今日は肌寒く、スッキリとしない天気ですね。
さっそく「寒邪」にやられて、鼻がグズグズいっています
体を冷やさぬよう、「温性」の鮪とインゲンを使った和えものを作りました。
鮪とインゲンの玉素(マヨネーズ風)和え 胡麻油で風味良く仕上げました
魚介類は寒涼性のものが多い中、鮪は温性の食材です。
その効能は、「養血、増強」
血を養い、体力を増強させます。
具体的には、虚弱体質、老化、貧血・めまいに効果があります。
一方、インゲンも温性食材。
これから寒くなる季節に活躍してくれます。
効能としては、「温補腎陽、健脾利水」
「腎」を温め補い、「腎」の機能を促進します。
また、「脾」(消化器系)の働きをよくして水液代謝を促進する働きもあります。
寒さによる冷えや代謝低下に効果のある食材です。
この二つの食材を玉素(たまもと)で和えました。
玉素とは、卵黄にサラダ油を少しずつ加え混ぜてマヨネーズ状にしたものです。
「潤燥」効果のある卵黄を使って、乾燥の秋も意識しつつ...
塩と胡麻油少々を加えて、風味良く仕上げて。
日本酒に合う一品となりました