半数近くがニュース・ソースとしてWebサイトを利用---米調査

2007年10月02日 | 消費動向/データ関連
 米国の不動産業界団体Marin Association of REALTORSは,米国成人のニュース・ソースについて調査した結果を米国時間10月1日に発表した。それによると,ニュースの情報源として最も利用されているのは,「テレビのニュース番組」(78.6%)と「新聞」(66.8%)で,伝統的メディアがトップ2を占めた。ただし「Webサイト」(46.6%)も3位にランクイン。この割合からすると,米国成人のおよそ1億100万人がニュース・ソースとしてWebサイトを利用している計算になる。

 そのほか,「ラジオのニュース番組」(44.5%)や「ラジオのトークショー」(27.4%)を挙げる人も多かった。また,「ブログ」(3.9%)のニュース・ソース利用は800万人と推計している。

■米国成人の主なニュース・ソース
TVのニュース番組 78.6% (1億7100万人)
新聞 66.8% (1億4500万人)
Webサイト 46.6% (1億100万人)
ラジオのニュース番組 44.5% (9700万人)
ラジオのトークショー 27.4% (6000万人)
TVのトークショー 22.8% (5000万人)
ニュース雑誌 19.6% (4300万人)
TVのコメディアン 16.3% (3500万人)
ブログ 3.9% (800万人)

出典:Marin Association of REALTORS

 「米国人は従来メディアに加え,Webを利用するなど,さまざまな情報源からニュースを得ている。このため企業や団体が広告を打つ際には,さまざまなニュース・ソースを念頭に置いてアピールする必要がある」(Marin Association of REALTORS,CEOのEdward Segal氏)。

 この調査は9月21~23日にかけて,米国成人1000人を対象にアンケートを実施したもの。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20071002/283534/