日々の思い

日常の出来事、思いを書き続けて、自分を見つめて行きたいと思っています。

軽井沢 ③

2013-08-03 08:18:28 | 日記
ふたりでも3人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。(マタイの福音書18章20節)





浅間山麓の珍しさと美しさのある鬼押出園を後に高原を降り、さて何処に行けば?1度は美術館や文学館へ行きたいです。しかし土曜日。旧軽井沢は若者で溢れ、思う美術館にも近寄れない。軽井沢銀座もガレージに近寄れない。オシャレな店も多いし、お土産も買いたいのですが。仕方なく、南軽井沢へ。

何となく近づいたのが深沢紅子さんの花の絵画美術館でした。生誕110年とか。主に雑誌の挿絵や花の絵画をなさった様です。御主人は軽井沢の風景画です。その時代に絵の道に進め、この軽井沢に住める方は、かなり恵まれた人なんでしょう。花瓶の花や、人物の大きな絵画もあって、何かほっこりしました。この美術館の界隈は小さな湖、公園、文庫等が連なり、タリアセンとの名称を後で知ったのでした。皆入れば良かった、残念です。







翌28日は日曜日。軽井沢は教会が多いので礼拝を守りたい。内村鑑三さんの教会があるので、宿舎で尋ねたら、何と結婚式用の教会とか!軽井沢では24件位の教会があるが、皆結婚式用らしいです。そもそもカナダの宣教師がここを選び、別荘と家を建てたのが始まりで、その後政財界、著名人が次々別荘を建て、今では別荘数は1万5千軒らしいです。民家はそれよりずっと少ないらしい。進めて下さったのは私の教会に相応しい福音派の「軽井沢キリスト教会」。ナビをセットし出かけました。





着いたのは10時でまだ早い。都会の教会と違い、ガレージは建物の3倍はある。少しづつ人が来られ、皆さん「おはようございます。」と声を掛けて下さる。見ず知らずの旅人なのに。礼拝は10時半からですが、少し早く教会に入る。何と白人系の高齢の司会者がスリッパを出し揃えて下さる。初来会者に住所氏名を書く。民家の様な小さな建物ですが、椅子は多い。段々人が増える。皆さん、暖かく声を掛けて下さり、実に暖かい教会だな、と思う。

横に座って下さった方は埼玉に住んでいたけど、リタイアして、この軽井沢に住み着いたとか。そして何と私が通う宇治の教会へ過って、訪問したとか!おそれ入りました。世間は狭く、繋がりがあるものです。子供も一緒に礼拝を持つ。礼拝後も○○兄弟(夫のこと)○○姉妹(私)と皆さんに紹介して下さる。そうなんだ、世界中何処へ行ってもクリスチャンは兄弟姉妹なんです。

週報に書かれていた心に残る文を記します。
1、主にあって、自分が変る。生活の場で御言葉に生き、地の塩、世の光としての存在を心がける。
2、和やかな雰囲気、明るく楽しくオープンな教会の交わりをつくる。
3、日ごろから親しみを持って、人を教会にお迎えする。

↑の文書を実施してられ、感動しました。夫も感動してました。我が教会も暖かいですが、まだまだ学ぶところが多く、軽井沢へ来て、自然風景は他所の方っがいいかも解らない。しかしこの教会は最も暖かい神様の愛が我が心に示された思い出深いものとなりました。