けいこ日記 6月26日(水)その3 浜松城公園芝生広場の放射能問題
浜松城公園の芝生の放射線量について
浜松城公園の芝生広場は市街地の中心部にありながら、緑豊かで広々としており、保育園や幼稚園の子どもたちもよく遊びに来ます。
この芝生広場の地下に耐震性の貯水槽を作り、その範囲の芝の張り替えが2012年1~2月に行われました。
その張り替えが行われた場所で一部放射線量が(1時間あたり0.1マイクロシーベルト以上)を示す高い部分があり、他の部分は0.06~0,07程度であったことが確認されています。
今回、「浜岡原発はいらない浜松の会」から、「国の基準の年間1mSv(ミリシーベルト)を採用し、1日に8時間公園にいると仮定して逆算すると、0.23μSv/h以下ならば健康に影響がない」という市の説明では、子どもの安全は守られないとして、市に要望書を提出しました。
この要望書の提出に,私も同席しました。
懇談をおこなったのは、市役所の交差点のすぐ南にある「ノーススタービル」でした。担当は「公園課」で、4階には会議室がないのかな?9階の会議室で1時間の予定で懇談しました。
雨のかなり降っている時間帯でしたので、傘を差しての移動は、たいへんでした。
最初は、もっと権限のある「副市長」さんと言っていたのですが、「副市長となら15分」、「部長となら1時間」というレスだったので「じゃあ部長さんと1時間」ということにしました。
6月26日に市との懇談が行われ、「浜松城公園での定期的な放射線量の測定を市民と共に行ない、その他心配される公園でも定期的に空間線量を測る」となりましたが、情報公開や土壌の放射性物質濃度の測定についても実施すべきと考えますので、引き続き要望していきます。
子どもの生活丸ごとをしっかり見るならば、浜松城公園の芝の上で転げまわって遊んでも心配がないように、一定の線量を超えるものについては配慮の必要を感じます。
がれきの受け入れ時に国基準ではなく、市が独自で高い基準を設定したように、市民の健康について、市独自の物差しで考えるべきであり、市が積極的に、将来を担う子ども達に安心できる環境を準備する事を願います。
6月26日に行われた市との懇談で、「浜松城公園での定期的な放射線量の測定を市民と共に行ない、その他心配される公園でも定期的に空間線量を測る」となりましたが情報公開や土壌の放射性物質濃度の測定についても実施すべきと考えますので、引き続き要望していきます。