薬膳 Yakuzen Salon 八仙花

~国際中医薬膳師、野菜ソムリエのoguriが旬の食材の
薬膳的効能、知恵etc.について書いています~

牡蠣の効能

2008-11-21 13:04:37 | cooking
本格的に寒くなってきました。
吉祥寺の街もクリスマスモード一色となり
今年ももう年末かぁ...としみじみした気持ちになります

今日は、私の大好きな牡蠣.........食育・食生活へ
毎年年始末にウィルスやら何やらで世間をお騒がせしている奴です。


三陸産の大振りの牡蠣。蒸してギュっと縮まり、旨さも凝縮、ツルっと一口でいただきます♪


牡蠣の効能は、「滋陰補血、安神補虚」
陰液(潤い)と血を補う作用があります。

「安神」とは精神を安定させること。
これは、精神安定剤的な効能やリラックス効果があるということではなく
中医学の理論に基づく効能です。

中医学では、五臓のうち「心」(心臓)が精神をコントロールするとされていますが、
「心」の潤いが不足すると、精神を滋養することができず、
精神が不安定になったり、不眠になったりすると考えられています。
したがって、潤いを補うことによって精神安定の作用につながるということです。

特に、更年期の女性の不眠やのぼせは潤いの不足による場合が多いと
されていますので、更年期の女性の不調には牡蠣がお奨めです


今日は牡蠣をオイル蒸しにして。
オリーブオイルと白ワインでふっくら蒸しました。
プリッと美味しい


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