アマゾンから届いて見てみたら・・・
ビートたけし氏が推奨していた。
感想・・・
この本もスラスラと読めた。
夜から読み始め、寝る前には完読していた。
読みやすかった。
著者の岡野さんという方は、世界一細い『刺しても痛くない注射器』の量産を成功させたり、リチウムイオン電池のケースなど作られたことで”世界的職人”、”金型の魔術師”として国内外を問わず大きな注目を集めておられる。
ペンタゴンやNASAからも注目されているとか・・・。
その技術が認められ、東京都功労者表彰などの受賞されておられ、小泉元総理、元経団連会長がわざわざ時間を割いて訪れたこともある。
石原新太郎知事は、この方を『発明王』と呼び、みのもんた、村上龍、鳥越俊太郎、永六輔氏ほか、角界で岡野氏を慕う人は多い様子。
岡野氏は74歳で現役の職人さんである。
この岡野氏が、Q&A形式で、自分の意見、哲学をのべておられる本だった。
43の質問がある。
私が感じるに、質問者は学生から20代前半。
例えば・・・
・人間関係で一番大切なことってなんですか?
・周りから認めてもらえない
・特技がないです
・脚光を浴びる仕事がしたい
・ローテクは海外に発注されちゃうんじゃないの?
などなど。
良かった言葉として、
・「運ってものは、結局は縁が運んできてくれるものだと思っている・・・運と縁は切っても切れないんだよ」
・「大企業の看板をとっぱらって、裸になったときにその人の価値が見える」
・「みんなが行くところは儲からない。みんなが嫌がるところにこそ宝がある」
・「誰だってラクなほうがいいもんな。ラクな道があるんだったら、そっちへ行きたくなっちゃうよ。でもそうやって、技術や知識を磨かないと、いざ時代が変わってみると何も出来なっくなっちゃうぜ」
などなど、まだまだたくさんいい事、心に残る事が書いたあった。
なんか・・・
亡くなったおじいちゃんが私に話しかけてくれてるように思わせる本だった。
人間として、人としての仕事のとらえ方など勉強になった。
興味のある方は是非読んでみてくだされ。
今週に入ってから、4冊の本を読んだ。
ビックリである。
少し目が疲れているのか、目がショボショボするので今日は少し目を休ませようかな・・・。
どこまで続くか分らない本を読む習慣・・・。
今はおもしろくてたまらない。
あと3冊の本が私を待っている・・・。
どんな事を気付かせてくれるのか楽しみである・・・。