていたが、キャラ的にはすごくハマっている事が後になって理解できた。(笑) 明智小五郎役の中村トオル・・・ どうしてもビーブアップハイスクールが頭を離れないのはキャラメルマンだけでしょうか? そして最初明智小五郎が出てきた時、江戸川乱歩を読んできた私のイメージとは全く違い、こんな感じなんだろうか? もっと好感が持てるキャラなのでは? なんて思いながら見ていたら、あんな結末だったなんてっ!! 最後の二十面相との戦いのシーンはアニメ『スチームボーイ』を思い出した。(笑) いや~ なかなか楽しめた作品だったっ!! 少年心をくすぐるね~っ!! ← 誰が少年やねんっ!!(爆) キャラメルマン的評価 ★★★☆ 3.5つ星 って事で~っ!!