おがやん日記 ~キャンカーと共に~

BADENからZiL520(522)へお乗り換え、人生一番の大博打。綴ってみよう備忘録と。

読書日記ー(11)

2016年06月28日 | 読書&映画&音楽 日記

こんにちは。

では、今回ご紹介する本はコチラ

 

森沢明夫 さんの 「 夏美のホタル 」です。

この本は、いつもではない上司に借りた本です(笑)  その上司も本好き。 今回まとめて借りたので、その借りた本の紹介が今後続くでしょう。。

あらすじです。(某HPより抜粋)

写真家志望の大学生・相羽慎吾。卒業制作間近、彼女の夏美と出かけた山里で、古びたよろず屋「たけ屋」を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子・ヤスばあちゃんと地蔵さんに、温かく迎え入れられた慎吾たちは、夏休みを「たけ屋」の離れで暮らすことに。夏空の下で過ごす毎日は、飽きることなくシャッターを切らせる。やがて、地蔵さんの哀しい過去を知った慎吾は、自らできることを探し始めるが…。心の故郷の物語。

 写真帯の通り、つい先日映画が公開されたばかりです。

さて、読んだ感想です。

多分、本屋で手に取るか?と言われると、のあらすじを見ても、多分触手は動かなかったと思います。。

物語の導入も??な部分から始まるので、何のこっちゃ?でしたし、主人公達が登場しだしても、淡々と、田舎へ来たストーリー展開・・・

このまま物語は、夏の一時を語られるのかな。。 と思っていましたが! が!

何でしょう。。コレがこの作者、森沢さんの上手さなのでしょう。。

いつの間にか、完全に引き込まれています。 主人公と一緒に、「夏よ終わらないでー」って思ってしまいます。 そして、、 再び例のアレです。(笑)

 

いつもは、電車の中で読書をするのですが、今回は、友達との待ち時間があった為、本屋さんでの立ち読み・・() イヤ、座り読み。 最近の本屋ってどうぞ読んで下さいスペースってあるじゃないですか。

で、その場所にて、イキナリの「泣きどころ突入」  があるとは。。 本屋で再び変態化状態してました(笑)   

そして、??の部分もすべて繋がる。 作者的意図も上手い。

登場人物の人間味、優しさがモロに表現されてて、読んでて気持ちがいいー (こんな良い人たちに出会いたいーって)

結局、本屋で読破しちゃいました

 

という事で、評価ですが 2つ半かな 3つでも良いんだけど・・・   

どちらにしても、オススメできる部類ですので、気になれば、手に取って下さいな。