日々の思い

日常の出来事、思いを書き続けて、自分を見つめて行きたいと思っています。

アンドレア シェニエ

2013-08-27 09:14:45 | 日記
人の日は、草のよう。野の花のように咲く。風がそこを過ぎると、それは、もはやない。(詩篇103篇15節)



あの夏の猛暑は越え、初秋の涼しさがやって来ました。湿気が体に纏わりつかず、爽やかで気持ちが良い。昨日は夏休みももう終わり。新学期になれば、奉仕も孫の少しばかりの世話、また撮影が待っていて、忙しい。今の内!と思って、宝塚の花組を見て来ました。またトップの蘭寿さんが、もし急に止められたら惜しいからです。12,3年の脇役を経てやっとトップになりますが、その期間は、以前は4年間位、今じゃ2~3年間でしょう。輝かしいトップは憧れを一身に浴びて輝き、多くのフアンが詰めかけます。人々の夢が集まります。5組もありトップは5名。これはオシャレな宝塚の町です。



おなじみのテラスです。テラスの傍は武庫川が流、向こうはマンションにホテル。簡単な食事をして大劇場の席に着く。当日券だから2階の7列センター。出し物はフランス革命の最中、貴族の館へ民衆が入り込んで来てからです。そこに詩人シェニエがいました。これは実在の人物です。彼と貴族令嬢の恋ですが、革命後、貴族は滅んで行きます。フランス革命後、民主化されたかに見えますが、恐怖政治になり、罪のない人々が多く処刑されます。聖職者、文人、etc,,,シェニエも貴族令嬢だったが貧しく、暮らしていたマッダレーナも共に処刑されます。平和を勝ち取るのはどこの国も犠牲が多いものですね。



ショーは過ってのトップでしたが、今は振付家のanzyuさんで、御贔屓だったNさんを彷彿とさせるものがあり、カッコ良く良かったです。客席は満杯。月曜なのに?



終演後のロビーです。
美しくカッコ良い舞台と宝塚の雰囲気を充分味わい、満足して家路に着きました。